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公開番号
2025181772
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2025088860
出願日
2025-05-28
発明の名称
口腔用組成物
出願人
三洋化成工業株式会社
,
学校法人日本大学
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
A61K
8/365 20060101AFI20251204BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】使用直後だけでなく、持続的に口腔内湿潤度を向上可能な口腔用組成物を提供すること。
【解決手段】オキソ酸基に含まれるヒドロキシ基を2つ以上有する化合物(X1)及びその塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の物質(X)と、セルロース類(Y)とを含有し、前記オキソ酸基は、炭素原子またはリン原子を1つの中心原子とし、当該中心原子にヒドロキシ基及びオキソ基が結合した構造の基であり、前記物質(X)の分子量が20000以下である口腔用組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
オキソ酸基に含まれるヒドロキシ基を2つ以上有する化合物(X1)及びその塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の物質(X)と、セルロース類(Y)とを含有し、
前記オキソ酸基は、炭素原子またはリン原子を1つの中心原子とし、当該中心原子にヒドロキシ基及びオキソ基が結合した構造の基であり、
前記物質(X)の分子量が20000以下である口腔用組成物。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
さらに、キサンタンガム、ポリ-γ-グルタミン酸ナトリウム、ポリアルキレングリコール及びグリセリンからなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物(Z)を含む請求項1に記載の口腔用組成物。
【請求項3】
前記物質(X)の重量割合が、前記口腔用組成物の重量を基準として0.01~5重量%である請求項1又は2に記載の口腔用組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、口腔用組成物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ドライマウスが問題視されている。ドライマウスになると、唾液分泌量が低下して唾液の質に異常をきたし、のどの渇き、口の中の乾燥、痛み、及び不快感等が生じうる。また、口の中にべとべとした不快感が生じたり、会話が困難となったり、口臭の発生等を伴うこともある。さらに重症化すると、口腔内菌叢の変化から、う蝕、歯周疾患、種々の感染症等、口腔機能のみならず全身健康の不全を生ずることもある。
【0003】
ドライマウスを緩和する方法として、人工唾液を噴霧する方法、ならびに、口腔保湿剤及び口腔湿潤剤等により口腔内の保湿をする方法等が知られている。これらの方法は、ドライマウスを一時的に緩和するが根本的に解決する方法ではない。
唾液の分泌を促進しドライマウスを緩和する方法も検討されており、例えば特許文献1においては、ポリグルタミン酸及び/又はその塩とアスパラサス・リネアリス(Aspalathus linearis)抽出物とを含む口腔用組成物が検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6841222号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の口腔用組成物は、使用直後は唾液分泌が促進されてドライマウスの症状が改善するが、効果の持続性が不充分であり、改善が求められている。
【0006】
本発明の課題は、使用直後だけでなく、持続的に口腔内湿潤度を向上可能な口腔用組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。
即ち本発明は、オキソ酸基に含まれるヒドロキシ基を2つ以上有する化合物(X1)及びその塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の物質(X)と、セルロース類(Y)とを含有し、前記オキソ酸基は、炭素原子またはリン原子を1つの中心原子とし、当該中心原子にヒドロキシ基及びオキソ基が結合した構造の基であり、前記物質(X)の分子量が20000以下である口腔用組成物である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、使用直後だけでなく、持続的に口腔内湿潤度を向上可能な口腔用組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の口腔用組成物は、オキソ酸基に含まれるヒドロキシ基を2つ以上有する化合物(X1)及びその塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の物質(X)と、セルロース類(Y)とを含有し、前記オキソ酸基は、炭素原子またはリン原子を1つの中心原子とし、当該中心原子にヒドロキシ基及びオキソ基が結合した構造の基であり、前記物質(X)の分子量が20000以下である組成物である。
【0010】
[物質(X)]
本発明の口腔用組成物は、物質(X)を含む。
物質(X)は、オキソ酸基に含まれるヒドロキシ基を2つ以上有する化合物(X1)及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、分子量は20000以下である(ただし、セルロース類は除く)。
物質(X)として、化合物(X1)を1種単独で使用してもよいし2種以上を使用してもよい。また化合物(X1)の塩についても1種単独で使用してもよいし2種以上を使用してもよい。また化合物(X1)と化合物(X1)の塩を各1種以上ずつ使用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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