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公開番号2025178290
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2025151408,2022537500
出願日2025-09-11,2020-12-21
発明の名称フルオロアルキル-オキサジアゾールおよびその使用
出願人テナヤ セラピューティクス, インコーポレイテッド
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類C07D 413/04 20060101AFI20251128BHJP(有機化学)
要約【課題】フルオロアルキル-オキサジアゾールおよびその使用を提供すること。
【解決手段】本明細書では、様々な疾患および障害を治療するために使用できるHDAC6活性の阻害剤として特定される化合物が提供される。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
明細書中に記載の発明。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2020年8月12日に出願された米国仮出願番号第63/064,516号、2020年5月20日に出願された米国仮出願番号第63/027,602号、および2019年12月20日に出願された米国仮出願番号第62/951,853号の利益および優先権を主張するものであり、その各内容は、すべての目的に対しその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 4,300 文字)【背景技術】
【0002】
ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)は、幅広いゲノムおよび非ゲノム基質とのデアセチラーゼ活性を有する酵素のクラスである。配列同一性および触媒活性に基づいて分類された11個の亜鉛依存性HDAC酵素がある。
【0003】
ヒストンデアセチラーゼ阻害剤は、腫瘍学、神経変性、自己免疫疾患、化学療法誘発性末梢神経障害、および心臓適応症(cardiac indication)を含む、様々な治療用途で記載され、使用されている。しかしながら、多くのHDAC阻害剤は非特異的である(すなわち、それらは、多かれ少なかれ同じ親和性を有する複数のHDACの活性を阻害する)。ヒトに投与すると、これらのいわゆる汎HDAC阻害剤(例えば、SAHAおよびPanabinostat)は、倦怠感、悪心、下痢および血小板減少症などの重大な有害作用を呈する。したがって、HDAC6などの特定のHDACを選択的に標的とするHDAC阻害剤が必要である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示は、HDAC6活性を選択的に阻害する化合物、および様々な疾患および障害の治療におけるその使用を対象とする。例えば、本開示は、小分子および組成物、ならびに治療用組成物および特定の小分子化合物の使用を提供する。
【0005】
一態様では、本開示は、式(I)の化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供し、
JPEG
2025178290000001.jpg
29
48
、式中、


が、以下からなる群から選択され、
JPEG
2025178290000002.jpg
111
150


が、H、ハロ、C
1~3
アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、およびアルコキシからなる群から選択され、


およびR

が独立して、H、ハロゲン、アルコキシ、ハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキル、およびシクロアルキルからなる群から選択され、それらの各々が任意選択的に置換されているか、またはR

およびR

が、それらが結合している原子と一緒になってシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し、


およびR

が独立して、H、-(SO

)R

、-(SO

)NR



、-(CO)R

、-(CONR



)、アリール、アリールヘテロアリール、アルキレンアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アルキル、ハロアルキル、およびアルコキシからなる群から選択され、それらの各々が任意選択的に置換されているか、またはR

およびR

が、それらが結合している原子と一緒になってシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し、それらの各々が任意選択的に置換されており、X

が、S、O、NH、およびNR

からなる群から選択され、R

が、C

~C

アルキル、アルコキシ、ハロアルキル、シクロアルキルおよびヘテロシクリルからなる群から選択され、


が、H、C

~C

アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、およびヘテロシクリルからなる群から選択され、
Yが、CR

、O、N、S、SO、およびSO

からなる群から選択され、Yが、O、S、SO、またはSO

であるとき、R

は存在せず、R

およびR

が、それらが結合している原子と一緒になってシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成するとき、Yは、CR

またはNであり、
nが、0、1、および2から選択される。
【0006】
いくつかの実施形態では、本開示は、式(Ia)の化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する。
JPEG
2025178290000003.jpg
35
59
【0007】
いくつかの実施形態では、本開示は、式(Ib)の化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する。
JPEG
2025178290000004.jpg
36
58
【0008】
いくつかの実施形態では、本開示は、式(Ic)の化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する。
JPEG
2025178290000005.jpg
34
67
【0009】
別の態様では、本開示は、式(II)の化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供し、
JPEG
2025178290000006.jpg
28
46
、式中、


が、以下からなる群から選択され、
JPEG
2025178290000007.jpg
61
150


が、H、ハロ、C
1~3
アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、およびアルコキシからなる群から選択され、


が、H、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、-(CH



アリール、-(CH



N(R

)アリール、-(CH



Oアリール、-(CH



(SO

)アリール、-(CH



ヘテロアリール、-(CH



N(R

)ヘテロアリール、-(CH



Oヘテロアリール、-(CH



シクロアルキル、-(CH



ヘテロシクリル、-(CH



(COOH)、-(CH



(COOR

)、-(CH



(CONR



)、-(CH



(NR

SO

NR



)、および-(CH



(SO



)、からなる群から選択され、それらの各々が任意選択的に置換されており、mが、1、2、または3から選択され、
【0010】
いくつかの実施形態では、本開示は、式(III)の化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供し、
JPEG
2025178290000008.jpg
30
63
、式中、


が、以下からなる群から選択され、
JPEG
2025178290000009.jpg
61
150


が、H、ハロ、C
1~3
アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、およびアルコキシからなる群から選択され、


およびR

が独立して、H、ハロゲン、アルコキシ、ハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキル、およびシクロアルキルからなる群から選択されるか、またはR

およびR

が、それらが結合している原子と一緒になってシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し、


およびR

が、H、-(SO

)R

、-(SO

)NR



、-(CO)R

、-(CONR



)、アリール、アリールヘテロアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アルキル、ハロアルキル、およびアルコキシからなる群から選択されるか、またはR

およびR

が、それらが結合している原子と一緒になってシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し、


、X

、およびX

は、(1)X

が、CR

であり、X

が、Nであり、X

が、CR

である、(2)X

が、Nであり、X

が、CR

であり、X

が、CR

である、(3)X

が、CR

であり、X

が、CR

であり、X

が、Nである、(4)X

が、Nであり、X

が、CR

であり、X

が、Nである、(5)X

が、CR

(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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