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公開番号
2025166998
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024071242
出願日
2024-04-25
発明の名称
プロジェクター
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
21/00 20060101AFI20251030BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】光の利用効率を高める。
【解決手段】プロジェクター100は、緑色入射側基板243Gを有する緑色液晶パネル24Gを備え、緑色入射側基板243Gは、入射ガラス基板249Gと、共通電極247と、入射ガラス基板249G上に形成された複数の第1マイクロレンズ247Gと、を含み、複数の第1マイクロレンズ247Gの各々は、複数の画素電極416のうちの対応する1つの画素電極416に向かって緑色光LGを集光し、緑色平行化レンズ23Gを通過した緑色光LGが、緑色液晶パネル24Gの入射面における法線に対してなす角度である第1角度θ1は、緑色リフレクター22Gを通過し緑色平行化レンズ23Gを通過する前の緑色光LGが、緑色液晶パネル24Gの入射面における法線に対してなす角度である第2角度θ2よりも小さい。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1光を発光する第1固体光源と、
前記第1光とは波長の異なる第2光を発光する第2固体光源と、
前記第1光及び前記第2光とは波長の異なる第3光を発光する第3固体光源と、
前記第1光、前記第2光、及び前記第3光を出射する投射レンズと、
前記投射レンズと前記第1固体光源との間の前記第1光の光路に配置される第1リフレクターと、
前記投射レンズと前記第1リフレクターとの間の前記第1光の光路に配置される第1平行化レンズと、
前記投射レンズと前記第1平行化レンズとの間の前記第1光の光路に配置される第1液晶パネルと、
前記投射レンズと前記第1液晶パネルとの間の前記第1光の光路に配置されるプリズムと、を備え、
前記第1液晶パネルは、前記第1光が入射する入射側基板と、前記第1光が出射する出射側基板と、前記入射側基板と前記出射側基板との間に挟持される第1液晶層と、を含み、
前記出射側基板は、透光性を有し、前記第1光が出射する出射面を有する出射基体と、前記出射基体上に形成された複数の走査電極と、前記出射基体上に形成され前記複数の走査電極の各々に交差する複数の信号電極と、前記出射基体上に形成され前記複数の走査電極と前記複数の信号電極とが交差する交点のいずれか1つの交点に隣接する複数の画素電極と、前記出射基体上に形成され、前記複数の画素電極のいずれか1つの画素電極と通電可能に接続され、且つ前記複数の信号電極のいずれか1つの信号電極に通電可能に接続される複数のトランジスターと、を含み、
前記入射側基板は、透光性を有し、前記第1光が入射する入射面を有する入射基体と、前記入射基体上に形成され、前記複数の画素電極と前記第1液晶層を挟んで対向するように配置され、前記第1液晶層に電圧を印加する共通電極と、前記入射基体上に形成された複数の第1マイクロレンズと、を含み、
前記複数の第1マイクロレンズの各々は、前記複数の画素電極のうちの対応する1つの前記画素電極に向かって前記第1光を集光し、
前記第1平行化レンズを通過した前記第1光が、前記第1液晶パネルの前記入射面における法線に対してなす角度である第1角度は、前記第1リフレクターを通過し前記第1平行化レンズを通過する前の前記第1光が、前記第1液晶パネルの前記入射面における法線に対してなす角度である第2角度よりも小さい、
プロジェクター。
続きを表示(約 2,800 文字)
【請求項2】
前記複数の走査電極は、前記複数のトランジスターの各々の対応するゲートに電圧を印加し、
前記複数の信号電極は、前記複数のトランジスターの各々の対応するソースに信号を入力し、
前記複数の画素電極の各々が、前記複数のトランジスターの対応するいずれか1つのトランジスターのドレインに通電可能に接続される場合に、
