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公開番号
2025168994
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-12
出願番号
2024073927
出願日
2024-04-30
発明の名称
バッテリの支持構造
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20251105BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両振動によるバッテリのガタつきを効率的に抑制することが可能なバッテリの支持構造を提供する。
【解決手段】バッテリの支持構造は、バッテリが水平面に沿う一方向に引き込まれた状態で車両に支持されるバッテリの支持構造であって、一方向に対して直交かつ水平面に沿う方向の一側に傾斜し、バッテリが引き込まれた場合、バッテリ側と車両側との間に挟まれて圧縮変形に対する復元力が生じる第1弾性面を有する第1弾性体と、一側とは反対の他側に傾斜し、バッテリが引き込まれた場合、バッテリ側と車両側との間に挟まれて圧縮変形に対する復元力が生じる第2弾性面を有する第2弾性体と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
バッテリが水平面に沿う一方向に引き込まれた状態で車両に支持されるバッテリの支持構造であって、
前記一方向に対して直交かつ水平面に沿う方向の一側に傾斜し、前記バッテリが引き込まれた場合、前記バッテリ側と前記車両側との間に挟まれて圧縮変形に対する復元力が生じる第1弾性面を有する第1弾性体と、
前記一側とは反対の他側に傾斜し、前記バッテリが引き込まれた場合、前記バッテリ側と前記車両側との間に挟まれて圧縮変形に対する復元力が生じる第2弾性面を有する第2弾性体と、
を備える、
バッテリの支持構造。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記第1弾性面および前記第2弾性面は、互い前記直交かつ水平面に沿う方向に離間して配置されている、
請求項1に記載のバッテリの支持構造。
【請求項3】
前記第1弾性体は、板面を有し、前記板面が前記第1弾性面を構成するように第1ブラケットを介して前記車両側に配置され、
前記第2弾性体は、板面を有し、前記板面が前記第2弾性面を構成するように第2ブラケットを介して前記車両側に配置される、
を備える、
請求項2に記載のバッテリの支持構造。
【請求項4】
前記バッテリを車両側に拘束する拘束部材をさらに備え、
前記拘束部材は、前記バッテリを所定力で引き込んだ場合、前記バッテリから前記所定力に対する反力を受けるように、前記バッテリを前記車両側に引き込んだ状態で拘束する、
請求項1に記載のバッテリの支持構造。
【請求項5】
前記第1弾性面は、車両前後方向の前側に傾斜し、
前記第2弾性面は、車両前後方向の後側に傾斜する、
請求項1に記載のバッテリの支持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、バッテリの支持構造に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電気自動車や、プラグインハイブリッド自動車のような車両には、駆動源としての電動モータと、電動モータを駆動させる電力源としてのバッテリが搭載されている。このような車両に搭載されるバッテリは、大きな重量を有するため、大きな力で支持する必要がある。これにより、バッテリは、強い強度を有する車両のボディ(車体)や、フレームに支持される。
【0003】
例えば、特許文献1には、ボディを構成するフォロアパネルに支持されるバッテリの支持構造が記載されている。バッテリは、バッテリフレームに固定され、バッテリフレームは、バッテリの荷重で変形する程度の硬度を有する防振ゴムを介してフロアパネルに支持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-190957号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、防振ゴムは、バッテリの荷重により変形する場所、具体的にはバッテリの下側(バッテリに対して鉛直方向線上に配置される。そのため、バッテリに対して水平方向線上に防止ゴムを配置した場合、バッテリの荷重により変形しないため、防振効果を期待することができない。
一方で、バッテリに伝達される車両振動は、バッテリに対して鉛直方向からの振動に限定されないため、特許文献1に記載されたバッテリの支持構造では、車両振動によるバッテリのガタつきを効率的に抑制することが困難となる。
【0006】
本開示の目的は、車両振動によるバッテリのガタつきを効率的に抑制することが可能なバッテリの支持構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するため、本開示におけるバッテリの支持構造は、
バッテリが水平面に沿う一方向に引き込まれた状態で車両に支持されるバッテリの支持構造であって、
前記一方向に対して直交かつ水平面に沿う方向の一側に傾斜し、前記バッテリが引き込まれた場合、前記バッテリ側と前記車両側との間に挟まれて圧縮変形に対する復元力が生じる第1弾性面を有する第1弾性体と、
前記一側とは反対の他側に傾斜し、前記バッテリが引き込まれた場合、前記バッテリ側と前記車両側との間に挟まれて圧縮変形に対する復元力が生じる第2弾性面を有する第2弾性体と、
を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、車両振動によるバッテリのガタつきを効率的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の実施の形態における車両のフレーム構造等を示す平面図である。
図2は、本開示の実施の形態における車両のフレーム構造等を示す側面図である。
図3は、本開示の実施の形態におけるバッテリの支持構造を示す斜視図である。
図4は、本開示の実施の形態におけるバッテリの支持構造を示す斜視図である。
図5は、本開示の実施の形態におけるバッテリの支持構造を示す平面図である。
図6は、本開示の実施の形態におけるフレームが透視された場合のバッテリの支持構造を示す平面図である。
図7は、本開示の実施の形態における一対のバッテリの支持構造を示す平面図である。
図8は、本開示の実施の形態におけるフレームが透視された場合の一対のバッテリの支持構造を示す平面図である。
図9は、本開示の実施の形態における拘束部材等を示す平面図である。
図10は、本開示の実施の形態におけるフレームが透視された場合の拘束部材等を示す平面図である。
図11は、本開示の実施の形態における拘束部材等を示す斜視図である。
図12は、ラッチの位置とロックピンの位置と関係を示す図である。
図13は、出力ロッドの位置とリンクの位置との関係を示す図である。
図14は、本開示の実施の形態におけるバッテリの支持構造を示す平面図である。
図15は、本開示の実施の形態における弾性部材等を示す平面図である。
図16は、本開示の実施の形態におけるバッテリの支持構造を示す側面図である。
図17は、本開示の実施の形態におけるフレームが透視された場合のバッテリの支持構造を示す平面図である。
図18は、本開示の実施の形態におけるバッテリの支持構造を車両前側から見た場合の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。本開示の実施の形態における車両は、フレーム構造、走行用のモータ、および、駆動用のバッテリを備えた、荷物の配送等に用いられる商用電気自動車であるが、本開示は、商用電気自動車に適用される場合に限定されず、一般的な電気自動車に適用されてもよい。駆動用のバッテリは、走行用のモータに電力を供給するためのバッテリである。本開示の実施の形態におけるバッテリの支持構造は、フレーム構造側にバッテリを支持する支持構造である。
(【0011】以降は省略されています)
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