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公開番号2023091213
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-30
出願番号2021205841
出願日2021-12-20
発明の名称飲料供給装置
出願人ホシザキ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B67D 1/08 20060101AFI20230623BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】小型の水筒やタンブラー等の高さの高い飲用容器を載置可能とするために載置部のカバー部の高さが高くなっても、コストの増加や着脱性を損ねることなくカバー部が左右に傾きにくくする。
【解決手段】飲料供給装置10は、ハウジング11内の前部に飲料生成部31と、飲料生成部31にて生成された飲料を注出する飲料注出部42と、飲料注出部42から注出される飲料を受ける飲用容器を載置する載置部23と、ハウジング内にて載置部23の後側に配設された仕切板22とを備え、載置部23は、飲用容器を載置する受台部24と、受台部24の上側に設けられて受台部24の上側の後方を覆う後壁27bを有したカバー部27とを備え、カバー部27の後壁27bの後面上部には係合部27fを設け、仕切板22には係合部27fと係合する被係合部28を設け、カバー部27の上部が左右方向に傾かないように係合部27fを被係合部28に係合させた。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
ハウジング内の前部にて飲料を生成する飲料生成部と、
前記ハウジング内の前部にて前記飲料生成部で生成された飲料を注出する飲料注出部と、
前記ハウジング内の前部にて前記飲料注出部から注出される飲料を受ける飲用容器を載置する載置部と、
前記ハウジング内の前記載置部の後側に配設されて前記ハウジング内を前後に仕切る仕切板とを備えた飲料供給装置であって、
前記載置部は、前記ハウジング内の前部に配設されて前記飲用容器を載置する受台部と、前記受台部の上側に設けられて前記受台部の上側の少なくとも後方を覆う後壁を有したカバー部とを備え、
前記カバー部の後壁の後面上部と、前記仕切板における前記カバー部の後壁の後面上部と対向する位置との一方と他方には、互いに係合することによって前記カバー部の後壁上部が左右方向に移動するのを規制する係合部と被係合部とを設けたことを特徴とする飲料供給装置。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の飲料供給装置において、
前記カバー部は前記受台部の上方を覆う上壁を備え、
前記上壁には前記飲料注出部を前記受台部に対して水平方向に位置決めする位置決め凹部を形成したことを特徴とする飲料供給装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の飲料供給装置において、
前記カバー部の後壁の後面上部には前記係合部として後方に突出する左右一対の係合板部と、
前記仕切板における前記左右一対の係合板部と対向する位置には前記被係合部として前方に突出して前記左右一対の係合板部の間に係合する被係合突部とを備えたことを特徴とする飲料供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料生成部で生成した飲料を飲料注出部から載置部に載置したカップ等の飲用容器に注出して供給する飲料供給装置に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には利用者に茶やコーヒー等の飲料を提供する飲料ディスペンサ(飲料供給装置)の発明が開示されている。この飲料ディスペンサは、外装を構成する筐体(ハウジング)を備え、筐体の内部は仕切板によって前部のミキシング機構室と後部の機械室に仕切られている。筐体内のミキシング機構室には、上部に飲料の粉末原料を貯えるキャニスタと、キャニスタの下側に粉末原料と水とを撹拌・混合して飲料を生成するミキシングケースとが設けられている。また、筐体内のミキシング機構室の底部にはカップ等の飲用容器を載置するカップステージ(受台部)と、カップステージに載置したカップ等の飲用容器の左右の側方、後方及び上方を覆う注出部カバーと、カップステージの上側にミキシングケースで生成された飲料をカップステージの飲用容器に案内するドリンクガイドが設けられている。
【0003】
