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公開番号
2025173133
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-27
出願番号
2024078548
出願日
2024-05-14
発明の名称
在場判定装置
出願人
大井電気株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20251119BHJP(計算;計数)
要約
【課題】本発明は、特定の領域に物体が存在するか否かを判定する装置について、誤判定の頻度を低くすることを目的とする。
【解決手段】在場判定装置100は、撮影画像データを生成する撮像部10と、情報処理部12とを備えている。情報処理部12は、物体認識処理、距離決定処理および割り当て処理を実行する。物体認識処理は、物体が及ぶ範囲を表す認識図形を撮影画像データに基づいて形成する処理である。距離決定処理は、物体について形成された認識図形の基準点が、撮影画像データが示す画像上に設定された判定領域に含まれる場合に、認識図形の基準点と判定領域おける判定点との間の判定距離を求める処理である。割り当て処理は、複数の認識図形と、複数の判定領域の組のうち、判定距離が求められた組から、1つの判定領域に対して1つの認識図形を割り当てる割り当て確定ペアを判定距離に基づいて特定する処理である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撮影画像データを生成する撮像部と、情報処理部とを備え、
前記情報処理部は、
物体が及ぶ範囲を表す認識図形を前記撮影画像データに基づいて形成する物体認識処理と、
前記物体について形成された前記認識図形の基準点が、前記撮影画像データが示す画像上に設定された判定領域に含まれる場合に、前記認識図形の基準点と前記判定領域における判定点との間の判定距離を求める距離決定処理と、
前記認識図形および前記判定領域の複数の組のうち、前記判定距離が求められた組から、1つの前記判定領域に対して1つの前記認識図形を割り当てる割り当て確定ペアを、前記判定距離に基づいて特定する割り当て処理と、
を実行することを特徴とする在場判定装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の在場判定装置であって、
各前記認識図形に着目して前記判定距離が最短である1つの前記判定領域を特定し、
各前記判定領域に着目して前記判定距離が最短である1つの前記認識図形を特定し、
前記認識図形および前記判定領域の組のうち、相互に前記判定距離が最短であると特定された組を前記割り当て確定ペアとして特定する割り当て確定処理を、前記割り当て処理が含むことを特徴とする在場判定装置。
【請求項3】
請求項2に記載の在場判定装置であって、
前記割り当て処理は、
前記割り当て確定処理を繰り返し実行し、先に実行された前記割り当て確定処理で、前記割り当て確定ペアとして特定された前記認識図形および前記判定領域の組を、次に実行される前記割り当て確定処理の対象から除外する処理を含むことを特徴とする在場判定装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の在場判定装置であって、
前記物体は、人であり、
前記情報処理部は、
機械学習用の前記撮影画像データと、機械学習用の前記撮影画像データが示す機械学習用撮影画像上の人の状態を示す情報と、を対応付けた機械学習データを、前記機械学習用撮影画像上の人の状態が異なる場合について複数通り取得することで、機械学習モデルを構築し、
前記物体認識処理の対象となる前記撮影画像データを、前記機械学習モデルに当て嵌めることで、前記撮影画像データが示す画像における人を認識し、その人についての前記認識図形を形成することを特徴とする在場判定装置。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の在場判定装置であって、
前記情報処理部は、
前記撮影画像データに基づいて、複数の前記判定領域のそれぞれを設定する処理を実行することを特徴とする在場判定装置。
【請求項6】
請求項5に記載の在場判定装置であって、
前記情報処理部は、
機械学習用の前記撮影画像データと、機械学習用の前記撮影画像データが示す機械学習用撮影画像上の規定物の状態を示す情報と、前記規定物に対する前記判定領域を示す情報と、を対応付けた機械学習データを、前記機械学習用撮影画像上の前記規定物の状態が異なる場合について複数通り取得することで、機械学習モデルを構築し、
前記物体認識処理の対象となる前記撮影画像データを、前記機械学習モデルに当て嵌めることで、前記撮影画像データが示す画像における前記規定物を認識し、前記規定物についての前記判定領域を設定することを特徴とする在場判定装置。
【請求項7】
請求項5に記載の在場判定装置であって、
前記判定領域は、前記撮影画像データが示す画像上に現れる座席に対して設定されることを特徴とする在場判定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、在場判定装置に関し、特に、特定の領域に物体が存在するか否かを判定する装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
カメラによって撮影された画像から人、荷物等の特定の物体を認識する装置が広く用いられている。このような物体認識装置は、建造物等に設置される防犯システムや、イベント会場等において人を検知するシステム、荷物の集配を管理するシステム等に用いられる。以下の特許文献1には、物体認識装置を応用した滞在状況表示システムが記載されている。この滞在状況表示システムでは、カメラの映像に基づいて、オフィス、会議室、共用室等の対象エリアにおける人の滞在が検知される。さらに、人の滞在が想定される検知エリアに人が滞在しているか否かを示す滞在情報が取得される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-181221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術では、隣接する2つの検知エリアの境界に人が存在した場合、2つの検知エリアの両方に人が存在するとの誤判定や、いずれの検知エリアにも人が存在しないとの誤判定がされる可能性がある。また、カメラの視線に沿って複数の人がいる場合には、カメラから見て最も手前にいる人のみが認識され、最も手前にいる人よりも奥側にいる人の認識が困難となってしまう場合がある。
【0005】
本発明は、特定の領域に物体が存在するか否かを判定する装置について、誤判定の頻度を低くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、撮影画像データを生成する撮像部と、情報処理部とを備え、前記情報処理部は、物体が及ぶ範囲を表す認識図形を前記撮影画像データに基づいて形成する物体認識処理と、前記物体について形成された前記認識図形の基準点が、前記撮影画像データが示す画像上に設定された判定領域に含まれる場合に、前記認識図形の基準点と前記判定領域における判定点との間の判定距離を求める距離決定処理と、前記認識図形および前記判定領域の複数の組のうち、前記判定距離が求められた組から、1つの前記判定領域に対して1つの前記認識図形を割り当てる割り当て確定ペアを、前記判定距離に基づいて特定する割り当て処理と、を実行することを特徴とする
【0007】
望ましくは、各前記認識図形に着目して判定距離が最短である1つの前記判定領域を特定し、各前記判定領域に着目して判定距離が最短である1つの前記認識図形を特定し、前記認識図形および前記判定領域の組のうち、相互に判定距離が最短であると特定された組を前記割り当て確定ペアとして特定する割り当て確定処理を、前記割り当て処理が含む。
【0008】
望ましくは、前記割り当て処理は、前記割り当て確定処理を繰り返し実行し、先に実行された前記割り当て確定処理で、前記割り当て確定ペアとして特定された前記認識図形および前記判定領域の組を、次に実行される前記割り当て確定処理の対象から除外する処理を含むことを特徴とする。
【0009】
望ましくは、前記物体は、人であり、前記情報処理部は、機械学習用の前記撮影画像データと、機械学習用の前記撮影画像データが示す機械学習用撮影画像上の人の状態を示す情報と、を対応付けた機械学習データを、前記機械学習用撮影画像上の人の状態が異なる場合について複数通り取得することで、機械学習モデルを構築し、前記物体認識処理の対象となる前記撮影画像データを、前記機械学習モデルに当て嵌めることで、前記撮影画像データが示す画像における人を認識し、その人についての前記認識図形を形成する。
【0010】
望ましくは、前記情報処理部は、前記撮影画像データに基づいて、複数の前記判定領域のそれぞれを設定する処理を実行する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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