TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025169020
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-12
出願番号2024073969
出願日2024-04-30
発明の名称情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム
出願人株式会社豊田中央研究所
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G06T 19/00 20110101AFI20251105BHJP(計算;計数)
要約【課題】本開示は、バーチャル空間における移動体アバターと所定のオブジェクトとの接触状態に応じた接触感を実空間のプレイヤに与えることを目的とする。
【解決手段】情報処理システムは、プロセッサを備え、前記プロセッサは、実空間でプレイヤが乗車している移動体を模したアバターである移動体アバターを、前記実空間での前記移動体の移動に同期してバーチャル空間において移動させ、前記移動体アバターが前記バーチャル空間に配置された所定のオブジェクトに接触した場合、前記移動体アバターと前記所定のオブジェクトとの接触状態に応じたシフトポジション、アクセル量、及びブレーキ量の少なくとも1つを前記移動体に設定し、前記移動体の移動を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
実空間でプレイヤが乗車している移動体を模したアバターである移動体アバターを、前記実空間での前記移動体の移動に同期してバーチャル空間において移動させ、
前記移動体アバターが前記バーチャル空間に配置された所定のオブジェクトに接触した場合、前記移動体アバターと前記所定のオブジェクトとの接触状態に応じたシフトポジション、アクセル量、及びブレーキ量の少なくとも1つを前記移動体に設定し、前記移動体の移動を制御する、
情報処理システム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、
前記プレイヤが視認可能な表示部に前記バーチャル空間を表示させ、
前記移動体アバターが前記所定のオブジェクトである第1オブジェクトに接触した場合、第1量のブレーキ量を前記移動体に設定して前記移動体を減速させる、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記第1オブジェクトは、球状のボールを模したオブジェクトであり、
前記プロセッサは、
前記移動体アバターが前記第1オブジェクトに接触した場合、前記第1オブジェクトを前記移動体アバターの進行方向側に移動させる、
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記プレイヤが視認可能な表示部に前記バーチャル空間を表示させ、
前記移動体アバターが前記所定のオブジェクトである第2オブジェクトに接触した場合、第2量のブレーキ量を前記移動体に設定して前記移動体を停止するまで減速させた後、前記第2量のブレーキ量の設定を解除した上で、特定のシフトポジション及び第1量のアクセル量を前記移動体に設定して、前記移動体を前記第2オブジェクトから離れる方向に移動させる、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記第2オブジェクトは、前記バーチャル空間において形状を変形可能なオブジェクトであり、
前記プロセッサは、
前記移動体アバターが前記第2オブジェクトに接触している間、前記移動体アバターの位置に応じた形状に前記第2オブジェクトを変形させる、
請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記プロセッサは、
前記プレイヤが視認可能な表示部に前記バーチャル空間を表示させ、
前記移動体アバターが前記所定のオブジェクトである第3オブジェクトに接触した場合、第2量のブレーキ量を前記移動体に所定時間設定して前記移動体を減速させ、前記所定時間の経過後から前記移動体アバターが前記第3オブジェクトを離れるまでの間、前記第2量のブレーキ量の設定を解除した上で、前記プレイヤによるアクセルペダルの操作に基づくアクセル量より少ないアクセル量を前記移動体に設定する、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記第3オブジェクトは、前記バーチャル空間において粘性を有するフィールドを示すオブジェクトであり、
前記プロセッサは、
前記移動体アバターが前記第3オブジェクト上を移動している間、前記移動体アバターの駆動輪の回転速度を前記移動体の駆動輪の回転速度よりも速くする、
請求項6に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記プロセッサは、
前記移動体アバターが前記所定のオブジェクトに接触した場合、前記プレイヤが音を聴取可能な位置に設けられた出力部から、前記接触状態に応じた所定の音を出力する、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項9】
実空間でプレイヤが乗車している移動体を模したアバターである移動体アバターを、前記実空間での前記移動体の移動に同期してバーチャル空間において移動させ、
前記移動体アバターが前記バーチャル空間に配置された所定のオブジェクトに接触した場合、前記移動体アバターと前記所定のオブジェクトとの接触状態に応じたシフトポジション、アクセル量、及びブレーキ量の少なくとも1つを前記移動体に設定し、前記移動体の移動を制御する、
