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公開番号2025170622
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-19
出願番号2024075360
出願日2024-05-07
発明の名称投影システム
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B23P 21/00 20060101AFI20251112BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】生産ラインのレイアウト変更等に柔軟に対応できる投影システムを提供する。
【解決手段】投影システム(3)は、車体(V)を搬送する搬送装置(21)を含む生産設備(2)上または生産設備(2)の近傍に情報(I)を投影する投影装置(31)を備え、情報(I)は、生産設備(2)に関する設備情報(IA)を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象物を搬送する搬送装置を含む生産設備上または前記生産設備の近傍に情報を投影する投影装置を備え、
前記情報は、前記生産設備に関する設備情報を含む、投影システム。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記設備情報は、前記搬送装置に関する情報であり、
前記投影装置は、前記搬送装置上または前記搬送装置の近傍に前記設備情報を投影する、
請求項1に記載の投影システム。
【請求項3】
前記設備情報は、前記生産設備または前記搬送装置の動作状態を示す動作情報を含む、
請求項1または2に記載の投影システム。
【請求項4】
前記投影装置は、前記搬送装置の位置または動作状態に応じて、投影する前記設備情報の内容、サイズまたは位置を切り替える、
請求項1または2に記載の投影システム。
【請求項5】
前記設備情報は、前記生産設備が備える機器の入力信号に関する情報であり、
前記投影装置は、前記設備情報を前記機器上または前記機器の近傍に投影する、
請求項1または2に記載の投影システム。
【請求項6】
前記情報は、前記対象物に対する作業に必要な作業情報をさらに含む、
請求項1または2に記載の投影システム。
【請求項7】
前記生産設備は、前記搬送装置の搬送経路に設置された作業架台をさらに含み、
前記投影装置は、前記搬送装置上または前記作業架台上に前記作業情報を投影する、
請求項6に記載の投影システム。
【請求項8】
前記投影装置は、
前記生産設備の稼働時に投影する稼働投影モードと、
前記生産設備の保守時に投影する保守投影モードと、
に投影モードが切り替え可能になっており、
前記稼働投影モードと前記保守投影モードとにおいて、投影する前記設備情報の内容が切り替わる、
請求項1または2に記載の投影システム。
【請求項9】
前記投影装置は、携帯端末によって前記投影モードが切り替え可能になっている、
請求項8に記載の投影システム。
【請求項10】
前記投影装置を移動させる移動装置をさらに備える、
請求項1または2に記載の投影システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、生産ラインに情報を投影する投影システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば自動車等の生産ラインにおいて、搬送される対象物に情報を投影する技術が知られている(特許文献1および2)。これらの技術は、組立手順または部品の取付位置等の情報を対象物に直接投影することによって誤組等を低減している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-114190号公報
特開2022-110804号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、無人搬送車(AGV:Automated Guided Vehicle)等の導入により、生産ラインのレイアウト変更の頻度が増加することが想定される。これに伴い、生産ラインのレイアウト変更等に柔軟に対応しつつ、搬送装置等の生産設備の状況を作業者が確認しやすい技術の開発が望まれるが、このような技術は未だ実現されていなかった。
【0005】
本開示の一態様は、生産ラインのレイアウト変更等に柔軟に対応できると共に、生産設備の状況を作業者が確認しやすい投影システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る投影システムは、対象物を搬送する搬送装置を含む生産設備上または前記生産設備の近傍に情報を投影する投影装置を備え、前記情報は、前記生産設備に関する設備情報を含む。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、生産ラインのレイアウト変更等に柔軟に対応できると共に、生産設備の状況を作業者が確認しやすい投影システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態1に係る生産ラインシステムの一例を示す概略図である。
図1に示した生産ラインシステムの概略構成を示す斜視図である。
図2に示した生産ラインシステムの概略構成を示す平面図である。
図2および図3に示した摩擦駆動ユニットの構成例を示す平面図である。
前記生産ラインシステムのシステム構成例を示す概略図である。
稼働投影モードにおいて投影される設備情報の切り換え例を示す平面図である。
保守投影モードにおいて投影される設備情報の一例を示す平面図である。
本開示の実施形態2に係る生産ラインシステムの一例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態1〕
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態では、本開示の投影システムを自動車の生産ラインに適用した一例を説明する。ただし、本開示の投影システムは、自動車の生産ラインに限らず、各種製品の生産ラインに適用可能である。また、以下の説明は本開示に係る投影システムの一例であり、本開示の技術的範囲は図示例に限定されるものではない。
【0010】
[投影システムの概要]
まず、本開示の投影システム3の概要について説明する。図1は、本開示の投影システム3が適用された自動車の生産ラインシステム1の一例を示す概略図である。図1に示すように、生産ラインシステム1は、車体(対象物)Vを搬送する搬送装置21を含む生産設備2と、生産設備2上または生産設備2の近傍に情報Iを投影する投影装置31を含む投影システム3と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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