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公開番号2023088802
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-27
出願番号2021203763
出願日2021-12-15
発明の名称自動お酌マシーン
出願人個人
代理人個人
主分類B67D 1/08 20060101AFI20230620BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】お酒を自動で供給する自動お酒供給装置(自動お酌マシーン)を提供する。
【解決手段】本発明は、お酒保管容器を収納し、保管容器内のお酒を自動で汲み出し排出する機能を有するお酒保管手段、お酒保管手段から排出されたお酒を貯留できるお酒貯留容器を有し、貯留したお酒を1つまたは複数の受け容器に自動で供給するお酒供給手段、および受け容器を設置する受け容器設置手段を含む自動お酌マシーンであり、お酒保管手段は、さらにお酒注入口、お酒汲み出しポンプ、お酒保管容器とお酒汲み出しポンプを接続するお酒吸い出しチューブ、お酒汲み出しポンプと前記お酒注入口を接続するお酒排出チューブを含み、お酒汲み出しポンプを自動で動かしてお酒保管容器内のお酒を汲み出して前記お酒吸い出しチューブおよびお酒排出チューブを通してお酒注入口へ移動させて、お酒供給手段のお酒貯留容器にお酒を注入する機能を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
お酒保管容器を収納し、前記保管容器内のお酒を自動で汲み出し排出する機能を有するお酒保管手段、
前記お酒保管手段から排出されたお酒を貯留できるお酒貯留容器を有し、貯留したお酒を1つまたは複数の受け容器に自動で供給するお酒供給手段、および
前記受け容器を設置する受け容器設置手段
を含む自動お酌マシーン。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記お酒保管手段は、さらにお酒注入口、お酒汲み出しポンプ、前記お酒保管容器と前記お酒汲み出しポンプを接続するお酒吸い出しチューブ、前記お酒汲み出しポンプと前記お酒注入口を接続するお酒排出チューブを含み、
前記お酒汲み出しポンプを自動で動かして前記お酒保管容器内のお酒を汲み出して前記お酒吸い出しチューブおよびお酒排出チューブを通してお酒注入口へ移動させて、前記お酒供給手段のお酒貯留容器にお酒を注入する機能を有することを特徴とする、請求項1に記載の自動お酌マシーン。
【請求項3】
前記お酒汲み出しポンプは蠕動ポンプであることを特徴とする、請求項2に記載の自動お酌マシーン。
【請求項4】
前記お酒供給手段は、さらに略L字形状のアームを有し、前記アームの一端(アームA端とする)が台座(お酒供給手段設置用台座という)に設置され、前記お酒供給手段設置用台座に対して平行に回転する回転機能(回転機能Aとする)を有することを特徴とする、請求項1~3のいずれかの項に記載の自動お酌マシーン。
【請求項5】
前記回転機能Aは、サーボモーター(サーボモーターAとする)による回転機能であり、
前記サーボモーターAは前記お酒供給手段設置用台座に固定されており、かつ前記サーボモーターAの回転部が前記アームA端に回転自在に固定されているか、あるいは
前記サーボモーターAが前記アームA端に回転自在に固定されており、かつ前記サーボモーターAの回転部が前記お酒供給手段設置用台座に固定されていることを特徴とする、請求項4に記載の自動お酌マシーン。
【請求項6】
前記アームの他端(アームB端とする)に、前記お酒貯留容器が取り外し可能に固定されており、前記お酒貯留容器は前記アームに対して回転する機能(回転機能Bとする)を有することを特徴とする、請求項4または5に記載の自動お酌マシーン。
【請求項7】
前記回転機能Bは、サーボモーター(サーボモーターBとする)による回転機能であり、
前記アームB端に前記サーボモーターBが備わり、
前記サーボモーターBの回転部が前記お酒貯留容器に取り外し可能に固定されており、前記お酒貯留容器は前記サーボモーターBの回転機能により、前記アームに対して回転する機能を有するか、あるいは、
前記お酒貯留容器に前記サーボモーターBが取り外し可能に固定されており、前記サーボモーターBの回転部が前記アームB端に固定されていることを特徴とする、請求項6に記載の自動お酌マシーン。
【請求項8】