前記第1液晶パネルの法線方向に前記第1液晶パネルを平面視したとき、前記複数のトランジスターを構成する半導体膜の少なくとも一部は、前記複数の信号電極の各々のうち対応するひとつの信号電極に覆われ、前記複数のトランジスターの各々のゲートは、前記複数の信号電極のうち対応するひとつの信号電極と前記複数の走査電極のうち対応するひとつの走査電極とが交差する領域と重なるように配置される、
請求項1に記載のプロジェクター。
【請求項3】
前記出射基体には、前記第1マイクロレンズに対して前記第1光の光路の下流側に第2マイクロレンズが配置され、前記第2マイクロレンズは前記第1マイクロレンズで集光された前記第1光を拡散させる、
請求項1に記載のプロジェクター。
【請求項4】
第1光を発光する第1固体光源と、
前記第1光とは波長の異なる第2光を発光する第2固体光源と、
前記第1光及び前記第2光とは波長の異なる第3光を発光する第3固体光源と、
前記第1光、前記第2光、及び前記第3光を出射する投射レンズと、
前記投射レンズと前記第1固体光源との間の前記第1光の光路に配置される第1リフレクターと、
前記投射レンズと前記第1リフレクターとの間の前記第1光の光路に配置される第1平行化レンズと、
前記投射レンズと前記第1平行化レンズとの間の前記第1光の光路に配置され第1液晶パネルと、
前記投射レンズと前記第1液晶パネルとの間の前記第1光の光路に配置されるプリズムと、を備え、
前記第1液晶パネルは、前記第1光が入射する入射側基板と、前記第1光が出射する出射側基板と、前記入射側基板と前記出射側基板との間に挟持される第1液晶層と、を含み、
前記入射側基板は、透光性を有し、前記第1光が入射する入射面を有する入射基体と、前記入射基体上に形成された複数の走査電極と、前記入射基体上に形成され前記複数の走査電極の各々に交差する複数の信号電極と、前記入射基体上に形成され前記複数の走査電極と前記複数の信号電極とが交差する交点のいずれか1つの交点に隣接する複数の画素電極と、前記入射基体上に形成され、前記複数の画素電極のいずれか1つの画素電極と通電可能に接続され、且つ前記複数の信号電極のいずれか1つの信号電極に通電可能に接続される複数のトランジスターと、前記入射基体上に形成された複数の第1マイクロレンズと、を含み、
前記出射側基板は、透光性を有し、前記第1光が出射する出射面を有する出射基体と、前記出射基体上に形成され、前記複数の画素電極と前記第1液晶層を挟んで対向するように配置され、前記第1液晶層に電圧を印加可能な共通電極と、を含み、
前記複数の第1マイクロレンズの各々は、前記複数の画素電極のうちの対応する1つの前記画素電極に向かって前記第1光を集光し、
前記第1平行化レンズを通過した前記第1光が、前記第1液晶パネルの入射面における法線に対してなす角度である第1角度は、前記第1リフレクターを通過し前記第1平行化レンズを通過する前の前記第1光が、前記第1液晶パネルの前記入射面における法線に対してなす角度である第2角度よりも小さい、
プロジェクター。
【請求項5】
前記複数の走査電極は、前記複数のトランジスターの各々の対応するゲートに電圧を印加し、
前記複数の信号電極は、前記複数のトランジスターの各々の対応するソースに信号を入力し、
前記複数の画素電極の各々が、前記複数のトランジスターの対応するいずれか1つのトランジスターのドレインに通電可能に接続される場合に、
前記第1液晶パネルの法線方向に前記第1液晶パネルを平面視したとき、前記複数のトランジスターを構成する半導体膜の少なくとも一部は、前記複数の信号電極の各々のうち対応するひとつの信号電極に覆われ、前記複数のトランジスターの各々のゲートは、前記複数の信号電極のうち対応するひとつの信号電極と前記複数の走査電極のうち対応するひとつの走査電極とが交差する領域と重なるように配置される、
請求項4に記載のプロジェクター。
【請求項6】
前記出射基体には、前記第1マイクロレンズに対して前記第1光の光路の下流側に第2マイクロレンズが配置され、前記第2マイクロレンズは前記第1マイクロレンズで集光された前記第1光を拡散させる、
請求項4に記載のプロジェクター。
【請求項7】
