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公開番号2025177638
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024084663
出願日2024-05-24
発明の名称自転車用スタンド
出願人株式会社MDクラフト
代理人個人
主分類B62H 3/06 20060101AFI20251128BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】簡易な構成でありながら、安定して自転車を支持することができる自転車用スタンドを提供する。
【解決手段】自転車を支持する自転車用スタンドAは、載置面に接地する接地部14,24と、接地部14から第1方向の上方に延出する第1支持部材1と、接地部24から、第1方向とは反対の第2方向の上方に延出する第2支持部材2と、第1支持部材1の上端部に設けられ、自転車のフロントエンドに嵌入するまたは前輪のハブナットに外嵌することにより荷重を支持する前方支持部12と、第2支持部材2の上端に設けられ、前記自転車のリアエンドに嵌入するまたは後輪のハブナットに外嵌することにより荷重を支持する後方支持部材22と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
自転車を支持する自転車用スタンドであって、
載置面に接地する接地部と、
前記接地部から第1方向の上方に延出する第1支持部材と、
前記接地部から、前記第1方向とは反対の第2方向の上方に延出する第2支持部材と、
前記第1支持部材の上端部に設けられ、前記自転車のフロントエンドに嵌入するまたは前輪のハブナットに外嵌することにより荷重を支持する前方支持部と、
前記第2支持部材の上端に設けられ、前記自転車のリアエンドに嵌入するまたは後輪のハブナットに外嵌することにより荷重を支持する後方支持部材と、を備えている自転車用スタンド。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記第1支持部材は前記接地部から前方斜め上方に延出し、
前記第2支持部材は前記接地部から後方斜め上方に延出し、
前記第1支持部材と前記第2支持部材とは、前記前方支持部と前記後方支持部とが前後方向に互いに近接離間するように、揺動可能に軸支されている請求項1記載の自転車用スタンド。
【請求項3】
前記第1支持部材および前記第2支持部材は棒状または管状であり、
前記接地部は、前記第1支持部材の前記載置面側端部から延設された棒状または管状の第1脚部と、前記第2支持部材の前記載置面側端部から延設された棒状または管状の第2脚部と、を備え、
第1脚部と第2脚部との総数は3本以上である請求項2記載の自転車用スタンド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自転車用スタンド、特に、自転車を載置面から離間した状態で支持する自転車用スタンドに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自転車の洗車,整備,保管,ディスプレイ等を行う際には、自転車全体を床等の載置面から離間した状態で支持する(自立させる)自転車スタンドが用いられている。例えば、特許文献1には、伸縮可能な支柱と、支柱の上端に回動可能に取り付けられ、自転車のフレームを支持する支持部材と、支柱の下端に取り付けられた脚部と、を備えた自転車スタンドが開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、中間部において互いに折りたたみ可能に枢着された一対の脚柱と、一方の脚柱の上端に設けたエンド固定手段と、他方の脚柱の上端に設けたハンガ載置台と、両脚注を開脚状態に保持する保持手段と、を備えた自転車作業台が開示されている。この自転車作業台では、エンド固定手段によって自転車のフロントフォークのエンドを支持するとともに、ハンガ載置手段の上に自転車のハンガ(ボトムブラケットシェル)を載置することによって、自転車を支持することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-069256号公報
実開平2-078483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の特許文献に開示された発明によれば、支持する自転車の部位は異なるものの、いずれも自転車を載置面から離間した状態で保持することができる。しかしながら、特許文献1の自転車スタンドでは、自転車を支持する際に支持部材の回動を規制するための機構や、前輪の回動を規制するための機構を設けているため、構造が複雑になり、大きく、重くなっている。そのため、運搬,室内での自転車の保管,浴室等での自転車の洗車等での使用にはあまり適さない。
【0006】
一方、特許文献2の自転車作業台では、エンド固定手段によってフロントフォークをしっかりと支持することができるが、この自転車作業台も脚柱の姿勢(開脚状態)を保持するための保持手段が必要であり、やはり構造が複雑になっている。そのため、この特許文献2の自転車作業台も特許文献1の自転車スタンドと同様の課題を有している。
【0007】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構成でありながら、安定して自転車を支持することができる自転車用スタンドを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る、自転車を支持する自転車用スタンドは、載置面に接地する接地部と、前記接地部から第1方向の上方に延出する第1支持部材と、前記接地部から、前記第1方向とは反対の第2方向の上方に延出する第2支持部材と、前記第1支持部材の上端部に設けられ、前記自転車のフロントエンドに嵌入するまたは前輪のハブナットに外嵌することにより荷重を支持する前方支持部と、前記第2支持部材の上端に設けられ、前記自転車のリアエンドに嵌入するまたは後輪のハブナットに外嵌することにより荷重を支持する後方支持部材と、を備えている。
【0009】
この構成によれば、第1支持部材の上端部に設けられた前方支持部材と第2支持部材の上端部に設けられた後方支持部材が自転車のフロントエンドとリアエンドに嵌入して、または、前輪と後輪のハブナットに外嵌して、支持するため、安定して自転車を支持固定することができる。また、自転車の荷重は大きく離れた2点に作用するため、安定性を増すことができる。
【0010】
本発明に係る自転車用スタンドの好適な実施形態の一つでは、前記第1支持部材は前記接地部から前方斜め上方に延出し、前記第2支持部材は前記接地部から後方斜め上方に延出し、前記第1支持部材と前記第2支持部材とは、前記前方支持部と前記後方支持部とが前後方向に互いに近接離間するように、揺動可能に軸支されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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