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公開番号2024011455
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-25
出願番号2022113429
出願日2022-07-14
発明の名称防火戸
出願人ナブテスコ株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 5/16 20060101AFI20240118BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】火災時に、火炎を遮ることに加えて、煙を遮る防火戸を提供する。
【解決手段】防火戸は、開口に設けられる第1引戸21と、第1引戸21の全閉時に第1引戸21の第1戸先21Aと接触する第2引戸22と第1引戸21との間を塞ぐ第1弾性部材52と、を備える。第1引戸21は、ガラス板23の一端を支持する第1支持部材24Aと、第1引戸21の厚さ方向に離れて第1支持部材24Aに設けられた複数の障壁部材51と、を有する戸先側縦框24を第1戸先21Aに備える。第1弾性部材52は、複数の障壁部材51の間に戸先側縦框24の高さ方向の全面に取り付けられる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
開口に設けられる戸と、
前記戸の全閉時に前記戸の戸先と接触する接触部材と前記戸との間を塞ぐ弾性部材と、を備え、
前記戸は、ガラス板の一端を支持する支持部材と、前記戸の厚さ方向に離れて前記支持部材に設けられた複数の障壁部材と、を有する縦框を戸先に備え、
前記弾性部材は、前記複数の障壁部材の間に前記縦框の高さ方向の全面に取り付けられる
防火戸。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記弾性部材は、前記支持部材の前記複数の障壁部材の間、且つ前記支持部材の前記接触部材に対向する面に設けられる
請求項1に記載の防火戸。
【請求項3】
前記弾性部材は、前記支持部材の面に固定される本体部と、
前記本体部の両端から延出する延出部と、を備え、
前記本体部と前記延出部とは、前記弾性部材の延出方向から見たときに中空、且つ前記延出部の先端が離間した半円形を構成する
請求項2に記載の防火戸。
【請求項4】
前記弾性部材を備える第1戸と、
前記全閉時に前記第1戸の戸先と接触する前記接触部材である第2戸と、を備え、
前記第2戸は、ガラス板の一端を支持する支持部材と、前記第1戸の前記障壁部材の間に入り込む凸部と、を有する縦框を戸先に備え、
前記弾性部材は、前記複数の障壁部材の間に前記縦框の高さ方向の全面に取り付けられ、前記全閉時に前記凸部と接触する
請求項1に記載の防火戸。
【請求項5】
前記全閉時に前記戸の戸先は前記開口の縦枠に接触し、
前記縦枠は、前記戸の前記障壁部材の間に入り込む凸部を備え、
前記弾性部材は、前記全閉時に前記凸部と接触する
請求項1に記載の防火戸。
【請求項6】
前記全閉時に前記戸の戸先は前記開口の縦枠に接触し、
前記縦枠は、前記戸の戸先が入り込む凹部を備え、
前記弾性部材は、前記全閉時に前記凹部の底面と接触する
請求項1に記載の防火戸。
【請求項7】
前記開口に備えられる固定壁であって、前記全閉時に前記固定壁の中方立と前記戸の戸尻の縦框とが対向する前記固定壁と、
前記戸の戸尻の縦框の高さ方向の全面に設けられる第1煙止め部材と、
前記固定壁の中方立の高さ方向の全面に設けられる第2煙止め部材と、
前記弾性部材を第1弾性部材として、前記第1煙止め部材と前記第2煙止め部材との間を塞ぐ第2弾性部材と、を備え、
前記第2弾性部材は、前記第1煙止め部材と前記第2煙止め部材との一方の先端が前記第1煙止め部材と前記第2煙止め部材との他方に対向する面の高さ方向の全面に取り付けられる
請求項1~6のいずれか一項に記載の防火戸。
【請求項8】
前記第2弾性部材は、対向する面に固定される本体部と、
前記本体部の一方の端部から延出する延出部と、を備え、
前記本体部と前記延出部とは、延出方向から見たときにU字形を構成する
請求項7に記載の防火戸。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防火戸に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
建物に設置される防火戸が知られている。例えば、特許文献1に記載の防火戸は、開口を移動する扉、扉を駆動する駆動部、駆動部を制御する制御部、駆動部及び制御部を収容している横枠を備える。開口は、扉と横枠とにより常時閉鎖されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-26265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の防火戸では、火災時に、火炎を遮ることに加えて、煙を遮ることが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する防火戸は、開口に設けられる戸と、前記戸の全閉時に前記戸の戸先と接触する接触部材と前記戸との間を塞ぐ弾性部材と、を備え、前記戸は、ガラス板の一端を支持する支持部材と、前記戸の厚さ方向に離れて前記支持部材に設けられた複数の障壁部材と、を有する縦框を戸先に備え、前記弾性部材は、前記複数の障壁部材の間に前記縦框の高さ方向の全面に取り付けられる。
【0006】
上記構成によれば、弾性部材が戸先の障壁部材の間の全面に取り付けられる。このため、火災が起きている側から反対側に煙が戸の戸先と接触部材との隙間を通って流れることを抑制することができる。また、弾性部材が障壁部材の間に設けられるので、弾性部材が火災の熱に晒されることを抑制することができる。
【0007】
上記防火戸について、前記弾性部材は、前記支持部材の前記複数の障壁部材の間かつ前記支持部材の前記接触部材に対向する面に設けられることが好ましい。
上記防火戸について、前記弾性部材は、前記支持部材の面に固定される本体部と、前記本体部の両端から延出する延出部と、を備え、前記本体部と前記延出部とは、前記弾性部材の延出方向から見たときに中空、且つ前記延出部の先端が離間した半円形を構成することが好ましい。
【0008】
上記防火戸について、前記弾性部材を備える第1戸と、前記全閉時に前記第1戸の戸先と接触する前記接触部材である第2戸と、を備え、前記第2戸は、ガラス板の一端を支持する支持部材と、前記第1戸の前記障壁部材の間に入り込む凸部と、を有する縦框を戸先に備え、前記弾性部材は、前記複数の障壁部材の間に前記縦框の高さ方向の全面に取り付けられ、前記全閉時に前記凸部と接触することが好ましい。
【0009】
上記防火戸について、前記全閉時に前記戸の戸先は前記開口の縦枠に接触し、前記縦枠は、前記戸の前記障壁部材の間に入り込む凸部を備え、前記弾性部材は、前記全閉時に前記凸部と接触することが好ましい。
【0010】
上記防火戸について、前記全閉時に前記戸の戸先は前記開口の縦枠に接触し、前記縦枠は、前記戸の戸先が入り込む凹部を備え、前記弾性部材は、前記全閉時に前記凹部の底面と接触することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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