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公開番号2025168661
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-11
出願番号2025072172
出願日2025-04-24
発明の名称電気接続アセンブリおよび電気接続製品
出願人タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド
代理人弁理士法人大場国際特許事務所
主分類H01R 4/58 20060101AFI20251104BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電気接続製品の組立て操作が簡略になるのみならず、電気接続製品の体積およびコストも低減する電気接続アセンブリを提供する。
【解決手段】電気接続アセンブリは、電力伝送構成要素1、第1の導電性構成要素および第2の導電性構成要素を備える。電力伝送構成要素1は、平坦であり、第1の接続端部を有する第1の金属バー、第2の接続端部を有する第2の金属バー、ならびに、第1の金属バーおよび第2の金属バーを包囲し第1の金属バーを第2の金属バーから電気的に隔離する絶縁体を含む。第1の導電性構成要素は、第1の金属バーの第1の接続端部に電気的に接続される。第2の導電性構成要素は、第2の金属バーの第2の接続端部に電気的に接続される。第1の接続端部および第2の接続端部は、絶縁体に包囲され、絶縁体から突出しない。電力伝送構成要素は、複数の導電性構成要素に別個に電気的に接続することが可能な複数の金属バーを同時に有する。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項1】
電気接続アセンブリであって、
前記電気接続アセンブリは、
- 平坦な電力伝送構成要素(1)であって、
第1の接続端部(110)を有する第1の金属バー(11)、
第2の接続端部(120)を有する第2の金属バー(12)、ならびに、
前記第1の金属バー(11)および前記第2の金属バー(12)を包囲し前記第1の金属バー(11)を前記第2の金属バー(12)から電気的に隔離する絶縁体(13)
を含む、電力伝送構成要素(1)と、
- 前記第1の金属バー(11)の前記第1の接続端部(110)に電気的に接続される第1の導電性構成要素(21)と、
- 前記第2の金属バー(12)の前記第2の接続端部(120)に電気的に接続される第2の導電性構成要素(22)と
を備え、
前記第1の接続端部(110)および前記第2の接続端部(120)は、前記絶縁体(13)に包囲され、前記絶縁体(13)から突出しない、
電気接続アセンブリ。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
第1の開口部(131a)が、前記絶縁体(13)の端部の上面および/または底面に形成され、前記第1の接続端部(110)は、前記第1の開口部(131a)を通して露出する第1の溶接部(11a)を有し、前記第1の導電性構成要素(21)は、前記第1の溶接部(11a)に溶接され、
第2の開口部(132a)が、前記絶縁体(13)の前記端部の前記上面および/または前記底面に形成され、前記第2の接続端部(120)は、前記第2の開口部(132a)を通して露出する第2の溶接部(12a)を有し、前記第2の導電性構成要素(22)は、前記第2の溶接部(12a)に溶接される、
請求項1に記載の電気接続アセンブリ。
【請求項3】
前記第1の金属バー(11)の前記第1の接続端部(110)は、前記第1の開口部(131a)においてのみ前記絶縁体(13)から露出し、および/または、
前記第2の金属バー(12)の前記第2の接続端部(120)は、前記第2の開口部(132a)においてのみ前記絶縁体(13)から露出する、
請求項2に記載の電気接続アセンブリ。
【請求項4】
前記第1の金属バー(11)の前記第1の接続端部(110)は、前記電力伝送構成要素(1)の長さ方向に垂直な第1の端面(110a)を有し、前記第1の端面(110a)は、前記絶縁体(13)に包囲され、および/または、
前記第2の金属バー(12)の前記第2の接続端部(120)は、前記電力伝送構成要素(1)の前記長さ方向に垂直な第2の端面(120a)を有し、前記第2の端面(120a)は、前記絶縁体(13)に包囲される、
請求項2に記載の電気接続アセンブリ。
【請求項5】
前記第1の金属バー(11)および前記第2の金属バー(12)は、平坦なアルミニウムバスバーまたは平坦な銅バスバーである、
請求項1に記載の電気接続アセンブリ。
【請求項6】
前記第1の導電性構成要素(21)および前記第2の導電性構成要素(22)は、前記電力伝送構成要素(1)の上部側に配置され、前記第1の接続端部(110)の上面および前記第2の接続端部(120)の上面にそれぞれ溶接され、または、
前記第1の導電性構成要素(21)および前記第2の導電性構成要素(22)は、前記電力伝送構成要素(1)の底部側に配置され、前記第1の接続端部(110)の底面および前記第2の接続端部(120)の底面にそれぞれ溶接される、
請求項2に記載の電気接続アセンブリ。
【請求項7】
前記第1の導電性構成要素(21)および前記第2の導電性構成要素(22)のうちの一方は、前記電力伝送構成要素(1)の上部側に配置され、前記第1の接続端部(110)および前記第2の接続端部(120)のうちの一方の上面に溶接され、
