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公開番号
2025172001
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2025075127
出願日
2025-04-30
発明の名称
アブレーションカテーテル装置及び組織の焼灼のための装置
出願人
シュトッケルト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
18/14 20060101AFI20251113BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】アブレーションカテーテル装置及び組織の焼灼のための装置を提供する。
【解決手段】カテーテル装置の例示的実施形態は、第1のシャフトと、第1のシャフトに固定された第1の可撓性外側構造体とを有する少なくとも1つの内側カテーテルモジュールを有し、第1の外側構造体は折畳み状態と拡張状態を呈するように構成される。カテーテル装置は、第2のシャフトと、第2のシャフトに固定された第2の可撓性外側構造体とを有する外側カテーテルモジュールを有し、第2の外側構造体は初期状態と終了状態を呈するように構成される。第2のシャフトは、第1の外側構造体が折畳み状態にあるときに第2の外側構造体が初期状態となり、第1の外側構造体が拡張状態にあるときに第2の外側構造体が終了状態となるように、第2のシャフト内に少なくとも1つの内側カテーテルモジュールのうちの内側カテーテルモジュールを受容するように構成される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のシャフト(421、431)と、前記第1のシャフト(421、431)に固定され、折畳み状態及び拡張状態を呈するように構成された第1の可撓性外側構造体(422、432)とを有する少なくとも1つの内側カテーテルモジュール(420、430)と、
第2のシャフト(401、411)と、前記第2のシャフト(401、411)に固定され、初期状態及び終了状態を呈するように構成された第2の可撓性外側構造体とを有する外側カテーテルモジュール(400、410)と、を備え、
前記第2のシャフト(401、411)は、前記第1の可撓性外側構造体(422、432)が前記折畳み状態にあるときに前記第2の可撓性外側構造体が前記初期状態を呈し、前記第1の可撓性外側構造体(422、432)が前記拡張状態にあるときに前記第2の可撓性外側構造体が前記終了状態を呈するように、前記第2のシャフト(401、411)内に前記少なくとも1つの内側カテーテルモジュール(420、430)のうちの内側カテーテルモジュール(420、430)を受容するように構成される、アブレーションカテーテル装置(440、450、460)。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記少なくとも1つの内側カテーテルモジュール(420、430)は、バルーンカテーテルとして構成されるか、又はバルーンカテーテルを有し、前記第1の可撓性外側構造体(422、432)は、可撓性の膜として構成されるか、又は可撓性の膜を有する、請求項1に記載のアブレーションカテーテル装置(440、450、460)。
【請求項3】
前記第2の可撓性外側構造体の外側上に複数の電極(405_m)が配置される、請求項1又は2に記載のアブレーションカテーテル装置(440、450、460)。
【請求項4】
前記第2の可撓性外側構造体は、複数のリブ(404_n)を有するか、又は複数のリブ(404_n)によって形成される、請求項1~3のいずれか1項に記載のアブレーションカテーテル装置(440、450、460)。
【請求項5】
前記複数のリブ(404_n)の各々の上に、少なくとも1つの電極(405_m)が配置又は形成される、請求項4に記載のアブレーションカテーテル装置(440、450、460)。
【請求項6】
前記第2の可撓性外側構造体はバスケット形状を有する、請求項1~5のいずれか1項に記載のアブレーションカテーテル装置(440、450、460)。
【請求項7】
内側シャフト(406、416)が、前記少なくとも1つの内側カテーテルモジュール(420、430)のうちの内側カテーテルモジュール(420、430)を受容するように、第2シャフト(401;411)内に配置され構成される、請求項1~6のいずれか1項に記載のアブレーションカテーテル装置(440、450、460)。
【請求項8】
前記外側カテーテルモジュール(400、410)は、
前記第2の可撓性外側構造体の近位に、前記第2のシャフト(401、411)に取付けられるか、前記第2のシャフト(401、411)上に配置された、例えば環状電極である電極(402、403)を有し、かつ/又は、
前記第2の可撓性外側構造体の遠位に、前記第2のシャフト(401、411)に取付けられるか、前記第2のシャフト(401、411)上に配置された、例えば環状電極である電極(412、413)を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載のアブレーションカテーテル装置(440、450、460)。
【請求項9】
患者の組織のアブレーションのための装置であって、
請求項1~8のいずれか1項に記載のアブレーションカテーテル装置(440、450、460)と、
前記アブレーションカテーテル装置(440、450、460)に接続され又は接続可能な信号発生装置と、
前記アブレーションカテーテル装置(440、450、460)及び/又は前記信号発生装置に接続され又は接続可能な制御・評価ユニットと、
を備える、装置。
【請求項10】
