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公開番号
2025170401
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-18
出願番号
2025145349,2024558291
出願日
2025-09-02,2024-03-26
発明の名称
逆止弁
出願人
株式会社イシザキ
代理人
個人
,
個人
主分類
F16K
15/06 20060101AFI20251111BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】弁体が上方に押し上げられている状態が維持されやすい逆止弁を提供する。
【解決手段】移動体30、弁箱10、弁筒14、一次流路40および二次流路50を備える逆止弁1である。移動体30は、弁座12に対して密着する閉状態と、弁座12から離間した開状態と、に直線的に往復移動可能な部材である。弁箱10は、弁筒14を含む部材である。弁箱10には弁座12が固定されている。弁筒14は、移動体30の移動方向に延在している部材であって、移動体30がその内部において移動する部材である。一次流路40は、弁筒14よりも上流側に位置しており、直線の主軸方向を軸心としている。二次流路50は、弁筒14よりも下流側に位置しており、主軸方向を軸心としている。上流側から下流側に向かって弁筒14の内部を通過する流体の第一主流の流方向は、主軸方向の成分よりも移動体30の移動方向の成分を多く有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
内部を上流側から下流側へ流体が流れるストレート管継手タイプの斜めリフト型の逆止弁であって、
弁座と、
前記弁座に対して密着する閉状態と前記弁座から離間した開状態とに直線的に往復移動可能な移動体と、
前記移動体の移動方向に延在して前記移動体が内部において移動する弁筒を含んで前記弁座が固定される弁箱と、
前記弁筒よりも前記上流側に位置して直線の主軸を軸心とする一次流路と、
前記弁筒よりも前記下流側に位置して前記主軸を軸心とする二次流路と、を備え、
前記移動体は、
前記閉状態で前記弁座に支持される弁体と、
該弁体から前記移動方向の両方向へ延びる弁軸と、を含み、
前記弁軸の両端部が前記弁箱の壁部に支持されている、逆止弁。
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【請求項2】
前記弁軸における前記逆止弁の底面側の端部である下端部は、
前記弁箱の前記壁部から突出して前記下端部に向けて延在する二以上の支持部により支持されており、
第一の前記支持部は、前記逆止弁の幅方向に沿って延びて前記移動方向と直交しており、
第二の前記支持部は、
前記主軸を基準として前記弁箱において前記弁筒が設けられている側である天面側と、前記天面側の反対側である底面側と、に向かう縦方向に沿って延びており、
前記移動方向に直交する方向に対して、前記下端部に向けて前記移動方向における前記逆止弁の底面側に向かう向きに傾斜している、請求項1に記載の逆止弁。
【請求項3】
前記支持部は、
板形状を有しており、
該支持部が前記壁部から前記下端部へ延在する長手方向、ならびに板厚方向および前記長手方向に対して直交する幅方向に延在しており、
第一の前記支持部の前記幅方向は、前記主軸に沿っており、
第二の前記支持部の前記幅方向は、前記移動方向に沿っている、請求項2に記載の逆止弁。
【請求項4】
前記弁軸における前記逆止弁の底面側の端部である下端部は、
前記弁箱の前記壁部に固定された筒部に挿入されており、
前記移動方向に延在する溝部が、前記筒部の内壁における前記逆止弁の底面側の一部に形成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の逆止弁。
【請求項5】
前記弁体は、
前記閉状態において前記弁座と密着する封止部と、
前記封止部における前記弁筒の天面側に配置される第一把持部と、
前記封止部における前記逆止弁の底面側に配置される第二把持部と、を含み、
前記封止部は前記移動方向において前記第一把持部と前記第二把持部とに挟まれており、
前記封止部において前記逆止弁の底面側を向く下面の中央部には、当該下面の外周部よりも前記封止部の内部に向けて窪む封止凹部が形成されており、
前記封止凹部における前記底面側の一部の深さ寸法は、他の一部の深さ寸法よりも大きい、請求項1から3のいずれか一項に記載の逆止弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、逆止弁に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
配管内の流体を一方向に通過させるための逆止弁が知られている。