処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
【請求項10】
実空間でプレイヤが乗車している移動体を模したアバターである移動体アバターを、前記実空間での前記移動体の移動に同期してバーチャル空間において移動させ、
前記移動体アバターが前記バーチャル空間に配置された所定のオブジェクトに接触した場合、前記移動体アバターと前記所定のオブジェクトとの接触状態に応じたシフトポジション、アクセル量、及びブレーキ量の少なくとも1つを前記移動体に設定し、前記移動体の移動を制御する、
処理をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、3D酔いの発生等を抑制しながら、広々としたバーチャル空間をユーザに体感させることが可能なエンターテインメントシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-025325号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の技術では、バーチャル空間で生じた事象を実空間で十分に再現できておらず、プレイヤの臨場感を高める点に関して改善の余地がある。
【0005】
そこで、本開示は、バーチャル空間における移動体アバターと所定のオブジェクトとの接触状態に応じた接触感を実空間のプレイヤに与えることができる情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様の情報処理システムは、プロセッサを備え、前記プロセッサは、実空間でプレイヤが乗車している移動体を模したアバターである移動体アバターを、前記実空間での前記移動体の移動に同期してバーチャル空間において移動させ、前記移動体アバターが前記バーチャル空間に配置された所定のオブジェクトに接触した場合、前記移動体アバターと前記所定のオブジェクトとの接触状態に応じたシフトポジション、アクセル量、及びブレーキ量の少なくとも1つを前記移動体に設定し、前記移動体の移動を制御する。
【0007】
第1態様の情報処理システムでは、移動体アバターは、実空間での移動体の移動に同期してバーチャル空間を移動する。また、移動体アバターが所定のオブジェクトに接触した場合、移動体アバターと所定のオブジェクトとの接触状態に応じたシフトポジション、アクセル量、及びブレーキ量の少なくとも1つが移動体に設定され、移動体の移動が制御される。これにより、当該情報処理システムでは、バーチャル空間における移動体アバターと所定のオブジェクトとの接触状態に応じた接触感を実空間のプレイヤに与えることができる。
【0008】
第2態様の情報処理システムは、第1態様において、前記プロセッサは、前記プレイヤが視認可能な表示部に前記バーチャル空間を表示させ、前記移動体アバターが前記所定のオブジェクトである第1オブジェクトに接触した場合、第1量のブレーキ量を前記移動体に設定して前記移動体を減速させる。
【0009】
第2態様の情報処理システムでは、表示部にバーチャル空間が表示される。また、移動体アバターが第1オブジェクトに接触した場合、第1量のブレーキ量が移動体に設定され、移動体は減速する。これにより、当該情報処理システムでは、移動体アバターが第1オブジェクトに接触した後、進行方向とは逆向きの力が移動体を通してプレイヤに入力されることで、質量のある物体に衝突した接触感をプレイヤに与えることができる。
【0010】
第3態様の情報処理システムは、第2態様において、前記第1オブジェクトは、球状のボールを模したオブジェクトであり、前記プロセッサは、前記移動体アバターが前記第1オブジェクトに接触した場合、前記第1オブジェクトを前記移動体アバターの進行方向側に移動させる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社豊田中央研究所
分散電源システム
今日
株式会社豊田中央研究所
水電解システムおよび水電解装置の制御方法
5日前
株式会社豊田中央研究所
情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム
今日
個人
詐欺保険
29日前
個人
縁伊達ポイン
29日前
個人
5掛けポイント
5日前
個人
RFタグシート
16日前
個人
QRコードの彩色
1か月前
個人
ペルソナ認証方式
13日前
個人
地球保全システム
1か月前
個人
情報処理装置
8日前
個人
自動調理装置
15日前
個人
農作物用途分配システム
28日前
個人
残土処理システム
1か月前
個人
表変換編集支援システム
2か月前
個人
タッチパネル操作指代替具
22日前
個人
インターネットの利用構造
12日前
個人
知的財産出願支援システム
1か月前
個人
サービス情報提供システム
今日
個人
行動時間管理システム
2か月前
個人
パスワード管理支援システム
2か月前
個人
携帯端末障害問合せシステム
21日前
個人
スケジュール調整プログラム
21日前
個人
AIキャラクター制御システム
2か月前
個人
エリアガイドナビAIシステム
13日前
個人
海外支援型農作物活用システム
1か月前
個人
食品レシピ生成システム
1か月前
個人
システム及びプログラム
1か月前
株式会社キーエンス
受発注システム
1か月前
株式会社キーエンス
受発注システム
1か月前
株式会社キーエンス
受発注システム
1か月前
キヤノン株式会社
印刷システム
21日前
個人
未来型家系図構築システム
1か月前
個人
音声・通知・再配達UX制御構造
1か月前
キヤノン株式会社
表示システム
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
6日前
続きを見る