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公開番号2025167605
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024072397
出願日2024-04-26
発明の名称固定装置及び加工装置
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類B23Q 3/06 20060101AFI20251030BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】
歯科材料ブロックが加工中に動きにくい固定装置を提供することができる。
【解決手段】
上記課題を解決するために、本発明の固定装置は、歯科材料ブロックを位置決めして固定するための固定装置であって、前記歯科材料ブロックの一方面側を把持する第一の把持部と、前記一方面側とは反対側の他方面側を把持する第二の把持部と、前記第一の把持部、及び、前記第二の把持部を保持する保持部と、を備え、前記保持部は、前記歯科材料ブロックの前記一方面側及び前記他方面側と直交する一つの面側に設けられていることを特徴とする。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
歯科材料ブロックを位置決めして固定するための固定装置であって、
前記歯科材料ブロックの一方面側を把持する第一の把持部と、
前記一方面側とは反対側の他方面側を把持する第二の把持部と、
前記第一の把持部、及び、前記第二の把持部を保持する保持部と、を備え、
前記保持部は、前記歯科材料ブロックの前記一方面側及び前記他方面側と直交する一つの面側に設けられていることを特徴とする固定装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記第一の把持部及び前記第二の把持部は、前記歯科材料ブロックの中央よりも前記1つの面側を把持することを特徴とする請求項1に記載の固定装置。
【請求項3】
前記第一の把持部及び前記第二の把持部は、前記保持部に設けられた調節部を調節することで、前記第一の把持部が一方側に移動し、前記第二の把持部が前記一方側とは反対側の他方側に移動すること特徴とする請求項1に記載の固定装置。
【請求項4】
前記調節部は、クランプボルトであり、
前記クランプボルトに嵌合するねじ穴を有する前記保持部のフレームに、
クランプボルトの回転によりに前記一方側に移動し、前記クランプボルトの先端ねじ部に、前記クランプボルトと嵌合するねじ穴を有する前記第二の保持部が、
クランプボルトの回転により前記他方側に移動することを特徴とする請求項3に記載の固定装置。
【請求項5】
前記クランプボルトは外径とピッチの異なる2つのねじが加工されていることを特徴とした請求項4に記載の固定装置。
【請求項6】
前記クランプボルトのフレームのとりつけられるねじ部のピッチは、前記第二の保持部に嵌合するねじ部ピッチの1/2であることを特徴とした請求項5に記載の固定装置。
【請求項7】
工具を把持する主軸と、
工具により加工する歯科材料ブロックを位置決め固定した固定装置を保持する保
持装置と、
前記保持装置を回動させる回動装置と、を備え、
前記固定装置は、請求項1ないし6の何れか1項に記載の固定装置である
ことを特徴とする加工装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブロック状の歯科材料(ブロック)を加工装置に取付ける、固定装置及び固定装置を備えた加工装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ブロック状の歯科材料を、主軸に取付けた切削工具を回転させて、加工対象物(ワーク)と相対的に移動させながら、歯冠などを切削加工で製作する装置が、従来から知られている。(特許文献1)。
【0003】
特許文献1の構成では、加工装置側の第1ホルダ、加工装置側とは反対側の第2ホルダに分けて形成し、第1ホルダ、第2ホルダのそれぞれに設けられたピン穴にピン付きブロックを取り付ける。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021ー126747号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のブロックには、特許文献1に記載のように、ブロックを治具に固定するため、金属製のピンが設けられている。そのピンを治具に設けた穴に挿し込み、ねじなどの固定手段で固定していた。このような構成では、ピンがない場合に固定しにくくなっていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の固定装置は、歯科材料ブロックを位置決めして固定するための固定装置であって、前記歯科材料ブロックの一方面側を把持する第一の把持部と、前記一方面側とは反対側の他方面側を把持する第二の把持部と、前記第一の把持部、及び、前記第二の把持部を保持する保持部と、を備え、前記保持部は、前記歯科材料ブロックの前記一方面側及び前記他方面側と直交する一つの面側に設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、歯科材料ブロックが加工中に動きにくい固定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る加工装置の外観正面図
実施形態に係る加工装置内部構造の斜視図
(a)は本発明の実施形態に係るディスク型の加工対象物を取り付ける保持部材を取付板に取り付けた右斜視図である。(b)は本発明の実施形態に係るブロック型の加工対象物を取り付ける保持部材を取付板に取り付けた右斜視図である。
実施形態に係る固定装置の斜視図
実施形態に係る固定装置の分解斜視図
実施形態に係る固定装置の正面図、及び、A-A断面図"
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態について、図1ないし図6を用いて説明する。まず、本実施形態の加工装置100の全体構成について、図1及び図2を用いて説明する。
【0010】
[加工装置]
図1は、本実施形態に係る加工装置100の外観斜視図である。加工装置100は、図1に示すように、筐体としての外装カバー101内に加工装置本体を収容している。即ち、外装カバー101は、後述する主軸や工具マガジンなどが内部に配置され、工具による加工空間を形成する。外装カバー101には、開閉可能な開閉ドア102が設けられている。開閉ドア102は、開かれた状態で筐体内、即ち、加工空間にアクセス可能であり、ワークの交換や手動による工具の交換が可能となっている。また、ワークの加工中には、開閉ドア102を閉めるようにしている。
(【0011】以降は省略されています)

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