TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025170001
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-14
出願番号
2025140977,2025014949
出願日
2025-08-27,2019-09-20
発明の名称
変換係数レベルコーディング方法およびその装置
出願人
エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド
,
LG ELECTRONICS INC.
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
19/70 20140101AFI20251107BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】画像コーディング効率を高める方法および装置を提供する。
【解決手段】本開示によるデコード装置により行われる画像デコード方法は、残差情報を有するビットストリームを受信し、残差情報に基づいて変換ブロックに対する複数の変換係数を導出し、複数の変換係数に基づいて変換を行うことによって変換ブロックに対する複数の残差サンプルを導出し、複数の残差サンプルに基づいて復元ピクチャを生成することを有し、変換ブロックのサイズに基づいて閾値を決定し、閾値に基づいてデコードされた1つの変換係数に対する有効係数フラグの値、パリティレベルフラグの値、第1変換係数レベルフラグの値、第2変換係数レベルフラグの値、残りの絶対値シンタックス要素の値およびサインフラグの値に基づいて、1つの変換係数を導出する、ことを特徴とする。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
デコード装置により行われる画像デコード方法であって、
残差情報を有するビットストリームを受信するステップと、
前記ビットストリームに有される前記残差情報に基づいて現ブロックに対する複数の量子化された変換係数を導出するステップと、
前記複数の量子化された変換係数に基づいて前記現ブロックに対する複数の残差サンプルを導出するステップと、
前記現ブロックに対する前記複数の残差サンプルに基づいて復元ピクチャを生成するステップと、を有し、
前記残差情報は、前記現ブロックに対する1つの量子化された変換係数に対する、有効係数フラグ、パリティレベルフラグ、第1変換係数レベルフラグおよび第2変換係数レベルフラグを有し、
前記有効係数フラグは、前記1つの量子化された変換係数が0ではない有効係数であるか否かに関し、
前記パリティレベルフラグは、前記1つの量子化された変換係数に対する変換係数レベルのパリティに関し、
前記第1変換係数レベルフラグは、前記変換係数レベルが第1閾値より大きいか否かに関し、
前記第2変換係数レベルフラグは、前記変換係数レベルが第2閾値より大きいか否かに関し、
前記第1閾値は、1であり、前記第2閾値は、3であり、
前記複数の量子化された変換係数を導出するステップは、
前記有効係数フラグ、前記第1変換係数レベルフラグ、前記パリティレベルフラグおよび前記第2変換係数レベルフラグをデコードするステップと、
前記デコードされた有効係数フラグの値、前記デコードされたパリティレベルフラグの値、前記デコードされた第1変換係数レベルフラグの値および前記デコードされた第2変換係数レベルフラグの値に基づいて前記1つの量子化された変換係数を導出するステップと、を有し、
前記第1変換係数レベルフラグをデコードするステップは、前記パリティレベルフラグをデコードするステップより先に行われ、
前記1つの量子化された変換係数の前記変換係数レベルが1であることに基づいて、前記パリティレベルフラグおよび前記第2変換係数レベルフラグは、デコードされず、
前記残差情報に有される、前記現ブロック内の前記複数の量子化された変換係数に対する有効係数フラグの個数、第1変換係数レベルフラグの個数、パリティレベルフラグの個数および第2変換係数レベルフラグの個数の和は、所定の閾値以下である、画像デコード方法。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
前記所定の閾値は、前記現ブロックのサイズに基づいて決定される、請求項1に記載の画像デコード方法。
【請求項3】
前記残差情報に有される、前記有効係数フラグの個数、前記第1変換係数レベルフラグの個数および前記パリティレベルフラグの個数の和は、第3閾値以下であり、
前記残差情報に有される前記第2変換係数レベルフラグの個数は、第4閾値以下であり、
前記所定の閾値は、前記第3閾値と前記第4閾値との和である、請求項1に記載の画像デコード方法。
【請求項4】
