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公開番号2025165193
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-04
出願番号2024069154
出願日2024-04-22
発明の名称シート供給装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 1/00 20060101AFI20251027BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】シートのサイズの誤検出を低減できるシート供給装置を提供する。
【解決手段】サイドガイド3は、用紙トレイ2に積載された用紙Pの位置を規制する。サイドガイド3は、前後方向に移動可能である。検知電極5A～5Cは、それぞれ電極16A,16Bの対により形成され、それぞれ用紙トレイ2における所定の位置に配置されている。静電容量検出部7は、検知電極5A～5Cのそれぞれの静電容量を検出する。制御部8は、静電容量検出部7が検出した検知電極5A～5Cのそれぞれの静電容量に基づき、前後方向における用紙Pのサイズおよびサイドガイド3の位置を検出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
トレイに積載されたシートの位置を規制する移動可能なガイドと、
それぞれ電極の対により形成され、それぞれ前記トレイにおける所定の位置に配置された複数の検知電極と、
前記複数の検知電極のそれぞれの静電容量を検出する静電容量検出部と、
前記静電容量検出部が検出した前記複数の検知電極のそれぞれの静電容量に基づき、前記ガイドの移動方向におけるシートのサイズおよび前記ガイドの位置を検出する制御部と
を備えることを特徴とするシート供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、シート供給装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
シートを供給するシート供給装置として、用紙トレイに積載された用紙を印刷装置に給紙する給紙装置が知られている。
【０００３】
このような給紙装置において、用紙トレイに積載された用紙の位置を規制するための移動可能な用紙ガイドの位置を検出することで、用紙のサイズを検出する技術が知られている。
【０００４】
このような技術として、特許文献１に開示されたものがある。特許文献１に開示された画像形成装置は、用紙ガイドに設けられた導体と、導体に対向する位置に配置された第一電極および第二電極と、第一電極および第二電極に蓄えられた電気量に応じた信号を出力する静電容量検出器とを備える。
【０００５】
この画像形成装置では、用紙ガイドの位置の変更に伴い、導体と第一電極および第二電極との対向面積が変化する。これにより、静電容量検出器の出力信号が変化し、その出力信号から検出される静電容量値が変化する。そこで、この画像形成装置は、静電容量値から用紙ガイドの位置を検出し、用紙ガイドの位置から用紙のサイズを判定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００６】
特開２０２０－８３５９３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
しかしながら、特許文献１の技術では、用紙のサイズを直接検出しているわけではないことから、用紙のサイズの誤検出が生じることがある。例えば、ユーザが用紙ガイドの操作を忘れたり、不適切な位置に用紙ガイドを設定したりした場合、用紙のサイズの誤検出が生じることがある。
【０００８】
本発明は上記に鑑みてなされたもので、シートのサイズの誤検出を低減できるシート供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
上記目的を達成するため、本発明のシート供給装置は、トレイに積載されたシートの位置を規制する移動可能なガイドと、それぞれ電極の対により形成され、それぞれ前記トレイにおける所定の位置に配置された複数の検知電極と、前記複数の検知電極のそれぞれの静電容量を検出する静電容量検出部と、前記静電容量検出部が検出した前記複数の検知電極のそれぞれの静電容量に基づき、前記ガイドの移動方向におけるシートのサイズおよび前記ガイドの位置を検出する制御部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【００１０】
本発明のシート供給装置によれば、シートのサイズの誤検出を低減できる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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