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公開番号2024003337
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-15
出願番号2022102411
出願日2022-06-27
発明の名称照明器具
出願人個人
代理人個人
主分類H05B 47/105 20200101AFI20240105BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】USBコネクタにより供給される電力により発光する場合の機能を拡張できる照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具1は、発光手段が実装された基板からなる光源(メインLEDモジュール32及び常夜灯LEDモジュール33)と、供給される直流電力を用いて前記光源を発光させる光源駆動回路(調光/調色回路及び調光回路)と、商用交流電源電圧による電力を、第1の電圧値(20V)の直流電力に変換して前記光源駆動回路に供給する第1の電源回路(AC/DC回路)と、USBコネクタにより供給される直流電力DCを、前記第1の電圧値(20V)から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値(5V)の範囲で変換して前記光源駆動回路に供給する第2の電源回路(USB/PD給電回路)とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
発光手段が実装された基板からなる光源と、
供給される直流電力を用いて前記光源を発光させる光源駆動回路と、
商用交流電源電圧による電力を、第1の電圧値の直流電力に変換して前記光源駆動回路に供給する第1の電源回路と、
USBコネクタにより供給される直流電力を、前記第1の電圧値から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値の範囲で変換して前記光源駆動回路に供給する第2の電源回路と、
を備えることを特徴とする照明器具。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
第1の発光手段が実装された基板からなる主光源と、
供給される直流電力を用いて前記主光源を発光させる主光源駆動回路と、
第2の発光手段が実装された基板からなる副光源と、
供給される直流電力を用いて前記副光源を発光させる副光源駆動回路と、
商用交流電源電圧による電力を、第1の電圧値の直流電力に変換する第1の電源回路と、
USBコネクタにより供給される直流電力を、前記第1の電圧値から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値の範囲で変換して出力する第2の電源回路と、
商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給される場合、前記第1の電源回路からの前記第1の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路に供給し、商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給されず、且つ前記USBコネクタから所定の給電規格の直流電源電圧が前記第2の電源回路に供給される場合、前記第2の電源回路からの前記第1の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路に供給するための切換を行う切換回路と、
を備えることを特徴とする照明器具。
【請求項3】
第1の発光手段が実装された基板からなる主光源と、
供給される直流電力を用いて前記主光源を発光させる主光源駆動回路と、
第2の発光手段が実装された基板からなる副光源と、
供給される直流電力を用いて前記副光源を発光させる副光源駆動回路と、
商用交流電源電圧による電力を、第1の電圧値の直流電力に変換する第1の電源回路と、
USBコネクタにより供給される直流電力を、前記第1の電圧値から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値の範囲で変換して出力する第2の電源回路と、
商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給される場合、前記第1の電源回路からの第1の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路に供給し、商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給されず、且つ前記USBコネクタから第1の給電規格の直流電源電圧が前記第2の電源回路に供給される場合、前記第2の電源回路からの前記第2の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路の内前記副光源駆動回路のみに供給し、商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給されず、且つ前記USBコネクタから第2の給電規格による直流電源電圧が前記第2の電源回路に供給される場合、前記第2の電源回路からの第1の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路に供給するための切換を行う切換回路と、
を備え、
前記第2の給電規格は、前記第1の給電規格よりも給電容量の大きい規格であることを特徴とする照明器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、LED等の発光手段を用いたシーリングライト等の照明器具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、一般に、LED等の発光手段を用いたシーリングライト等の照明器具は、一般戸建住宅や集合住宅などの一般建築物で広く使用されている。シーリングライト等の照明器具は、通常、天井(器具取付面)に設置された取付具(配線器具)から商用電源の供給を受け、壁スイッチの他、照明器具付属のリモートコントローラ(リモコン)のボタン操作等によって、点灯/消灯等が操作される。
【0003】
ここで、地震や台風など自然災害や発電設備の不具合などが発生して、商用電源の供給が停止する、あるいは住宅内における過電流発生により安全ブレーカが作動して電源が遮断すると、停電が発生して照明器具が突然消灯することになる。特に、夜間に停電が発生したときは、暗闇の中で、手探りで懐中電灯やランタン、ろうそくを探すことになり、また、安全ブレーカ等がダウンしたときは分電盤のスイッチを探すことになる。
【0004】
このような場合に、天井に設置された照明器具に防災用(非常用)の点灯装置が備えられていて、非常時に点灯することができれば、突然の暗闇の中で懐中電灯などを探す必要がなく、人々の不安を軽減することができる。
【0005】
そこで、突然の停電時の対策として、非常時に点灯させる非常用電源(バッテリ)を備えた照明器具が知られている。この照明器具は停電を検知すると、非常用電源(バッテリ)からの電力供給によって、点灯し、非常灯としての役割を果たすものである(特許文献1)。
【0006】
特許文献1には、平板状の本体と、前記本体の前面側に配置され複数のLEDが実装された基板からなる光源と、前記光源に配置された電源基板と、前記光源に電力を供給するバッテリと、前記本体に取り付けられ前記バッテリが取着自在に保持されるバッテリホルダと、前記本体の前面側を覆うセードを備え、前記バッテリホルダは、環状部と前記環状部の下面に前記バッテリを保持する脚部を有し、前記電源基板は、通常時は、前記光源と前記バッテリに電力を供給し、停電発生時は、前記バッテリから前記光源に電力を供給することを特徴とする照明器具が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-14901号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に記載の照明器具は、バッテリから光源に給電する際に、標準的なUSB規格による給電(電圧5V、最大15W以下)を行うことを前提とした設計の為、バッテリから光源に給電される電力に制約があり、バッテリ給電時は、光源の調光及び調色の両方が行えず、リモートコントローラによる光源の発光のオン/オフしか出来なかった。
【0009】
本発明は、USBコネクタにより供給される電力により発光する場合の機能を拡張できる照明器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1に記載の発明の照明器具は、発光手段が実装された基板からなる光源と、供給される直流電力を用いて前記光源を発光させる光源駆動回路と、商用交流電源電圧による電力を、第1の電圧値の直流電力に変換して前記光源駆動回路に供給する第1の電源回路と、USBコネクタにより供給される直流電力を、前記第1の電圧値から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値の範囲で変換して前記光源駆動回路に供給する第2の電源回路と、を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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