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公開番号2025179585
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-10
出願番号2024086429
出願日2024-05-28
発明の名称光源
出願人日亜化学工業株式会社
代理人弁理士法人iX
主分類H10H 20/00 20250101AFI20251203BHJP()
要約【課題】消費電力を低減できる光源の提供。
【解決手段】光源は、1以上の直列接続された第1発光素子を有する第1発光部と、第1発光素子の数よりも多い複数の直列接続された第2発光素子を有する第2発光部と、第1発光素子及び第2発光素子に電力を供給する電源と、第1発光素子及び第2発光素子を所定の明るさに点灯させる制御部とを備える。第1発光部と第2発光部とは電源に対して並列接続され、第1発光素子の第1発光ピーク波長と第2発光素子の第2発光ピーク波長とは異なり、第2発光素子の第2順方向電圧は第1発光素子の第1順方向電圧よりも低く、第1発光部における順方向電圧である第1電圧と、第2発光部における順方向電圧である第2電圧との差の絶対値は、第2発光素子の前記第2順方向電圧よりも低い。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板上に配置され、1以上の直列接続された第1発光素子を有する第1発光部と、
前記基板上に配置され、前記第1発光素子の数よりも多い複数の直列接続された第2発光素子を有する第2発光部と、
前記第1発光素子及び前記第2発光素子に電力を供給する電源と、
前記第1発光素子及び前記第2発光素子を所定の明るさに点灯させる制御部と、
を備え、
前記第1発光部と前記第2発光部とは、前記電源に対して並列接続され、
前記第1発光素子の第1発光ピーク波長と、前記第2発光素子の第2発光ピーク波長とは異なり、
前記第2発光素子の第2順方向電圧は、前記第1発光素子の第1順方向電圧よりも低く、
前記第1発光部における順方向電圧である第1電圧と、前記第2発光部における順方向電圧である第2電圧との差の絶対値は、前記第2発光素子の前記第2順方向電圧よりも低い、光源。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記第1電圧は、前記第2電圧よりも低く、
前記制御部は、前記第1発光素子の第1デューティ比が、前記第2発光素子の第2デューティ比よりも低くなるように、前記第1デューティ比及び前記第2デューティ比を制御する、請求項1に記載の光源。
【請求項3】
前記第2電圧は、前記第1電圧よりも低く、
前記制御部は、前記第2発光素子の第2デューティ比が、前記第1発光素子の第1デューティ比よりも低くなるように、前記第1デューティ比及び前記第2デューティ比を制御する、請求項1に記載の光源。
【請求項4】
前記第1発光素子の第1積算電流値は、前記第2発光素子の第2積算電流値よりも低い、請求項2に記載の光源。
【請求項5】
前記第2発光素子の第2積算電流値は、前記第1発光素子の第1積算電流値よりも低い、請求項3に記載の光源。
【請求項6】
前記第2デューティ比は、前記第1デューティ比の20倍以下である、請求項2に記載の光源。
【請求項7】
前記第1デューティ比は、前記第2デューティ比の20倍以下である、請求項3に記載の光源。
【請求項8】
それぞれが前記第1発光素子及び前記第2発光素子を有する複数の発光装置が、第1方向に並んで前記基板上に配置され、
前記発光装置において前記第1発光素子と前記第2発光素子とは、前記第1方向と直交する第2方向に並んで位置する、請求項2に記載の光源。
【請求項9】
それぞれが前記第1発光素子及び前記第2発光素子を有する複数の発光装置が、第1方向に並んで前記基板上に配置され、
前記発光装置において前記第1発光素子と前記第2発光素子とは、前記第1方向と直交する第2方向に並んで位置する、請求項3に記載の光源。
【請求項10】
前記第2方向における前記第2発光素子から前記基板までの最短距離は、前記第2方向における前記第1発光素子から前記基板までの最短距離よりも短い、請求項8に記載の光源。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光源に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1は、異なる色の光を発する複数のLEDチップを備えたLEDモジュールを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-026510号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、消費電力を低減できる光源を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様によれば、光源は、基板と、前記基板上に配置され、1以上の直列接続された第1発光素子を有する第1発光部と、前記基板上に配置され、前記第1発光素子の数よりも多い複数の直列接続された第2発光素子を有する第2発光部と、前記第1発光素子及び前記第2発光素子に電力を供給する電源と、前記第1発光素子及び前記第2発光素子を所定の明るさに点灯させる制御部と、を備え、前記第1発光部と前記第2発光部とは、前記電源に対して並列接続され、前記第1発光素子の第1発光ピーク波長と、前記第2発光素子の第2発光ピーク波長とは異なり、前記第2発光素子の第2順方向電圧は、前記第1発光素子の第1順方向電圧よりも低く、前記第1発光部における順方向電圧である第1電圧と、前記第2発光部における順方向電圧である第2電圧との差の絶対値は、前記第2発光素子の前記第2順方向電圧よりも低い。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、消費電力を低減できる光源を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る光源の構成を示す等価回路図である。
実施形態に係る第2発光素子の第2デューティ比Duty2と第2順方向電圧Vf2との関係を示すグラフである。
実施形態に係る第2発光素子の第2パルス順電流Ifp2と第2順方向電圧Vf2との関係を示すグラフである。
実施形態に係る光源の模式断面図である。
実施形態に係る発光装置の模式斜視図である。
実施形態に係る発光装置の模式斜視図である。
実施形態に係る発光装置の複数視点からの模式図である。
図7のVIII-VIII線における模式断面図である。
図7のIX-IX線における模式断面図である。
図7のX-X線における模式断面図である。
実施形態の変形例に係る発光装置の模式正面図である。
実施形態の変形例に係る発光装置の模式斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照し、実施形態の光源について説明する。実施形態に記載されている構成部の寸法、材料、形状、相対的配置などは、特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさ、位置関係などは、説明を明確にするため誇張していることがある。また、以下の説明において、同一の名称、符号については、同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。また、断面図として、切断面のみを示す端面図を示す場合がある。
【0009】
以下の説明において、特定の方向又は位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、及びそれらの用語を含む別の用語)を用いる場合がある。しかしながら、それらの用語は、参照した図面における相対的な方向又は位置を分かり易さのために用いているに過ぎない。参照した図面における「上」、「下」等の用語による相対的な方向又は位置の関係が同一であれば、本開示以外の図面、実際の製品等において、参照した図面と同一の配置でなくてもよい。
【0010】
以下に示す図で、互いに直交するX軸、Y軸、及びZ軸により方向を示す場合がある。例えば、本明細書において、X軸に沿う方向を第1方向X、Y軸に沿う方向を第2方向Y、Z軸に沿う方向を第3方向Zとする。また、X軸のプラス方向を相対的に+X側とし、X軸のマイナス方向を相対的に-X側とする。Y軸のプラス方向を相対的に上方、マイナス方向を相対的に下方とする。
(【0011】以降は省略されています)

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