前記第1の導電性構成要素(21)および前記第2の導電性構成要素(22)のうちの他方は、前記電力伝送構成要素(1)の底部側に配置され、前記第1の接続端部(110)および前記第2の接続端部(120)のうちの他方の底面に溶接される、
請求項2に記載の電気接続アセンブリ。
【請求項8】
前記第1の金属バー(11)は、前記電力伝送構成要素(1)の厚さ方向において前記第2の金属バー(12)の上方に積層される、
請求項1から7のいずれか一項に記載の電気接続アセンブリ。
【請求項9】
前記第1の金属バー(11)の前記第1の接続端部(110)の幅は、前記第1の金属バー(11)の幅の半分以下であり、前記電力伝送構成要素(1)の幅方向の一方側に向かって偏っており、
前記第2の金属バー(12)の前記第2の接続端部(120)の幅は、前記第2の金属バー(12)の幅の半分以下であり、前記電力伝送構成要素(1)の前記幅方向の他方側に向かって偏っている、
請求項8に記載の電気接続アセンブリ。
【請求項10】
前記第1の金属バー(11)の前記第1の接続端部(110)および前記第2の金属バー(12)の前記第2の接続端部(120)は、前記電力伝送構成要素(1)の前記厚さ方向において離隔し、
前記第1の金属バー(11)の前記第1の接続端部(110)および前記第2の金属バー(12)の前記第2の接続端部(120)は、前記電力伝送構成要素(1)の前記幅方向において離隔する、
請求項9に記載の電気接続アセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、中国国家知識産権局において2024年4月29日に出願された中国特許出願第CN202410533481.6号の利益を主張し、その全開示が本明細書に参照により組み込まれる。
続きを表示(約 1,500 文字)【0002】
本発明は、電力伝送構成要素、電力伝送構成要素を備える電気接続アセンブリ、および電気接続アセンブリを備える電気接続製品に関する。
【背景技術】
【0003】
先行技術においては、新エネルギー電気自動車のバッテリパックと電源との間で電流を伝送するために、大断面の従来のワイヤが通例用いられる。バッテリパックを充電するときの最大1000Aの高電流に起因して、従来のワイヤの温度上昇は大きく、そのため、要件を満たすことが難しく、さらには火災が生じる場合もある。加えて、従来のワイヤは、銅コアを使用し、大断面の銅コアのコストは非常に高い。
【0004】
先行技術においては、ワイヤの温度上昇およびコストを低減するために、従来の銅コアワイヤに代えて、アルミニウムバスバーワイヤが通例用いられる。しかしながら、先行技術におけるアルミニウムバスバーワイヤは、単一のアルミニウムバスバーしか含まない。複数の異なる導電性構成要素を別個に電気的に接続する必要がある場合、複数のアルミニウムバスバーワイヤを設ける必要があり、それにより、電気的接続が不便になり、結果として電気接続製品の体積が大きくなりコストが高くなる場合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記の難点のうちの少なくとも1つの側面を克服または軽減するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、電気接続アセンブリが提供される。電気接続アセンブリは、電力伝送構成要素、第1の導電性構成要素、および第2の導電性構成要素を備える。電力伝送構成要素は、平坦であり、第1の接続端部を有する第1の金属バー、第2の接続端部を有する第2の金属バー、ならびに、第1の金属バーおよび第2の金属バーを包囲し第1の金属バーを第2の金属バーから電気的に隔離する絶縁体を含む。第1の導電性構成要素は、第1の金属バーの第1の接続端部に電気的に接続される。第2の導電性構成要素は、第2の金属バーの第2の接続端部に電気的に接続される。第1の接続端部および第2の接続端部は、絶縁体に包囲され、絶縁体から突出しない。
【0007】
本発明の例示的実施形態によれば、第1の開口部が、絶縁体の端部の上面および/または底面に形成され、第1の接続端部は、第1の開口部を通して露出する第1の溶接部を有し、第1の導電性構成要素は、第1の溶接部に溶接され、第2の開口部が、絶縁体の端部の上面および/または底面に形成され、第2の接続端部は、第2の開口部を通して露出する第2の溶接部を有し、第2の導電性構成要素は、第2の溶接部に溶接される。
【0008】
本発明の別の例示的実施形態によれば、第1の金属バーの第1の接続端部は、第1の開口部においてのみ絶縁体から露出し、および/または、第2の金属バーの第2の接続端部は、第2の開口部においてのみ絶縁体から露出する。
【0009】
本発明の別の例示的実施形態によれば、第1の金属バーの第1の接続端部は、電力伝送構成要素の長さ方向に垂直な第1の端面を有し、第1の端面は、絶縁体に包囲され、および/または、第2の金属バーの第2の接続端部は、電力伝送構成要素の長さ方向に垂直な第2の端面を有し、第2の端面は、絶縁体に包囲される。
【0010】
本発明の別の例示的実施形態によれば、第1の金属バーおよび第2の金属バーは、平坦なアルミニウムバスバーまたは平坦な銅バスバーである。
(【0011】以降は省略されています)

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