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公開番号
2025176879
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083253
出願日
2024-05-22
発明の名称
印刷装置
出願人
理想科学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20251128BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】装置の大型化および印刷媒体の変形を抑えつつ、印刷画質の低下を軽減できる印刷装置を提供する。
【解決手段】インクジェットヘッド21は、搬送ベルト11により搬送される印刷媒体Pの搬送方向に直交する主走査方向に配列された複数のノズルを有し、搬送される印刷媒体Pに複数のノズルからインクを吐出して画像を印刷する。2軸エンコーダ5は、搬送ベルト11により搬送される印刷媒体Pの主走査方向における位置の変動を検出する。制御部6は、2軸エンコーダ5により検出された印刷媒体Pの主走査方向における位置の変動に応じて、インクジェットヘッド21により印刷する画像の各画素と各画素に対してインクを吐出するノズルとの対応関係を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送機構により搬送される印刷媒体の搬送方向に直交するノズル配列方向に配列された複数のノズルを有し、搬送される印刷媒体に前記複数のノズルからインクを吐出して画像を印刷する吐出部と、
搬送される印刷媒体の前記ノズル配列方向における位置の変動を検出する検出部と、
前記検出部により検出された印刷媒体の前記ノズル配列方向における位置の変動に応じて、前記吐出部により印刷する画像の各画素と各画素に対してインクを吐出する前記ノズルとの対応関係を制御する制御部と
を備えることを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記検出部は、搬送される印刷媒体の前記ノズル配列方向における位置の変動を検出しつつ、前記搬送機構による印刷媒体の搬送速度を検出するものであり、
前記制御部は、前記検出部により検出された搬送速度に応じて、前記複数のノズルにおけるインクを吐出するタイミングを制御することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記検出部は、
前記吐出部を通過する印刷媒体に当接して印刷媒体に従動回転するボール部を有し、
前記ボール部の前記搬送方向に沿った回転軸回りの回転方向および回転角度から、印刷媒体の前記ノズル配列方向における位置の変動を検出し、
前記ボール部の前記ノズル配列方向に沿った回転軸回りの回転速度から、印刷媒体の搬送速度を検出することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記制御部は、印刷媒体が前記吐出部の通過を開始した後において、前記吐出部により印刷する画像の各画素と各画素に対してインクを吐出する前記ノズルとの対応関係の、当初の対応関係からのオフセット量が閾値を超えた場合、前記吐出部による印刷を停止することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
搬送ベルト等の搬送機構により搬送される用紙等の印刷媒体へインクジェットヘッドからインクを吐出して印刷する印刷装置が知られている。このような印刷装置では、インクジェットヘッドは、印刷媒体の搬送方向に直交するノズル配列方向に配列された複数のノズルを有し、これらのノズルからインクを吐出して画像を印刷する。
【0003】
このような印刷装置において、印刷媒体の搬送速度の変動、およびノズル配列方向における印刷媒体の位置の変動が生じることがある。例えば、ローラに巻回された環状の搬送ベルト上に印刷媒体を保持して搬送する搬送機構において、搬送ベルトの厚みムラやローラの偏芯の影響で、搬送ベルトによる印刷媒体の搬送速度に変動が生じることがある。また、搬送ベルト蛇行等により、ノズル配列方向における印刷媒体の位置の変動が生じることがある。
【0004】
印刷媒体の搬送速度の変動、およびノズル配列方向における印刷媒体の位置の変動は、インクジェットヘッドが吐出したインクの印刷媒体への着弾位置が所望の位置からずれること(着弾ずれ)による印刷画質の低下を招く。
【0005】
印刷媒体の搬送速度の変動による搬送方向におけるインクの着弾ずれを軽減する技術として、次のようなものが知られている。例えば、上述した搬送ベルトにより搬送する搬送機構において、搬送ベルトに従動して回転するローラを設置し、このローラにエンコーダを取り付け、エンコーダの出力パルス信号に基づき、インクを吐出するタイミングを制御する。
【0006】
また、ノズル配列方向における印刷媒体の位置の変動によるノズル配列方向におけるインクの着弾ずれを軽減する技術として、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1の技術では、被搬送物(印刷媒体)の搬送方向に直交する直交方向(ノズル配列方向)における被搬送物の位置を検出し、その検出結果に応じて、ヘッドユニットを直交方向にアクチュエータにより移動させる。
【0007】
また、ノズル配列方向における印刷媒体の位置の変動によるノズル配列方向におけるインクの着弾ずれを軽減する他の技術として、印刷媒体を板金等のガイド部材に突き当てることで位置を物理的に規制して変動を抑えるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2018-158574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1の技術では、アクチュエータを設けるため、装置の大型化を招く。
【0010】
また、印刷媒体をガイド部材に突き当てる技術では、印刷媒体の位置の変動を十分に抑えることは困難である。また、印刷媒体の位置の変動が大きくなると印刷媒体が変形するおそれがある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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