前記信号発生装置は、ラジオ周波数(RF)信号を生成する第1の信号発生器と、パルス電界アブレーションのための信号を生成する第2の信号発生器とを有する、請求項9に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アブレーションカテーテル装置及び組織の焼灼のための装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、パルス電界による組織の治療が、関連する臨床技術としてますます確立されている。しかしながら、組織に作用する短い高電圧パルス及びそれに関連する高い電界強度の使用は、既に40年以上にわたる集中的な研究の対象となっている。このアプリケーション方法は、高電圧振幅の短いパルスの送達に基づいており、これにより、1センチメートル当たり数百ボルトまでの領域の局所的に強い電界が活性電極対の間に発生するため、非熱的手順として分類される。この電界強度は、細胞膜における細孔の形成をもたらす。電界が、細胞膜の脂質二重層における細孔の形成に必要とされる特定の閾値を超える場合、かつ、組織が臨界時間にわたってその電界に露出される場合、電気穿孔法(electroporation)は不可逆的になる。孔は、永久的に開いたままであり、最終的に、問題となっている細胞のプログラムされた細胞死(アポトーシス)をもたらす。
【0003】
パルス電界アブレーション(pulsed field ablation)は、とりわけ不整脈の治療のための有望な治療法であることが証明されている。例えば、心房細動のような不整脈は、心臓組織の罹患領域が形成されるか、異常な電気信号を伝達するときに生じる。これらは、正常な心拍を乱し、非同期リズムを引き起こす。そのような不整脈に対する治療の可能な形態は、妨害信号の電気的信号伝達の介入的抑制である。カテーテルを介したエネルギ供給による心臓組織の選択的焼灼によって、望ましくない電気信号の伝播を防止する非伝導性病変を形成することができる。特定の型の不整脈、心房細動の場合、妨害する電気信号の原因は、心臓の左心房に至る肺静脈にある。カテーテルアブレーション(肺静脈隔離術)により、肺静脈は治療のために左心房から意図的に電気的に隔離される。
【0004】
腎交換神経焼灼術(renal denervation)は、高血圧をはじめとする心血管障害や腎臓の慢性疾患を治療するために、交感神経活動の亢進を抑制する方法である。これは、特殊なカテーテルを用いて、腎動脈周囲の神経線を抑制する、低侵襲処置を介して行われる。カテーテルは腎動脈に挿入され、外側を走る神経は、一般に、熱的又は化学的アブレーションによって血管壁を通して焼灼される。
【0005】
肺静脈隔離及び腎交換神経焼灼術を含む複合治療は、アブレーション後の心房細動の再発の減少につながることが、多くの臨床研究で既に示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
肺静脈隔離及び腎交換神経焼灼術を含む複合治療を行うためには、患者の体の異なる領域、特に異なる器官及び/又は血管において治療を行う必要がある。この目的のために、従来は別々の装置が使用されている。他の治療方法を組み合わせる場合も、同一又は同様の問題が存在する。ここでもまた、治療方法を組み合わせるために、異なる装置を使用しなければならないことが多い。
【0007】
米国特許第10016233号明細書には、心臓アブレーション及び腎交換神経焼灼術による心房細動の複合治療のシステムが記載されている。アブレーションは、従来のアブレーション法を用いて実行される。心臓アブレーション及び腎交換神経焼灼術を行うには、2つの独立したカテーテルがさらに必要である。
【0008】
米国特許第10517672号明細書は、高電圧発生器及びバルーンカテーテルシステムを含むシステムを記載しており、そのシステムを介してIREパルスを送達することができる。これは、腎動脈の内壁で行われ、外神経線維はその壁を通して剥離され、焼灼される。
【0009】
しかし、複数の治療方法の組み合わせにおいて柔軟に使用可能な装置及びシステムが依然として必要とされている。特に、異なる治療方法において柔軟に使用可能なカテーテルが必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
第1の態様によれば、アブレーションカテーテル装置が提唱される。アブレーションカテーテル装置は、少なくとも1つの内側カテーテルモジュールを有する。アブレーションカテーテル装置は、外側カテーテルモジュールを有する。少なくとも1つの内側カテーテルモジュールは、(各場合において)少なくとも1つの第1のシャフトと、第1のシャフトに固定された第1の可撓性外側構造体とを有する。第1の可撓性外側構造体は、折畳み状態及び拡張状態を呈するように構成される。外側カテーテルモジュールは、第2のシャフトと、第2のシャフトに固定された第2の可撓性外側構造体とを有する。第2の可撓性外側構造体は、初期状態及び終了状態を呈するように構成される。(外側カテーテルモジュールの)第2のシャフトは、第2のシャフト内の少なくとも1つの内側カテーテルモジュールのうちの内側カテーテルモジュールを受容するように構成される。第2のシャフトは、第1の可撓性外側構造体が折畳み状態にあるときに第2の可撓性外側構造体が初期状態となり、第1の可撓性外側構造体が拡張状態にあるときに第2の可撓性外側構造体が終了状態をとなるように、第2のシャフト内に少なくとも1つの内側カテーテルモジュールのうちの内側カテーテルモジュールを受容するように構成される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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