係数スキャン順序により決定された0番目の量子化された変換係数ないしn番目の量子化された変換係数に基づいて導出された、前記有効係数フラグの個数、前記第1変換係数レベルフラグの個数、前記パリティレベルフラグの個数および前記第2変換係数レベルフラグの個数の和が前記所定の閾値に到達する場合、前記係数スキャン順序により決定されたn+1番目の量子化された変換係数に対しては、有効係数フラグ、第1変換係数レベルフラグ、パリティレベルフラグおよび第2変換係数レベルフラグの明示的なシグナリングが省略され、前記残差情報に有される係数レベル情報の値に基づいて前記n+1番目の量子化された変換係数の値が導出される、請求項1に記載の画像デコード方法。
【請求項5】
前記残差情報に有される、前記有効係数フラグ、前記第1変換係数レベルフラグ、前記パリティレベルフラグおよび前記第2変換係数レベルフラグは、コンテキストに基づいてコーディングされ、
前記係数レベル情報は、バイパスに基づいてコーディングされる、請求項4に記載の画像デコード方法。
【請求項6】
エンコード装置により行われる画像エンコード方法であって、
現ブロックに対する複数の残差サンプルを導出するステップと、
前記現ブロックに対する前記複数の残差サンプルに基づいて複数の量子化された変換係数を導出するステップと、
前記複数の量子化された変換係数に関する情報を有する残差情報をエンコードするステップと、を有し、
前記残差情報は、前記現ブロックに対する1つの量子化された変換係数に対する、有効係数フラグ、パリティレベルフラグ、第1変換係数レベルフラグおよび第2変換係数レベルフラグを有し、
前記有効係数フラグは、前記1つの量子化された変換係数が0ではない有効係数であるか否かに関し、
前記パリティレベルフラグは、前記1つの量子化された変換係数に対する変換係数レベルのパリティに関し、
前記第1変換係数レベルフラグは、前記変換係数レベルが第1閾値より大きいか否かに関し、
前記第2変換係数レベルフラグは、前記変換係数レベルが第2閾値より大きいか否かに関し、
前記第1閾値は、1であり、前記第2閾値は、3であり、
前記残差情報をエンコードするステップは、
前記1つの量子化された変換係数に基づいて、前記有効係数フラグの値、前記パリティレベルフラグの値、前記第1変換係数レベルフラグの値および前記第2変換係数レベルフラグの値を導出するステップと、
前記有効係数フラグ、前記第1変換係数レベルフラグをエンコードし、前記パリティレベルフラグおよび前記第2変換係数レベルフラグをエンコードするステップと、を有し、
前記第1変換係数レベルフラグをエンコードするステップは、前記パリティレベルフラグをエンコードするステップより先に行われ、
前記1つの量子化された変換係数の前記変換係数レベルが1であることに基づいて、前記パリティレベルフラグおよび前記第2変換係数レベルフラグは、エンコードされず、
前記残差情報に有される、前記現ブロック内の前記複数の量子化された変換係数に対する有効係数フラグの個数、第1変換係数レベルフラグの個数、パリティレベルフラグの個数および第2変換係数レベルフラグの個数の和は、所定の閾値以下である、画像エンコード方法。
【請求項7】
前記所定の閾値は、前記現ブロックのサイズに基づいて決定される、請求項6に記載の画像エンコード方法。
【請求項8】
前記残差情報に有される、前記有効係数フラグの個数、前記第1変換係数レベルフラグの個数および前記パリティレベルフラグの個数の和は、第3閾値以下であり、
前記残差情報に有される前記第2変換係数レベルフラグの個数は、第4閾値以下であり、
前記所定の閾値は、前記第3閾値と前記第4閾値との和である、請求項6に記載の画像エンコード方法。
【請求項9】
係数スキャン順序により決定された0番目の量子化された変換係数ないしn番目の量子化された変換係数に基づいて導出された、前記有効係数フラグの個数、前記第1変換係数レベルフラグの個数、前記パリティレベルフラグの個数および前記第2変換係数レベルフラグの個数の和が前記所定の閾値に到達する場合、前記係数スキャン順序により決定されたn+1番目の量子化された変換係数に対しては、有効係数フラグ、第1変換係数レベルフラグ、パリティレベルフラグおよび第2変換係数レベルフラグの明示的なシグナリングが省略され、前記残差情報に有される係数レベル情報の値に基づいて前記n+1番目の量子化された変換係数の値が導出される、請求項6に記載の画像エンコード方法。
【請求項10】
前記残差情報に有される、前記有効係数フラグ、前記第1変換係数レベルフラグ、前記パリティレベルフラグおよび前記第2変換係数レベルフラグは、コンテキストに基づいてコーディングされ、
前記係数レベル情報は、バイパスに基づいてコーディングされる、請求項9に記載の画像エンコード方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像コーディング技術に関し、より詳細には、画像コーディングシステムの変換係数レベルコーディング方法およびその装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
