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公開番号2023170277
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-01
出願番号2022081896
出願日2022-05-18
発明の名称連続炉
出願人株式会社Feel
代理人個人,個人,個人
主分類F27B 9/10 20060101AFI20231124BHJP(炉,キルン,窯;レトルト)
要約【課題】連続炉の安全性を高める。
【解決手段】対象物を加熱する連続炉は、対象物を搬送しながら加熱する加熱部と、対象物を前記加熱部に投入する投入部と、加熱部によって加熱された対象物を排出する排出部と、を備える。投入部は、水中の対象物を加熱部へ搬入する搬入装置を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象物を加熱する連続炉であって、
前記対象物を搬送しながら加熱する加熱部と、
前記対象物を前記加熱部に投入する投入部と、
前記加熱部によって加熱された前記対象物を排出する排出部と、を備え、
前記投入部は、水中の前記対象物を前記加熱部へ搬入する搬入装置を含む、連続炉。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記排出部は、前記加熱部によって加熱された前記対象物を水中へ投下させる投下部を含む、請求項1に記載の連続炉。
【請求項3】
前記排出部は、前記投下部によって水中へ投下された前記対象物を水中から搬出する搬出装置を含む、請求項2に記載の連続炉。
【請求項4】
前記加熱部の内部の空間と前記搬入装置の内部の空間とが繋がっている、請求項1に記載の連続炉。
【請求項5】
前記搬入装置の内部の空間と前記投下部の内部の空間とが繋がっている、請求項2に記載の連続炉。
【請求項6】
前記加熱部に過熱水蒸気を導入する過熱器を備える、請求項1~5のいずれか一項に記載の連続炉。
【請求項7】
前記対象物から生じた溶融物を収容する第1タンクを備える、請求項1~5のいずれか一項に記載の連続炉。
【請求項8】
前記対象物から生じたガスを収容する第2タンクを備える、請求項1~5のいずれか一項に記載の連続炉。
【請求項9】
前記搬入装置の内部に位置する水面の位置が、前記搬入装置の周囲に位置する水面の位置よりも低い、請求項1~5のいずれか一項に記載の連続炉。
【請求項10】
前記投下部の内部に位置する水面の位置が、前記投下部の周囲に位置する水面の位置よりも低い、請求項2に記載の連続炉。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、廃棄物などの対象物を加熱する連続炉に関する。本発明は特に、金属及び樹脂を含む廃棄物を加熱することにより、廃棄物に含まれる樹脂を溶融させて回収する連続炉に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
廃棄物に含まれる樹脂を溶融させて回収する装置は、油化装置とも呼ばれる。様々な方式の油化装置が提案されている。例えば、樹脂を溶融させて回収するだけでなく、残った有機物を炭化させる複合油化装置が提案されている。また、油化装置の大型化への要求に応えるため、連続炉を用いた油化装置も提案されている。連続炉は、廃棄物などの対象物を炉の内部で移動させながら連続的に対象物を加熱する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-33333号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
油化装置の大型化や複合化が進むと、内部の雰囲気の制御の難易度が高くなる。この点を考慮し、可動のシャッターや蓋などを用いて内部を複数の空間に区画することが提案されている。しかしながら、機械的に可動する構成要素が増えるほど、熱変形に起因する故障、人為的ミスに起因する事故のリスクなどが高くなる。このようなリスクは、装置が大型になるほど、また装置の内部の温度が高くなるほど、高くなる。
【0005】
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、高い安全性を実現できる連続炉を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、対象物を加熱する連続炉であって、
前記対象物を搬送しながら加熱する加熱部と、
前記対象物を前記加熱部に投入する投入部と、
前記加熱部によって加熱された前記対象物を排出する排出部と、を備え、
前記投入部は、水中の前記対象物を前記加熱部へ搬入する搬入装置を含む、連続炉である。
【0007】
本発明による連続炉において、前記排出部は、前記加熱部によって加熱された前記対象物を水中へ投下させる投下部を含んでいてもよい。
【0008】
本発明による連続炉において、前記排出部は、前記投下部によって水中へ投下された前記対象物を水中から搬出する搬出装置を含んでいてもよい。
【0009】
本発明による連続炉において、前記加熱部の内部の空間と前記搬入装置の内部の空間とが繋がっていてもよい。
【0010】
本発明による連続炉において、前記搬入装置の内部の空間と前記投下部の内部の空間とが繋がっていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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