この飲料ディスペンサにおいては、キャニスタ内の粉末原料と原料水となる水とがミキシングケース内に供給されると、ミキシングケース内で粉末原料と水が撹拌・混合されて飲料が生成され、生成された飲料はドリンクガイドによってカップステージに載置したカップ等の飲料容器の上側まで案内されて注出口(飲料注出部)からカップ等の飲用容器に注出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-102786号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の飲料ディスペンサにおいては、カップステージや注出部カバーには飲料の注出時に溢出する飲料が付着したり、注出時に跳ね上がる飲料が付着するので、カップステージや注出部カバーを筐体内から着脱可能にして、カップステージや注出部カバーを取り外した状態で洗浄等のメンテナンスを可能としている。この種の飲料ディスペンサにおいては、カップのような高さの低い飲用容器に飲料を供給可能としているが、小型の水筒やタンブラー等の高さの高い飲用容器に飲料を供給可能とすることが求められている。この場合に、注出部カバーの高さを高くするとともに、ドリンクガイドの配設位置を高くすることで、小型の水筒やタンブラー等の高さの高い飲用容器をカップステージに載置できるようになる。この種の飲料ディスペンサでは、カップステージや注出部カバーは樹脂材を成形加工したものが用いられており、注出部カバーの高さを高くしたときには、注出部カバーの上部が左右方向に歪んで傾くおそれがあり、ドリンクガイドに設けた注出口が左右方向の中央から左右にずれるおそれがある。これに対し、注出部カバーの肉厚を厚くしたり、注出部カバーをねじ等で後側の仕切板に固定すれば、注出部カバーの上部が左右方向に歪んで傾きにくくなる。しかし、注出部カバーの肉厚を厚くしたときには製造コストが高くなり、注出部カバーをねじ等で仕切板に固定すると着脱性が悪くなるとともに見栄えが悪くなる問題がある。本発明は、小型の水筒やタンブラー等の高さの高い飲用容器を載置可能とするために載置部のカバー部の高さが高くなっても、コストの増加や着脱性を損ねることなくカバー部が左右に傾きにくくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記課題を解決するため、ハウジング内の前部にて飲料を生成する飲料生成部と、ハウジング内の前部にて飲料生成部で生成された飲料を注出する飲料注出部と、ハウジング内の前部にて飲料注出部から注出される飲料を受ける飲用容器を載置する載置部と、ハウジング内の載置部の後側に配設されてハウジング内を前後に仕切る仕切板とを備えた飲料供給装置であって、載置部は、ハウジング内の前部に配設されて飲用容器を載置する受台部と、受台部の上側に設けられて受台部の上側の少なくとも後方を覆う後壁を有したカバー部とを備え、カバー部の後壁の後面上部と、仕切板におけるカバー部の後壁の後面上部と対向する位置との一方と他方には、互いに係合することによってカバー部の後壁上部が左右方向に移動するのを規制する係合部と被係合部とを設けたことを特徴とする飲料供給装置を提供するものである。
【0007】
上記のように構成した飲料供給装置においては、載置部は、ハウジング内の前部に配設されて飲用容器を載置する受台部と、受台部の上側に設けられて受台部の上側の少なくとも後方を覆う後壁を有したカバー部とを備え、カバー部の後壁の後面上部と、仕切板におけるカバー部の後壁の後面上部と対向する位置との一方と他方には、互いに係合することによってカバー部の後壁上部が左右方向に移動するのを規制する係合部と被係合部とが設けられている。係合部が被係合部に係合することにより、載置部のカバー部の上部は左右に歪んで傾きにくくなる。これにより、カバー部の高さが高いものであっても、カバー部の肉厚を厚くして製造コストが高くなったり、カバー部をねじ等で仕切板に固定して着脱性が悪くならずに、カバー部の上部が左右方向に歪んで傾くのを防ぐことができる。
【0008】
上記のように構成した飲料供給装置においては、カバー部は受台部の上方を覆う上壁を備え、上壁には飲料注出部を受台部に対して水平方向に位置決めする位置決め凹部を形成するのが好ましい。このようにしたときには、カバー部の上部が左右方向に傾かないようになるので、カバー部の上壁の位置決め凹部が受台部に対して左右方向にずれないようになり、位置決め凹部に位置決めされる飲料注出部が受台部に対して左右方向にずれないようにすることができる。
【0009】
上記のように構成した飲料供給装置においては、カバー部の後壁の後面上部には係合部として後方に突出する左右一対の係合板部と、仕切板における左右一対の係合板部と対向する位置には被係合部として前方に突出して左右一対の係合板部の間に係合する被係合突部とを備えるのが好ましい。このようにしたときには、載置部をハウジング内に取り付けるときに、仕切板の係合突部を左右一対の被係合板部の間に差し込むように載置部を後方に移動させた後で、載置部を下方に移動させることでハウジングの前側底部に取り付けられるようになり、載置部の着脱操作を容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の飲料供給装置の正面図である。
図1の斜視図である。
図1の前面パネルを取り外した状態の斜視図である。
A-A線での縦方向断面図である。
図3の載置部と被係合突部と飲料ガイドを前側に移動させた分解斜視図である。
載置部を前方から見た斜視図である。
載置部のカバー部を後方から見た斜視図である。
仕切板の後側から見た斜視図であり、一点鎖線で示した円形内の拡大図は仕切板を示さないようにして係合板部と被係合突部等を実線で示した図である。
ベースに形成した原料水供給口に給湯部と給水部が接続された状態を示す概略図である。
給湯部と給水部の概略図である。
制御装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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