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公開番号
2025170008
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-14
出願番号
2025141175,2022557101
出願日
2025-08-27,2021-03-22
発明の名称
体内の空洞を塞ぐためのデバイス、システム、および方法
出願人
ラミナー インコーポレイテッド
代理人
個人
主分類
A61B
17/00 20060101AFI20251107BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】体内の空洞または開口部を閉鎖または閉塞するためのデバイスの実施形態が開示される。
【解決手段】デバイスのいくつかの実施形態は、空洞内で展開されるように構成され、空洞の壁部分
に対して拡張または移動されるように構成され、インプラントが回転するときに空洞の少
なくとも一部分をねじるように構成されるインプラントを含むことができる。その後、固
定要素、ステープル、縫合糸、または他の留め具を、集めた組織に移植して、組織を集め
た状態に保持し、それによって空洞の開口部を塞ぐことができる。インプラントは、空洞
内にとどまるか、または取り外すことができる。
【選択図】図2E
特許請求の範囲
【請求項1】
空洞を再形成、閉鎖、または閉塞するためのデバイスであって、
インプラントであって、
第一の状態と第二の状態との間で移動するように構成される接触部材であって、前記接触部材が、一つまたは複数の組織係合機構を含み、前記接触部材が、長手方向軸に沿って位置付けられている、接触部材と、
固定要素とを含む、インプラントを含み、
前記接触部材が、前記接触部材が前記空洞内に前進した後、前記空洞の壁部分と係合するように構成され、
前記接触部材が、第一の位置から第二の位置に少なくとも第一の方向に回転するように構成され、
前記接触部材が、前記接触部材が前記空洞の前記壁部分と係合し、前記第一の位置から前記第二の位置に回転すると、前記一つまたは複数の組織係合機構と前記空洞の組織との間の係合によって前記第一の方向に前記空洞の前記壁部分の少なくとも一部分をねじって、前記空洞の前記壁部分の少なくとも第一の部分を前記空洞の前記壁部分の第二の部分に向かって引くように構成され、
前記固定要素が、前記固定要素が動作可能な状態で移植されたときに前記空洞の前記壁部分の第二の方向への回転を防止して前記壁部分の組織をねじれた状態に維持するように構成され、前記第二の方向は前記長手方向軸周りに前記第一の方向と反対である、デバイス。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記接触部材が、拘束具が前記接触部材から取り外されたときに、前記接触部材の少なくとも一部分が、前記第一の状態から前記第二の状態に自動的に拡張するように、自己拡張可能である、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記デバイスが、前記接触部材が前記第二の位置まで回転されるときに、前記空洞の前記組織を前記デバイスの本体部分の外側表面の周りで収縮させるように構成され、
前記固定要素が、前記デバイスの前記本体部分の前記外側表面の周りで収縮した前記空洞の前記組織、または前記空洞に隣接する組織と係合し、前記インプラントおよび/または前記空洞の前記組織もしくは前記空洞に隣接する前記組織の前記第二の方向への回転を防止するように構成される、請求項1又は2に記載のデバイス。
【請求項4】
前記固定要素が、前記デバイスの前記本体部分の前記外側表面の周りで収縮した前記空洞の前記組織の一部分、または前記空洞に隣接する前記組織と係合するように構成される複数の組織アンカーを有し、前記インプラントおよび/または前記空洞の前記組織もしくは前記空洞に隣接する前記組織の前記第二の方向への回転を防止する、請求項3に記載のデバイス。
【請求項5】
前記インプラントが、前記第一の位置から前記第二の位置に前記第一の方向に回転するように構成され、
前記インプラントが、前記インプラントが完全に展開された後、前記インプラントの少なくとも一部分が前記第二の方向に回転するのを防止するように構成され、前記第二の方向が前記第一の方向と反対である、請求項1~4のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項6】
前記一つまたは複数の組織係合機構は、前記接触部材の外部表面上に配置された複数の組織アンカーを含み、前記複数の組織アンカーが、前記接触部材が前記第二の状態に移動された後、前記空洞の内側壁表面と係合するように構成される、請求項1~5のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項7】
前記第二の位置が、前記第一の位置から、90度~360度回転した位置、または360度超回転した位置である、請求項1~6のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項8】
前記固定要素を前記接触部材に向かって付勢するように構成される保持部材を含む、請求項1~7のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項9】
前記固定要素を前記接触部材に連結するように構成される保持部材を含む、請求項1~7のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項10】
