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公開番号
2025172221
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2025156699,2022527595
出願日
2025-09-22,2021-04-22
発明の名称
水性ポリマーエマルションが配合された化粧料又は皮膚外用剤
出願人
日光ケミカルズ株式会社
,
東亞合成株式会社
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
A61K
8/81 20060101AFI20251113BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明は、優れた耐水性及び水性状況下における耐摩耗性と耐皮脂性及び油性状況下における耐摩耗性、柔軟性を有し、さらにポリマー特有の臭気(刺激臭)が低減された優れた化粧もち効果及び優れたスタイリング効果を有する化粧料又は皮膚外用剤を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、皮膜形成ポリマーを含有する水性ポリマーエマルションが配合された化粧料又は皮膚外用剤であって、前記皮膜形成ポリマーの乾燥皮膜の23℃における破断伸び率が700%~2800%であり、かつ、前記水性ポリマーエマルション中の揮発性有機化合物の濃度が2000ppm以下であることを特徴とする化粧料又は皮膚外用剤に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
皮膜形成ポリマーを含有する水性ポリマーエマルションが配合された化粧料又は皮膚外用剤であって、前記皮膜形成ポリマーの乾燥皮膜の23℃における破断伸び率が700%~2800%であり、かつ、前記水性ポリマーエマルション中の揮発性有機化合物の濃度が2000ppm以下であることを特徴とする化粧料又は皮膚外用剤。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記皮膜形成ポリマーの構成単量体単位として、(メタ)アクリル酸及び(メタ)アクリレート単量体からなる群より選ばれる1種又は2種以上が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の化粧料又は皮膚外用剤。
【請求項3】
前記水性ポリマーエマルションの不揮発分濃度が1~70%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧料又は皮膚外用剤。
【請求項4】
前記皮膜形成ポリマーの乾燥皮膜の23℃における破断伸び率が1000~2000%であることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の化粧料又は皮膚外用剤。
【請求項5】
前記水性ポリマーエマルション中の揮発性有機化合物の濃度が1000ppm以下であることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の化粧料又は皮膚外用剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水性ポリマーエマルションが配合された化粧料又は皮膚外用剤に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、化粧崩れ防止や化粧もち向上の目的で、ポリウレタン系ポリマー、アクリル酸系ポリマーが配合された水性ポリマーエマルションが化粧料中に配合されている。これは、水性ポリマーエマルションが含まれた化粧料によって与えられた肌上の化粧膜が、耐水性及び水性状況下における耐摩耗性と耐皮脂性及び油性状況下における耐摩耗性を示すことによるものである。しかしながら、従来用いられてきた水性ポリマーエマルションによる皮膜特性は、十分な耐水性及び水性状況下における耐摩耗性と耐皮脂性及び油性状況下における耐摩耗性を有さず、長時間皮膚に塗布した際には、化粧が崩れてしまうという問題点があった。
【0003】
さらに水性ポリマーエマルションにより形成された皮膜の柔軟性が十分でないために、顔の表情変化(皮膚の動き変化)によって、その化粧膜が破壊されてしまい、化粧崩れが生じていることが確認されていた。また、耐水性及び水性状況下における耐摩耗性と耐皮脂性及び油性状況下における耐摩耗性は優れているが、柔軟性が劣る皮膜特性を与える水性ポリマーエマルションや、柔軟性は優れているが耐水性及び水性状況下における耐摩耗性と耐皮脂性及び油性状況下における耐摩耗性が劣るなど、耐水性及び水性状況下における耐摩耗性と耐皮脂性及び油性状況下における耐摩耗性、さらに柔軟性が備わった優れた皮膜特性を与える水性ポリマーエマルションを含有する化粧料や皮膚外用剤は無かった。
【0004】
さらに、従来の水性ポリマーエマルションは特有の刺激臭を有するため、化粧下地やファンデーション、クリームなどの顔全体や肌に塗布する時にポリマーの刺激臭が懸念されることから、香料等でマスキングしなければならず、無香料の化粧料化が難しいこと、さらにチークやマスカラ、アイシャドウなどのポイントメイクに制限されるという問題点があった。さらにヘアケアに用いられるスタイリング剤等においても同様な問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平5-017320号公報
特開2005-002207号公報
特開2018-080152号公報
【発明の概要】
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、優れた耐水性及び水性状況下における耐摩耗性と耐皮脂性及び油性状況下における耐摩耗性、柔軟性を有し、さらにポリマー特有の臭気(刺激臭)が低減され、優れた化粧もち効果及び毛髪に適用した場合には優れたスタイリング効果を有する化粧料又は皮膚外用剤を提供することを課題とする。
【0007】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、皮膜形成ポリマーを含有する水性ポリマーエマルションが配合された化粧料又は皮膚外用剤において、当該皮膜形成ポリマーの皮膜の破断時の伸度が特定の値以上であり、かつ、当該水性ポリマーエマルション中の揮発性有機化合物の濃度が特定の値以下とする事によって、耐水性及び水性状況下における耐摩耗性、耐皮脂性及び油性状況下における耐摩耗性、柔軟性を有し、かつ、ポリマー特有な臭気が低減され、化粧もちに優れた効果及び毛髪に適用した場合には優れたスタイリング効果のある化粧料又は皮膚外用剤を提供できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明において、「(メタ)アクリル」とはアクリル又はメタクリルを意味し、(メタ)アクリレートとはアクリレート又はメタクリレートを意味する。
【0009】
本明細書において、「水性ポリマーエマルション」とは水を主とする溶剤にポリマーを分散させてなるエマルションを意味し、以降、単にエマルションと記載する場合がある。
【0010】
本発明の一実施形態は、皮膜形成ポリマーを含有する水性ポリマーエマルションが配合された化粧料又は皮膚外用剤であって、前記皮膜形成ポリマーの乾燥皮膜の23℃における破断伸び率が700%~2800%であり、かつ、前記水性ポリマーエマルション中の揮発性有機化合物の濃度が2000ppm以下であることを特徴とする化粧料又は皮膚外用剤である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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