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公開番号
2025177078
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083595
出願日
2024-05-22
発明の名称
ロールスクリーン
出願人
株式会社ニチベイ
代理人
個人
主分類
E06B
9/174 20060101AFI20251128BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】サイドブラケットの軸受部に対して巻取パイプの軸部を下方から挿入可能としながら、安定的に支持させることができるロールスクリーンを提供する。
【解決手段】ロールスクリーン100は、一対のサイドブラケット130のうち少なくとも一方のサイドブラケット130には巻取パイプ120の軸部122を保持する軸受部140が設けられており、軸受部140は、下向き凹状に開口し、開口150aを介して軸部122を収容可能な収容受部150と、開口150aを開放状態と閉塞状態に切替え可能な回動部材160と、を備え、回動部材160は、開放状態では、収容受部150の開口150aから離間して、軸部122を開口150aから挿脱可能であり、閉塞状態では、収容受部150の開口150aを覆って、軸部122が開口150aから離脱する方向への移動を規制可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
スクリーンを昇降可能な巻取パイプと、
前記巻取パイプの両端部から突出する軸部をそれぞれ回転不能に保持する一対のサイドブラケットと、
を備え、
一対の前記サイドブラケットのうち、少なくとも一方の前記サイドブラケットには前記軸部を保持する軸受部が設けられており、
前記軸受部は、
下向き凹状に開口し、前記開口を介して前記軸部を収容可能な収容受部と、
前記開口を開放状態と閉塞状態に切替え可能な開閉部と、
を備え、
前記開閉部は、
前記開放状態では、前記収容受部の前記開口から離間して、前記軸部を前記開口から挿脱可能であり、
前記閉塞状態では、前記収容受部の前記開口を覆って、前記軸部が前記開口から離脱する方向への移動を規制可能であることを特徴とする、ロールスクリーン。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記開閉部は、前記巻取パイプの軸線回りに回動可能な回動部材であり、
前記回動部材には前記軸部を支持する支持片が形成され、
前記回動部材は、回動位置に応じて前記収容受部の前記開口を前記開放状態と前記閉塞状態に切替え可能であることを特徴とする、請求項1に記載のロールスクリーン。
【請求項3】
前記回動部材は、前記軸部の軸方向と直交する方向に延出する規制片が設けられ、前記サイドブラケットに対して固定可能な固定部材が前記規制片の移動を規制することを特徴とする、請求項2に記載のロールスクリーン。
【請求項4】
前記固定部材は、前記開放状態と前記閉塞状態のいずれの状態においても前記回動部材の回動を規制可能であることを特徴とする、請求項3に記載のロールスクリーン。
【請求項5】
前記回動部材は前記サイドブラケットに対して回動軸を中心に回動可能であり、前記回動軸は前記収容受部よりも上方に位置し、前記回動軸の下方には、前記閉塞状態において前記収容受部の上面に載置される載置片が設けられることを特徴とする、請求項3に記載のロールスクリーン。
【請求項6】
前記サイドブラケットに対して位置調整可能な規制部材を設け、前記規制部材が前記支持片の下面に当接することで、前記回動部材の回動が規制されることを特徴とする、請求項2に記載のロールスクリーン。
【請求項7】
前記開閉部は、前記収容受部の前記開口の下方においてスライド可能なスライド部材であり、
前記スライド部材は、スライド位置に応じて前記収容受部の前記開口を前記開放状態と前記閉塞状態に切替え可能であることを特徴とする、請求項1に記載のロールスクリーン。
【請求項8】
前記収容受部内には、前記軸部と直交する係止ピンが固定され、前記軸部に形成される孔部に前記係止ピンが挿入可能であることを特徴とする、請求項1~7のいずれかに記載のロールスクリーン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロールスクリーンに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のロールスクリーンとしては、特開2002-174084号公報(特許文献1)に示されるものがある。同文献に開示されるロールスクリーンは、スクリーン巻取軸の芯軸を支持ブラケットに設けた支持孔に開口部から挿入し、付勢部材によって弾性力が付与される第1の保持手段によって開口部を閉鎖することで芯軸を軸方向に移動不能に支持するものである。第1の保持手段は支持ブラケットに対し直交する方向に回動可能に設けられ、この第1の保持手段には開口部閉鎖位置で支持ブラケットに保持可能とした突片が設けられている。
【0003】
これによれば、巻取軸の芯軸が下方に開口する開口部より支持孔に挿入されると、付勢部材の付勢力によって第1の保持手段(シャフトブロック)が自動的に回動して支持孔の開口部が閉鎖される。よって、巻取軸を支持ブラケットに容易に取り付けることができるとともに、巻取軸を支持ブラケットに確実に保持することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-174084号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1で開示されたロールスクリーンは、第1の保持手段としてのシャフトブロックで巻取パイプの荷重を受ける構造であり、その荷重は支持ブラケットに回動可能に支持される一対の回動軸で受けることになる。このため、重量のある製品を設置するにあたっては耐久性の面で課題があった。
【0006】
そこで本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、サイドブラケットの軸受部に対して巻取パイプの軸部を下方から挿入可能としながら、安定的に支持させることができるロールスクリーンを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明によれば、スクリーンを昇降可能な巻取パイプと、前記巻取パイプの両端部から突出する軸部をそれぞれ回転不能に保持する一対のサイドブラケットと、を備え、一対の前記サイドブラケットのうち、少なくとも一方の前記サイドブラケットには前記軸部を保持する軸受部が設けられており、前記軸受部は、下向き凹状に開口し、前記開口を介して前記軸部を収容可能な収容受部と、前記開口を開放状態と閉塞状態に切替え可能な開閉部と、を備え、前記開閉部は、前記開放状態では、前記収容受部の前記開口から離間して、前記軸部を前記開口から挿脱可能であり、前記閉塞状態では、前記収容受部の前記開口を覆って、前記軸部が前記開口から離脱する方向への移動を規制可能であることを特徴とする、ロールスクリーンが提供される。
【0008】
かかる構成によれば、サイドブラケットの軸受部に対して巻取パイプの軸部を下方から挿入可能としながら、安定的に支持させることができるロールスクリーンを提供することができる。
【0009】
本発明は様々な応用が可能である。例えば、前記開閉部は、前記巻取パイプの軸線回りに回動可能な回動部材であり、前記回動部材には前記軸部を支持する支持片が形成され、前記回動部材は、回動位置に応じて前記収容受部の前記開口を前記開放状態と前記閉塞状態に切替え可能であってもよい。かかる構成によれば、サイドブラケットの軸受部に対して巻取パイプの軸部を下方から挿入可能でありながら、回動部材は巻取パイプの軸線回りに回動可能とすることで、回動範囲を大きく取ることができる。その結果、回動部材は軸部の長さに相応した肉厚を有する耐久性のある部材から構成することができ、サイドブラケットの軸受部に対して安定して巻取パイプの軸部を支持させることができる。
【0010】
また、前記回動部材は、前記軸部の軸方向と直交する方向に延出する規制片が設けられ、前記サイドブラケットに対して固定可能な固定部材が前記規制片の移動を規制するようにしてもよい。かかる構成によれば、固定部材が規制片の移動を規制することで、回動部材の回動を規制することができる。また、規制片は回動部材が巻取パイプの軸部を支持したときに、その荷重を分散して受けることになり、軸受部の耐久性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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