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公開番号
2025172893
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-26
出願番号
2025145201,2021101022
出願日
2025-09-02,2021-06-17
発明の名称
赤外線透過ガラス
出願人
日本電気硝子株式会社
代理人
主分類
C03C
3/32 20060101AFI20251118BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約
【課題】 赤外域における優れた光透過特性を有する赤外線透過ガラスを提供する。
【解決手段】 モル%で、S+Se+Te 20%~90%、Ge 0%超~40%、Al+Si 0%超~50%、Mg+Ca 0.01%~20%を含有する、赤外線透過ガラス。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
モル%で、S+Se+Te 20%~90%、Ge 0%超~40%、Al+Si 0%超~50%、Mg+Ca 3%~20%を含有する、赤外線透過ガラス。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
モル%で、Al 0%超~50%を含有する、請求項1に記載の赤外線透過ガラス。
【請求項3】
モル%で、Te 0%超~90%を含有する、請求項1または2に記載の赤外線透過ガラス。
【請求項4】
モル%で、Zn+Ga+In+Sn+Sb+Bi 0%~40%、Cu+Ag 0%~40%、F+Cl+Br+I 0%~40%、B+C+Cr+Mn+Ti+Fe 0%~40%を含有する、請求項1~3のいずれか一項に記載の赤外線透過ガラス。
【請求項5】
Asの含有量が30%以下である、請求項1~4のいずれか一項に記載の赤外線透過ガラス。
【請求項6】
13族元素の含有量とS+Se+Teの含有量の比(B+Al+Ga+In)/(S+Se+Te)が0.7以下である、請求項1~5のいずれか一項に記載の赤外線透過ガラス。
【請求項7】
14族元素の含有量と、S+Se+Teの含有量の比(C+Si+Ge+Sn)/(S+Se+Te)が0.7以下である、請求項1~6のいずれか一項に記載の赤外線透過ガラス。
【請求項8】
モル%で、S+Se+Te 20%~90%、Ge 0%超~40%、Al+Si 0%超~50%、Ca 0.01%~20%を含有する、赤外線透過ガラス。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか一項に記載の赤外線透過ガラスを用いた光学素子。
【請求項10】
請求項9に記載の光学素子を用いた赤外線センサ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、赤外線透過ガラスに関する。
続きを表示(約 970 文字)
【背景技術】
【0002】
車載ナイトビジョンやセキュリティシステム等で用いる赤外線カメラの開発が進んでいる。赤外線カメラは、赤外線を透過するフィルターやレンズ等の光学素子を組み合わせて設計される。
【0003】
上記光学素子には、ゲルマニウム(Ge)やカルコゲナイドガラス、シリコン(Si)等の材料がしばしば用いられる。しかし、Geは高価な材料であり、光学素子の低コスト化に不利である。また、一般にカルコゲナイドガラスやSiは赤外域における光透過率がGeよりも低く、赤外線カメラの性能向上に不利である。
【0004】
そこで、赤外域における光透過率に優れたカルコゲナイドガラスが提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2020/105719号
国際公開第2017/086227号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、カルコゲナイドガラスに酸素が混入すると、ガラスの構成元素と酸素とが結合して酸化不純物が生じ、赤外吸収が生じることがある。当該赤外吸収は光学素子の光学特性を著しく低下させる恐れがある。
【0007】
酸化不純物に起因する赤外吸収を抑制する方法として、例えば、特許文献2にはカルコゲナイドガラスにTiを添加する方法が開示されている。しかしながら、Tiでは赤外吸収を十分に抑制しにくい酸化不純物も存在するため、赤外吸収を抑制する他の手段が求められていた。
【0008】
以上に鑑み、本発明は赤外域における優れた光透過特性を有する赤外線透過ガラスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の赤外線透過ガラスは、モル%で、S+Se+Te 20%~90%、Ge 0%超~40%、Al+Si 0%超~50%、Mg+Ca 0.01%~20%を含有することを特徴とする。
【0010】
本発明の赤外線透過ガラスは、モル%で、Al 0%超~50%を含有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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