前記お酒貯留容器は2つの節間と前記2つの節間の間に節を有する竹筒形状の容器であり、一方の節間(A節間という)は他端が竹筒の軸に対して斜め方向の切断面を持つ開口部およびお酒を貯留する内部空間を有しており、他方の節間(B節間という)に前記サーボモーターBまたはサーボモーターBの回転部が取り付けられることを特徴とする、請求項7に記載の自動お酌マシーン。
【請求項9】
B節間の側面に開口部(B節間側面開口部という)を有し、前記B節間側面開口部からB節間の内部空間に前記サーボモーターBの回転部が挿入されて、前記サーボモーターBの回転部がB節間に固定されるか、あるいは、
B節間の側面に開口部(B節間側面開口部という)を有し、前記B節間側面開口部からB節間の内部空間に前記サーボモーターBが挿入されて、前記サーボモーターBがB節間に固定されることを特徴とする、請求項8に記載の自動お酌マシーン。
【請求項10】
前記お酒供給手段が台座面に対して平行に回転する回転機能Aおよび前記お酒貯留容器が回転する回転機能Bにより、前記お酒供給手段が動作してA節間の開口部が前記お酒保管手段のお酒注入口の下方に配置されて、A節間の内側空間にお酒を注入する機能を有することを特徴とする、請求項6~9のいずれかの項に記載の自動お酌マシーン。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、お酒を自動で供給する自動お酌(お酒供給)マシーンに関する。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
日本人はお酒を飲むのを楽しみにしている。その日の疲れや日頃の不満を、お酒を飲むことで癒すことができる。祭りや慶事など祝い事でも皆で酒盛りをする。弔事でも故人を偲びながら皆でお酒を飲む。皆で飲むときにお酌という古くからの日本の習慣がある。お酌とは「お酒を酌み交わす」という意であり、たとえば結婚式の三三九度のような固めの盃がある。これは巫女さんが注いでくれたお酒で杯を交わすことにより、夫婦の縁を結ぶ。逆に「別れの盃」というのもある。今生の別れのようなときには酒を注ぎ合って決別した。このように杯を交わすということは、縁を結んだり、切ったりすることに深くかかわっていた。現代では、宴会などでお酌をする習慣があるが、この場合のお酌は、親交を深める、といった意味だと解釈できる。そして多くの場合は、平社員から上司に、女性から男性に、後輩から先輩に、など、目下の立場の人間が目上の立場の人間にお酌をするという習慣になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3228301号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の人とお酒を飲むときに、他の人にお酒を勧めたり、または勧められたりするのが煩わしいことがある。特に上司や飲みたくない人との宴席で彼らにお酌をするのは嫌なものである。彼らからお酌されると飲みたくないときでも断ることができないという問題もある。お酌をすることを専門にする人を呼ぶと費用もかかり懐が寂しくなる。また、1人で飲むときは自分で手酌をして飲むのも寂しいものである。特許文献1では冷酒自動供給機が提案されているが、コイン投入式自動供給機であり、お酌をするという機能はない。人間がお酌をするということがなくなれば上記課題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明は人間が介在せず自動でお酒を汲んでくれる自動お酌マシーン(装置)を提供する。具体的には以下の特徴を有する。
(1)本発明は、お酒保管容器を収納し、前記保管容器内のお酒を自動で汲み出し排出する機能を有するお酒保管手段、前記お酒保管手段から排出されたお酒を貯留できるお酒貯留容器を有し、貯留したお酒を1つまたは複数の受け容器に自動で供給するお酒供給手段、および前記受け容器を設置する受け容器設置手段を含む自動お酌マシーンであり、前記お酒保管手段は、さらにお酒注入口、お酒汲み出しポンプ、前記お酒保管容器と前記お酒汲み出しポンプを接続するお酒吸い出しチューブ、前記お酒汲み出しポンプと前記お酒注入口を接続するお酒排出チューブを含み、前記お酒汲み出しポンプを自動で動かして前記お酒保管容器内のお酒を汲み出して前記お酒吸い出しチューブおよびお酒排出チューブを通してお酒注入口へ移動させて、前記お酒供給手段のお酒貯留容器にお酒を注入する機能を有し、前記お酒汲み出しポンプは蠕動ポンプであることを特徴とする。
