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公開番号
2025176869
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083238
出願日
2024-05-22
発明の名称
塗装方法
出願人
菊水化学工業株式会社
代理人
主分類
B05D
1/36 20060101AFI20251128BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】塗装対象物にまだら模様を安定的で、容易に形成でき意匠的に優れた塗装面を形成することができる塗装方法を提供する。
【解決手段】厚みが50~3000μmの塗料層の塗料が乾燥する前に、凹凸状の塗料保持層を持つ塗装器具の凸部にのみ塗料を付け、被塗装面に前記塗装器具でまだら模様を付けることにより、優れた意匠を容易に形成できる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
厚みが50~3000μmの塗料層の塗料が乾燥する前に、凹凸状の塗料保持層を持つ塗装器具の凸部にのみ塗料を付け、被塗装面に前記塗装器具でまだら模様を付ける塗装方法。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記塗装器具の凸部の高さが不均一である請求項1に記載の塗装方法。
【請求項3】
前記塗装器具が天然海綿ローラーである請求項1に記載の塗装方法。
【請求項4】
まだら模様が被塗装面の10~30%の範囲の面積である請求項1~3に記載の塗装方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、意匠的に優れた塗装面を形成することができる塗装方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建物などの構造物への塗装には、スプレーガンなどによるスプレー塗装や塗装用ローラーによるローラー塗装が行われている。
スプレーガンなどを用いたスプレー塗装では、塗装スピードが比較的早く、均一な塗膜を形成することができるものであり、一度に複数色の塗料を塗装する多色吹きや多彩塗料といった塗料を用い意匠的に優れた塗装面を形成することもできる塗装方法である。
【0003】
しかし、塗装前の養生など準備が多くなることやその塗装時の近隣への飛散などの問題があるため減少傾向にある。
一方、塗装用ローラーによるローラー塗装では、塗装スピードがスプレー塗装に比べ若干遅くなるが、塗装時の飛散が少ないため建物などの構造物への塗装によく用いられる塗装方法であるが、まだら模様などの意匠的に優れた塗装が難しいものであった。
【0004】
しかし、塗装用ローラーを用いた塗装方法の中でも、特許文献1には、繊維質ローラーを用いて簡便に斑点状の模様を得ることができる塗装方法が記載されている。
これは、基材に対し、繊維質ローラーを用いて、着色塗料を塗装する塗装方法において、繊維質ローラーの乾燥時の繊維質層の厚さが2mm以上15mm以下、繊維質の太さが5μm以上150μm以下であり、粘度1Pa・s以上50Pa・s以下である着色塗料を、該繊維質層に、単位面積あたり0.001g/cm
2
以上0.5g/cm
2
以下で含ませた繊維質ローラーを用いて、斑点状の模様を形成させることである。
【0005】
また、特許文献2には、生産性が高く、種々の斑模様を容易に形成可能な塗装用ローラーが記載されている。これは、塗料付着層を外周面に備えるローラー本体と、該ローラー本体を覆う筒状部材とを有し、前記筒状部材は、その周壁に複数の貫通孔を有し、前記貫通孔から前記塗料付着層が突出して刷毛部を形成している、塗装用ローラーである。
この塗装用ローラーは、複数の貫通孔を有する筒状部材をローラー本体に被せるだけで斑模様が形成することができ、ローラー塗装であっても意匠的に優れた塗装を行うことができるようになった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2011-016127号公報
特開2017-056439号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら特許文献1では、繊維質ローラーに含ませる塗料の量を調整することが難しいため、斑点状の模様を形成させることができない場合があった。
また、特許文献2では、複数の貫通孔を有する筒状部を用意し、それをローラー本体に被せる必要があるため手間がかかってしまった。また、筒状部材に塗料が付いてしまい、所望する模様を形成することができない場合があった。
【0008】
本発明は、塗装対象物にまだら模様を安定的で、容易にでき意匠性に優れた塗装面を形成することができる塗装方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
厚みが50~3000μmの塗料層の塗料が乾燥する前に、凹凸状の塗料保持層を持つ塗装器具の凸部にのみ塗料を付け、被塗装面に前記塗装器具でまだら模様を付けることにより、優れた意匠が容易に形成できる。
前記塗装器具の凸部の高さが不均一であることにより、まだら模様を付けることができ、より優れた意匠を容易に形成できる。
【0010】
前記塗装器具が天然海綿ローラーであることにより、複雑なまだら模様を付けることができ、より優れた意匠を容易に形成することができる。
前記塗装方法で付けられたまだら模様が被塗装面の10~30%の範囲の面積であることにより、被塗装面が優れた意匠となる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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