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公開番号
2025176048
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-03
出願番号
2025139643,2024011940
出願日
2025-08-25,2018-07-17
発明の名称
皮膚障害に対する光線力学的治療方法
出願人
サン ファーマシューティカル インダストリーズ,インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
41/00 20200101AFI20251126BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】副作用を抑えた、座瘡を含むが座瘡に限定されない皮膚疾患及び障害の処置を提供する。
【解決手段】顔の座瘡を処置することを必要としている対象におけ顔の座瘡を処置する方法であって、(i)適切な時間、約38℃~約42℃の温度を達成するために、熱送達装置を用いて、前記対象の皮膚の病変領域に熱を投与すること;(ii)温置された医薬組成物を与えるために、約14時間未満の温置期間にわたって、少なくとも1つの光増感剤を含む医薬組成物を温置すること;(iii)適切な期間にわたり、前記病変領域に、治療的に有効な用量の前記温置された医薬組成物を投与すること;(iii)前記病変領域に赤色光の適切な用量を投与し、これにより、前記顔の座瘡を処置すること、を含む、方法とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
顔の座瘡を処置することを必要としている対象における顔の座瘡を処置する方法であっ
て、(i)適切な時間、約38℃~約42℃の温度を達成するために、熱送達装置を用い
て、前記対象の皮膚の病変領域に熱を投与すること;(ii)温置された医薬組成物を与
えるために、約14時間未満の温置期間にわたって、少なくとも1つの光増感剤を含む医
薬組成物を温置すること;(iii)適切な期間にわたり、前記病変領域に、治療的に有
効な用量の前記温置された医薬組成物を投与すること;(iii)前記病変領域に赤色光
の適切な用量を投与し、これにより、前記顔の座瘡を処置すること、を含む、方法。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
温置時間が約10時間未満である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
温置時間が約5時間未満である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
温置時間が約3時間未満である、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
酢酸ナトリウムマスクを用いて熱が加えられる、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
(i)において、熱が約60分間投与される、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
少なくとも1つの光増感剤が5-ALAである、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
医薬組成物がゲルである、請求項21に記載の方法。
【請求項9】
医薬組成物がナノエマルジョンである、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
5-ALAが医薬組成物の約20重量%で存在する、請求項7に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、2017年7月17日に出願された米国仮特許出願第62/533,558号
及び2017年7月20日に出願された米国仮特許出願第62/534,973号の利益
を主張するものであり、これらの内容は、その全体が、参照により本明細書に組み込まれ
る。
続きを表示(約 2,600 文字)
【0002】
本発明は、一般的には、加熱と共に赤色光光線力学的療法を用いて、皮膚の疾患及び障
害を処置する方法に関する。特定の実施形態において、本発明は、熱処理された皮膚に対
して、赤色光光線力学的療法を用いて、座瘡、非黒色腫皮膚がん(NMSC)、光線性角
化症(AK)又は播種性表在性光線性汗孔角化症(DSAP)を処置する方法に関する。
【背景技術】
【0003】
皮膚疾患は、最も一般的なヒトの病気であり、集団の30%~70%が罹患し、潜在的
な危険性を有する亜集団では、さらに高い割合となる。(Hay RJ et al.,
J Invest Dermatol.2014.134(6):1527-1534)
。医療負担も同様に甚大であり、直接的な医療費はほぼ27ドルと推定され、喪失された
生産力がさらに110憶ドルと推定されている。(Lim HW et al.J Am
Acad Dermatol.2017;76:958-972)。
【0004】
座瘡は、最も一般的な皮膚疾患である。非炎症性座瘡は最も一般的な種類であり、稗粒
腫及び黒色面皰によって特徴付けられる。炎症性座瘡は、通例、細菌(ピー・アクネス(
P.acnes))感染を伴い、丘疹、膿疱、結節及び嚢胞によって特徴付けられる。座
瘡の両方ともの種類に対する最も一般的な引き金はホルモンによるものであり、多くの人
は、青年期に、少なくとも軽度の形態の座瘡を経験する。その他の引き金には、食事、ス
トレス及びある種の医薬が含まれ得る。座瘡は、しばしば重要な年頃で外見に影響を及ぼ
すので、生活の質に悪影響を与え得る。(Kligman AM..J Invest
Dermatol.1974;62:268-87)。
【0005】
過酸化ベンゾイル、レチノイド及び抗生物質などの局所薬など、座瘡を処置するための
様々な方法が公知である。(Thiboutot D,et al.J Am Acad
Dermatol.2009;60(Suppl 5):S1-50)。抗生物質、レ
チノイド及びホルモン療法など、全身薬も使用され得る。もっとも、これらのアプローチ
の多くは、望ましくない副作用を有しており、かつ/又は許容され得る結果をもたらすこ
とができない。抗生物質耐性が増大しており、50%を超えるピー・アクネス(P.ac
nes)株が特定の局所薬に対して耐性を有することを、多くの国が報告している。
【0006】
紫外(UV)/青色光が、皮膚細胞上で媒介されるその抗炎症性効果の故に、軽度ない
し中度の座瘡の処置に関して、米国食品医薬品局(FDA)によって承認されている。感
光性剤と高強度赤色光とを組み合わせる手法は効果的であることが実証されているが、著
しい副作用を伴う。(Hongcharu W,et al.,.J Invest D
ermatol.2000 Aug;115(2):183-92),Sakamoto
FH et al.,J Am Acad Dermatol.2010 Aug;6
3(2):183-93);(Sakamoto FH et al.J Am Aca
d Dermatol.2010 Aug;63(2):195-211)。その結果、
このアプローチは、座瘡の最も深刻な症例のために温存されてきた。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
Hay RJ et al., J Invest Dermatol.2014.134(6):1527-1534
Lim HW et al. J Am Acad Dermatol.2017;76:958-972
Kligman AM..J Invest Dermatol.1974;62:268-87
Thiboutot D, et al.J Am Acad Dermatol.2009;60(Suppl 5):S1-50
Hongcharu W, et al.,.J Invest Dermatol.2000 Aug;115(2):183-92
Sakamoto FH et al.,J Am Acad Dermatol.2010 Aug;63(2):183-93
Sakamoto FH et al.J Am Acad Dermatol.2010 Aug;63(2):195-211
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
改善された結果を提供し、副作用を抑えた、座瘡を含むが座瘡に限定されない皮膚疾患
及び障害の処置に対する新規アプローチが、なお必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、予め加熱された皮膚に対して赤色光光線力学的療法を用いて、皮膚疾患又は
障害を処置する方法を提供する。
【0010】
実施形態の第一の態様において、本発明は、顔の座瘡を処置することを必要としている
対象中の顔の座瘡を処置する方法であって、(i)適切な時間、約38℃~約42℃の皮
膚温度を達成するために、熱送達装置を用いて、上記対象の皮膚の病変領域に熱を加える
こと;(ii)温置された医薬組成物を与えるために、約14時間未満の期間、光活性剤
を含む医薬組成物を温置すること;(iii)上記病変領域に、治療的に有効な量の上記
温置された医薬組成物を適用すること;(iv)上記病変領域に赤色光の適切な用量を投
与すること、上記顔の座瘡を治療処置すること、を含む、方法である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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