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公開番号2025181410
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-11
出願番号2024089379
出願日2024-05-31
発明の名称フッ化物イオン伝導体、および、フッ化物イオン電池
出願人日本特殊陶業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01B 1/06 20060101AFI20251204BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 フッ化物イオン伝導体において、フッ化物イオン伝導率の低下を抑制しつつ、気孔率を低下させる技術を提供する。
【解決手段】 フッ化物イオン伝導体は、フッ素と、イットリウムと、バリウムと、を含む焼結体からなる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
フッ化物イオン伝導体であって、
フッ素と、イットリウムと、バリウムと、を含む焼結体からなることを特徴とする、
フッ化物イオン伝導体。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
請求項1に記載のフッ化物イオン伝導体であって、
フッ素の含有率は、69mol%以上であることを特徴とする、
フッ化物イオン伝導体。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のフッ化物イオン伝導体であって、
気孔率は、5%以下であることを特徴とする、
フッ化物イオン伝導体。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載のフッ化物イオン伝導体であって、
フッ化物イオン伝導率は、0.5×10
-7
S/cm以上であることを特徴とする、
フッ化物イオン伝導体。
【請求項5】
フッ化物イオン電池であって、
請求項1または請求項2に記載のフッ化物イオン伝導体を備える、
フッ化物イオン電池。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フッ化物イオン伝導体、および、フッ化物イオン電池に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、内部をフッ化物イオンが移動可能なフッ化物イオン伝導体が知られている(例えば、特許文献1,2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2023/100599号
特開2018-77986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1,2のような先行技術によっても、フッ化物イオン伝導体において、フッ化物イオン伝導率の低下を抑制しつつ、気孔率を低下させる技術については、なお、改善の余地があった。
【0005】
本発明は、フッ化物イオン伝導体において、フッ化物イオン伝導率の低下を抑制しつつ、気孔率を低下させる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
【0007】
(1)本発明の一形態によれば、フッ化物イオン伝導体が提供される。このフッ化物イオン伝導体は、フッ素と、イットリウムと、バリウムと、を含む焼結体からなる。
【0008】
この構成によれば、フッ化物イオン伝導体は、フッ素と、イットリウムと、バリウムと、を含む焼結体からなる。フッ素とイットリウムとバリウムとを含む焼結体は、焼結性が優れているため、気孔が形成されにくい。これにより、フッ化物イオンの伝導経路が比較的多くなるため、フッ化物イオン伝導率の低下が抑制される。したがって、フッ化物イオン伝導体において、フッ化物イオン伝導率の低下を抑制しつつ、気孔率を低下させることができる。
【0009】
(2)上記形態のフッ化物イオン伝導体において、フッ素の含有率は、69mol%以上であってもよい。この構成によれば、フッ化物イオン伝導体である焼結体は、フッ素と、イットリウムと、バリウムと、を含んでおり、フッ素を69mol%以上含んでいる。これにより、フッ化物イオン伝導体におけるフッ化物イオン伝導率を大きくすることができる。
【0010】
(3)上記形態のフッ化物イオン伝導体において、気孔率は、5%以下であってもよい。この構成によれば、気孔率が、5%以下であるため、フッ化物イオン伝導体である焼結体は、フッ化物イオンの伝導経路が比較的多くなる。これにより、フッ化物イオン伝導体におけるフッ化物イオン伝導率の低下を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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