この種の技術に関し、下記特許文献1には、上流の一次流路(流入路)と下流の二次流路(流出路)が同軸上に配置されたストレート管継手タイプの逆止弁が開示されている。当該逆止弁は、弁体が一次流路および二次流路の主軸方向に対して斜めに移動する斜めリフト型と呼ばれるものである。より具体的には、特許文献1における逆止弁は、弁座(15)を有する弁箱(12)と、弁座(15)に着座可能な筐体(23)と、弁体(16)を押し下げる方向に付勢力を有するコイルスプリング(18)と、を備える。
流体は、弁体(16)を押し上げ、一次流路から二次流路へ流入する。流体が一次流路から二次流路へ流れている間は、当該流体の水流により弁体は上方に押し上げられた状態を維持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第1703248号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、弁体が上方に押し上げられている間は一次流路から二次流路が連通しているため、流体は一次流路から二次流路に向けて主軸方向に沿って移動する傾向にある。そのため、上方に押し上げられている弁体は、流体が移動する流路から逸れた位置に配置されているため、流体の水圧を受けにくい。結果、弁体が上方に押し上げられた後において、弁体が上方に押し上げられている状態を維持しにくい場合がある。
【0005】
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、弁体が上方に押し上げられている状態が維持されやすい逆止弁を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の逆止弁は、内部を上流側から下流側へ流体が流れるストレート管継手タイプの斜めリフト型の逆止弁であって、弁座と、前記弁座に対して密着する閉状態と前記弁座から離間した開状態とに直線的に往復移動可能な移動体と、前記移動体の移動方向に延在して前記移動体が内部において移動する弁筒を含んで前記弁座が固定される弁箱と、前記弁筒よりも前記上流側に位置して直線の主軸方向を軸心とする一次流路と、前記弁筒よりも前記下流側に位置して前記主軸方向を軸心とする二次流路と、を備え、前記上流側から前記下流側に向かって前記弁筒の内部を通過する前記流体の第一主流の流方向は、前記主軸方向の成分よりも前記移動体の前記移動方向の成分を多く有することを特徴とする。
【0007】
弁筒の内部を通過する流体の主流である第一主流の流方向が、主軸方向の成分よりも移動体の移動方向の成分を多く有することにより、第一主流は主として弁体を移動方向に(特に移動方向における天井側に向けて)押し上げる方向に流れる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の逆止弁によれば、第一主流が主として移動方向に弁体を押し上げる方向に流れることにより、弁体を押し上げる向きで流体が弁体に対して衝突し続ける。
これにより、弁体が上方に押し上げられている状態が維持されやすい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
【0010】
本発明の第一実施形態にかかる逆止弁の一例を示す斜視図である。
第一実施形態にかかる閉状態の逆止弁の主軸方向に沿った縦断面図である。
第一実施形態にかかる開状態の逆止弁の主軸方向に沿った縦断面図である。
図4(a)は第一実施形態にかかる逆止弁において流体が流れたときの速度分布図である。図4(b)は、図4(a)と同じ図に領域A~Dを示した図である。
図5(a)および図5(b)は第一実施形態にかかる逆止弁において流体が流れたときの速度分布図である。
第一実施形態にかかる逆止弁における弁箱の背面図である。弁軸の外形を点線で図示している。
図7(a)は第一実施形態にかかる下端筒部を後方から見た図である。図7(b)は第一実施形態にかかる弁軸の下端部を後方から見た図である。
図8(a)は第一実施形態にかかる弁体を一部分解して後方から見た図である。図8(b)は弁体および弁軸の縦断面図である。
本発明の第二実施形態にかかる逆止弁の斜視図である。
第二実施形態にかかる閉状態の逆止弁の主軸方向に沿った縦断面図である。
第二実施形態にかかる開状態の逆止弁の主軸方向に沿った縦断面図である。
第二実施形態にかかる逆止弁において流体が流れたときの速度分布図である。
図13(a)および図13(b)は第二実施形態にかかる逆止弁において流体が流れたときの速度分布図である。
第二実施形態にかかる逆止弁における弁箱の背面図である。弁軸の外形を点線で図示している。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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