前記固定要素を前記接触部材と連結するように構成される保持部材を含み、前記保持部材がねじ付きシャフトを含む、請求項1~7のいずれか一項に記載のデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
優先権主張および参照による組み込み
本出願は、DEVICES, SYSTEMS AND METHODS FOR OCCLUDING CAVITIES WITHIN THE BODYと題する、2020年3月24日に出願された米国特許出願第62/994,240号の優先権を主張し、その内容は、本明細書に完全に記載されるかのように、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。優先権の利益は、35 U.S.C.§119(e)を含むがこれに限定されない適切な法的根拠に基づき請求される。
続きを表示(約 4,300 文字)
【0002】
本開示の実施形態は、体内の空洞を閉鎖または閉塞するためのデバイス、装置、および方法に関する。
【背景技術】
【0003】
遠隔および緊急事態における創傷の治療のための現在の方法およびデバイスは限定され、欠点を有する。例えば、戦場での創傷は、閉鎖が難しく、かつ時間がかかる場合がある。より迅速で効果的な創傷閉鎖デバイスおよび方法を、緊急事態、医療支援を得ることが困難な遠隔地、さらには戦場の状況でさえも使用するためのニーズが存在する。
【0004】
僧帽弁逆流症はますます流行している。多くの場合、僧帽弁逆流症は、しばしばI型またはII型僧帽弁疾患と呼ばれる、動揺弁尖、破断した腱索、または弁輪拡張によるものである。僧帽弁修復は、僧帽弁逆流症を含む僧帽弁の疾患を治療するために実施され得る。一部の事例では、僧帽弁修復手術には、弁尖が、逆流なしに、接合物を閉じ、完全に閉じることができるように、弁形成リングの移植、髄質修復または皺襞形成、および過剰な弁組織の除去の可能性が含まれる。僧帽弁修復の既存のデバイスおよび方法は、非常に有能な心臓外科医を必要とする。多くの心臓外科医は、このようなデバイスまたは技術について、この高度な訓練および経験を有しておらず、多くの外科医にとって、僧帽弁修復の実施が極めて困難である。
【0005】
減量手術は、消化を遅らせ、体重を減少させ、糖尿病のリスクを低下させ、肥満患者における死亡リスクを低下させるために使用される。拘束手術は、胃のサイズを縮小する減量手術の一形態である。一例は、ReShape Lifesciencesによって製造されたLapBandデバイスである。
【発明の概要】
【0006】
本開示のシステム、方法、およびデバイスはそれぞれ、いくつかの革新的な態様、実装、または態様を有し、それらのうち一つも、本明細書に開示される望ましい属性に単独で責任を持たない。
【0007】
本明細書に開示される体内の空洞を再形成、閉鎖、または閉塞するためのデバイスのいくつかの実施形態は、第一の状態と第二の状態との間で移動するように構成されるインプラント、およびインプラントが第一の状態にあるときに、インプラントを空洞内、その近く、またはそれに隣接して前進させるように構成されるカテーテルを含むことができ、インプラントが空洞内、その近く、またはそれに隣接して前進した後、インプラントの少なくとも一部分が空洞の壁部分に係合するように、インプラントが、第一の状態から第二の状態へ移動するように構成されてもよく、インプラントが第二の状態にあるとき、インプラントが第一の回転位置から第二の回転位置に回転されるときに、インプラントが空洞の少なくとも一部分、または空洞の近く、または隣接する組織をねじるように、構成され得る。本明細書に開示される任意の実施形態では、ねじれの動きまたは段差は、トルクカテーテルによって達成され得る。
【0008】
本明細書に開示される創傷を再形成、閉鎖、または閉塞するためのデバイスのいくつかの実施形態は、第一の状態と第二の状態との間で移動するように構成される接触部材と固定要素とを含むインプラントを含み得る。創傷を再形成、閉鎖、または閉塞するために本明細書に開示されるデバイスの任意の実施形態は、さらなる実施形態では、任意の組み合わせで、以下の特徴または詳細のうちの一つまたは複数を含み、接触部材は、接触部材が空洞内に前進した後、接触部材の少なくとも一部分が創傷の空洞の壁部分と係合するように、第一の状態から第二の状態に移動するように構成され、接触部材が、第一の回転位置(第一の位置とも呼ばれる)から第二の回転位置(第二の位置とも呼ばれる)に少なくとも第一の方向に回転するように構成され、接触部材は、接触部材が第一の回転位置から第二の回転位置に回転したときに、創傷の空洞の壁部分の少なくとも一部分を第一の方向にねじり、空洞の壁部分の少なくとも第一の部分を空洞の壁部分の第二の部分に向かって引くように構成され、固定要素は、固定要素が動作可能な状態にあるときに、創傷の空洞の壁部分の第二の方向への回転を防止するように構成され、第二の方向が第一の方向と反対であり、接触部材が、接触部材の少なくとも一部分が、接触部材から拘束具が取り外されたときに、第一の状態から第二の状態へ自動的に拡張するように、自己拡張可能であり、接触部材が、創傷の空洞内に展開された後、第二の状態に留まるように付勢され、接触部材が、固定要素が空洞の上に移植された後、空洞から取り外し可能であるように構成され、接触部材が、時計回りまたは反時計回りに回転するように構成され、デバイスが、接触部材が第二の回転位置に回転したときに、創傷の空洞の組織を、デバイスの本体部分の外側表面の周りに収縮させるように構成され、固定要素が、デバイスの本体部分の外側表面の周りに収縮された空洞の組織、または空洞に隣接する組織と係合して、インプラントおよび/または組織の第二の方向への回転を防止するように構成され、固定要素が、デバイスの本体部分の外側表面または空洞に隣接する組織の周りで収縮した空洞の組織の一部分と係合するように構成される複数の組織アンカーを有し、インプラントおよび/または組織の第二の方向への回転を防止し、および/または固定要素がらせん形状を有し、移植手順中にインプラントの本体部分の周りに回転するように構成される。