最近、4Kまたは8K以上のUHD(Ultra High Definition)画像/ビデオなどの高解像度、高品質の画像/ビデオに対する需要が多様な分野で増加している。画像/ビデオデータが高解像度、高品質になるほど、既存の画像/ビデオデータに比べて相対的に送信される情報量またはビット量が増加するので、既存の有無線広帯域回線のような媒体を利用して画像データを送信するか、既存の記憶(格納)媒体を用いて画像/ビデオデータを記憶する場合、送信コストおよび記憶コストが増加する。
【0003】
また、最近、VR(Virtual Reality)、AR(Artificial Reality)コンテンツやホログラムなどの没入型(イマーシブ)メディア(Immersive Media)に対する関心および需要が増加しており、ゲーム画像のように現実画像とは異なる画像特性を有する画像/ビデオに関する放送が増加している。
【0004】
したがって、上記のような様々な特性を有する高解像度高品質の画像/ビデオの情報を効果的に圧縮して送信するか、記憶または再生するために、高効率の画像/ビデオ圧縮技術が要求される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の技術的課題は、画像コーディング効率を高める方法および装置を提供することにある。
【0006】
本開示の他の技術的課題は、残差(レジデュアル)コーディングの効率を高める方法および装置を提供することにある。
【0007】
本開示のさらに他の技術的課題は、変換係数レベルコーディングの効率を高める方法および装置を提供することにある。
【0008】
本開示のさらに他の技術的課題は、ライスパラメータ(rice parameter)に基づいて残差情報に対して二進化過程(処理)を行って残差コーディング効率を高める方法および装置を提供することにある。
【0009】
本開示のさらに他の技術的課題は、量子化された変換係数に対する変換係数レベルのパリティ(parity)に関するパリティレベルフラグと変換係数レベルが第1閾(臨界)値より大きいか否かに関する第1変換係数レベルフラグとのデコード手順を決定(または、変更)して、コーディング効率を高める方法および装置を提供することにある。
【0010】
本開示のさらに他の技術的課題は、残差情報に含まれる、現ブロック内の量子化された変換係数に対する有効係数フラグの個数、第1変換係数レベルフラグの個数、パリティレベルフラグの個数および第2変換係数レベルフラグの個数の和を所定の閾値以下に制限して、コーディング効率を高める方法および装置を提供することにある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
イヤーピース
13日前
個人
イヤーマフ
27日前
個人
監視カメラシステム
1か月前
個人
スイッチシステム
21日前
キーコム株式会社
光伝送線路
1か月前
サクサ株式会社
中継装置
1か月前
WHISMR合同会社
収音装置
2か月前
個人
スキャン式車載用撮像装置
1か月前
サクサ株式会社
中継装置
1か月前
アイホン株式会社
電気機器
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
個人
映像表示装置、及びARグラス
22日前
サクサ株式会社
無線システム
1か月前
サクサ株式会社
無線通信装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
13日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
29日前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
ヤマハ株式会社
放音制御装置
21日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
21日前
サクサ株式会社
無線通信装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
個人
ワイヤレスイヤホン対応耳掛け
2か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
16日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
今日
個人
発信機及び発信方法
1か月前
日本電気株式会社
海底分岐装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像システム
2か月前
キヤノン電子株式会社
シート搬送装置
13日前
日本セラミック株式会社
超音波送受信器
今日
株式会社NTTドコモ
端末
1か月前
株式会社JVCケンウッド
通信システム
1か月前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
2か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
13日前
シャープ株式会社
端末装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る