【0006】
(2)本発明は、(1)に加えて、前記お酒供給手段は、さらに略L字形状のアームを有し、前記アームの一端(アームA端とする)が台座(お酒供給手段設置用台座という)に設置され、前記お酒供給手段設置用台座に対して平行に回転する回転機能(回転機能Aとする)を有し、前記回転機能Aは、サーボモーター(サーボモーターAとする)による回転機能であり、前記サーボモーターAは前記お酒供給手段設置用台座に固定されており、かつ前記サーボモーターAの回転部が前記アームA端に回転自在に固定されているか、あるいは前記サーボモーターAが前記アームA端に回転自在に固定されており、かつ前記サーボモーターAの回転部が前記お酒供給手段設置用台座に固定されていることを特徴とする。
【0007】
(3)本発明は、(1)または(2)に加えて、前記アームの他端(アームB端とする)に、前記お酒貯留容器が取り外し可能に固定されており、前記お酒貯留容器は前記アームに対して回転する機能(回転機能Bとする)を有し、前記回転機能Bは、サーボモーター(サーボモーターBとする)による回転機能であり、前記アームB端に前記サーボモーターBが備わり、前記サーボモーターBの回転部が前記お酒貯留容器に取り外し可能に固定されており、前記お酒貯留容器は前記サーボモーターBの回転機能により、前記アームに対して回転する機能を有するか、あるいは、前記お酒貯留容器に前記サーボモーターBが取り外し可能に固定されており、前記サーボモーターBの回転部が前記アームB端に固定されていることを特徴とする。
【0008】
(4)本発明は、(1)または(2)または(3)に加えて、前記お酒貯留容器は2つの節間と前記2つの節間の間に節を有する竹筒形状の容器であり、一方の節間(A節間という)は他端が竹筒の軸に対して斜め方向の切断面を持つ開口部およびお酒を貯留する内部空間を有しており、他方の節間(B節間という)に前記サーボモーターBまたはサーボモーターBの回転部が取り付けられ、B節間の側面に開口部(B節間側面開口部という)を有し、前記B節間側面開口部からB節間の内部空間に前記サーボモーターBの回転部が挿入されて、前記サーボモーターBの回転部がB節間に固定されるか、あるいは、B節間の側面に開口部(B節間側面開口部という)を有し、前記B節間側面開口部からB節間の内部空間に前記サーボモーターBが挿入されて、前記サーボモーターBがB節間に固定されることを特徴とする。
【0009】
(5)本発明は、(1)または(2)または(3)または(4)に加えて、前記お酒供給手段が台座面に対して平行に回転する回転機能Aおよび前記お酒貯留容器が回転する回転機能Bにより、前記お酒供給手段が動作してA節間の開口部が前記お酒保管手段のお酒注入口の下方に配置されて、A節間の内側空間にお酒を注入する機能を有し、また前記お酒供給手段の回転機能Aおよび前記お酒貯留容器の回転機能Bにより、前記お酒供給手段が動作してお酒貯留容器の開口部から前記受け容器設置手段に配置された受け容器にお酒を供給する機能を有し、さらに前記お酒供給手段設置用台座の台座面に対して平行に回転する回転機能Aにより前記お酒供給手段が所定位置に移動した後、前記回転機能Bにより前記お酒貯留容器が回転してA節間の開口部が前記受け容器設置手段に配置された受け容器にお酒を供給可能な位置まで下がる機能を有することを特徴とする。
【0010】
(6)本発明は、(1)または(2)または(3)または(4)または(5)に加えて、A節間に液面センサーを配置してA節間に注入するお酒の量を調節する機能を有し、またお酒保管手段および/またはお酒供給手段はお酒を加熱する機能を有し、および/またはお酒保管手段および/またはお酒供給手段はお酒を冷却する機能を有し、また前記受け容器設置手段は重量センサーを備えており、前記受け容器内のお酒の量を検知する機能を有し、前記受け容器が受け容器設置手段に配置されたことを検知して、前記お酒供給手段が移動して、前記受け容器にお酒を供給する機能を有し、さらに前記お酒供給手段から前記受け容器にお酒を供給するお酒の量が所定以下になったときに、前記お酒供給手段が移動して前記お酒保管手段のお酒注入口の下方に配置されて、前記お酒供給手段にお酒を注入する機能を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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