【0009】
創傷を再形成、閉鎖、または閉塞するために本明細書に開示されるデバイスの任意の実施形態は、さらなる実施形態では、任意の組み合わせで、以下の特徴または詳細のうちの一つまたは複数を含み、インプラントが、第一の回転位置から第二の回転位置に第一の方向に回転するように構成され、インプラントが完全に展開された後、インプラントは、インプラントが第二の方向に回転するのを防止するように構成され、第二の方向が第一の方向と反対であり、接触部材が、その外部表面上に複数の組織アンカーを有し、接触部材の外部表面上の複数の組織アンカーが、接触部材が第二の状態に移動された後、空洞の内側壁表面と係合するように構成され、第二の回転位置が、第一の回転位置に対して、一回転のおよそ四分の一から一回または複数回の完全回転までであり、固定要素を接触部材に向かって付勢するように構成される保持部材をさらに含み、固定要素を接触部材に連結するように構成される保持部材を含み、固定要素を接触部材に連結するように構成される保持部材を含み、保持部材がねじ付きシャフトを有し、接触部材が、トルクが接触部材に印加されるとき、第一の回転位置から第二の回転位置に少なくとも第一の方向に回転するように構成され、デバイスが、固定要素が固定要素の動作可能な状態に展開された後、接触部材を空洞から取り外すことができるように構成され、固定要素が、接触部材が取り外された後、固定要素が動作可能な状態にあるときに、第二の方向へのインプラントの回転を防止するように構成され、固定要素の一部分のみが、デバイスの配置後に空洞から外に延伸し、およびデバイスの他の全ての部分が、デバイスの展開後に空洞内にあり、および/または展開されたデバイスの全長のおよそ10%以下のみがデバイスの展開後に、空洞から外に延伸する。
【0010】
本明細書に開示される空洞を再形成、閉鎖、または閉塞するためのデバイスのいくつかの実施形態は、第一の状態と第二の状態との間で移動するように構成される接触部材を有するインプラントと、接触部材が第一の状態にあるときに接触部材を空洞内に前進させ、接触部材が空洞内に前進した後、接触部材の外部表面が空洞の内側壁表面に対して拡張するように、接触部材を第一の状態から第二の状態へ移動させるように構成されるカテーテルとを含むことができる。空洞を再形成、閉鎖、または閉塞するために本明細書に開示されるデバイスの任意の実施形態は、さらなる実施形態では、任意の組み合わせで、以下の特徴または詳細のうちの一つまたは複数を含み、カテーテルが、カテーテルの少なくとも一部分が、所定のトルクレベルに達するまで回転されて、接触部材が空洞の少なくとも一部分をねじることができるように、接触部材を第一の回転位置から第二の回転位置に回転させるときに、接触部材上にトルクをかけるように構成され、接触部材が空洞内に前進した後、接触部材の少なくとも一部分が空洞の壁部分と係合するように、接触部材が、第一の状態から第二の状態に移動するように構成され、接触部材が、第一の回転位置から第二の回転位置に少なくとも第一の方向に回転するように構成され、接触部材は、接触部材が第一の回転位置から第二の回転位置に回転したときに、空洞の壁部分の少なくとも一部分を第一の方向にねじり、空洞の壁部分の少なくとも第一の部分を空洞の壁部分の第二の部分に向かって引くように構成され、固定要素は、固定要素が動作可能な状態にあるときに、空洞の壁部分の第二の方向への回転を防止するように構成され、第二の方向が第一の方向と反対であり、接触部材が、接触部材の少なくとも一部分が、接触部材から拘束具が取り外されたときに、第一の状態から第二の状態へ自動的に拡張するように、自己拡張可能であり、接触部材が、空洞内への展開後に第二の状態に留まるように付勢され、接触部材が、固定要素が空洞の上に移植された後、空洞から取り外し可能であるように構成され、接触部材が、時計回りまたは反時計回りに回転するように構成され、デバイスが、接触部材が第二の回転位置に回転するとき、空洞の組織をデバイスの本体部分の外側表面の周りに収縮させるように構成され、デバイスの本体部分の外側表面の周りに収縮された空洞の組織、または空洞に隣接する組織と係合して、インプラントおよび/または組織の第二の方向への回転を防止するように構成される固定要素と、固定要素が、デバイスの本体部分の外側表面または空洞に隣接する組織の周りで収縮した空洞の組織の一部分と係合するように構成される複数の組織アンカーを有し、インプラントおよび/または組織の第二の方向への回転を防止し、および/または固定要素がらせん形状を有し、移植手順中にインプラントの本体部分の周りに回転するように構成される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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