前記第1平行化レンズから出射する前記第1光の面積は、前記第1液晶パネルに前記第1光が入射する前記入射面の法線方向から前記第1液晶パネルをみたときの前記第1液晶層が配置される領域の面積と等しい、又はこれより大きい、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプロジェクター。
【請求項8】
前記第1平行化レンズから前記第1光が出射する面積は、前記第1液晶パネルの前記第1光が入射する前記入射面の法線方向から前記第1液晶パネルをみたときの前記第1液晶層が配置される領域であって、且つ前記複数の画素電極と前記複数の第1マイクロレンズとが重なる面積と等しい、又はこれより大きく、並びに、前記第1液晶層が配置される領域の最大領域の面積より小さい、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプロジェクター。
【請求項9】
前記第1平行化レンズに接する前記第1リフレクターの端部の形状は矩形であり、
前記第1液晶パネルの前記第1光が入射する前記入射面の法線方向から前記第1液晶パネルをみたときに、前記第1液晶層が配置される領域の形状は矩形である、
請求項8に記載のプロジェクター。
【請求項10】
前記第1リフレクターの前記端部の形状は長方形状であって、
前記第1液晶パネルの前記入射面の前記領域の形状は長方形状であって、
前記第1リフレクターの前記端部のアスペクト比は、前記第1液晶パネルの前記入射面の前記領域のアスペクト比と等しい、
請求項9に記載のプロジェクター。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロジェクターに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、光変調素子として1枚の液晶パネルを用いたプロジェクター、いわゆる「単板式のプロジェクター」が知られている(特許文献1参照)。特許文献1では、非偏光の光を射出するLEDを光源として用いている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国実用新案公告第212515320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の「単板式のプロジェクター」では、光源で発光した光の利用効率が悪いため、プロジェクターの内部で光が吸収されて発熱し、プロジェクターの劣化を早めるという課題があった。
例えば、特許文献は液晶パネルが1枚である構造を採用している。この場合には、例えば、カラーフィルターを用いてR(赤色)G(緑色)B(青色)を表現する。カラーフィルターは、光を吸収することで発熱し劣化する。このため、光源の輝度を上げることによって、カラーフィルターの劣化が早まり、プロジェクターの製品寿命が短くなる。
そこで、光の利用効率を高め、光源の輝度を高めてもプロジェクターの内部を構成する部品の劣化を抑制し、製品寿命を延ばす構造を有するプロジェクターを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、第1光を発光する第1固体光源と、前記第1光とは波長の異なる第2光を発光する第2固体光源と、前記第1光及び前記第2光とは波長の異なる第3光を発光する第3固体光源と、前記第1光、前記第2光、及び前記第3光を出射する投射レンズと、前記投射レンズと前記第1固体光源との間の前記第1光の光路に配置される第1リフレクターと、前記投射レンズと前記第1リフレクターとの間の前記第1光の光路に配置される第1平行化レンズと、前記投射レンズと前記第1平行化レンズとの間の前記第1光の光路に配置される第1液晶パネルと、前記投射レンズと前記第1液晶パネルとの間の前記第1光の光路に配置されるプリズムと、を備え、前記第1液晶パネルは、前記第1光が入射する入射側基板と、前記第1光が出射する出射側基板と、前記入射側基板と前記出射側基板との間に挟持される第1液晶層と、を含み、前記出射側基板は、透光性を有し、前記第1光が出射する出射面を有する出射基体と、前記出射基体上に形成された複数の走査電極と、前記出射基体上に形成され前記複数の走査電極の各々に交差する複数の信号電極と、前記出射基体上に形成され前記複数の走査電極と前記複数の信号電極とが交差する交点のいずれか1つの交点に隣接する複数の画素電極と、前記出射基体上に形成され前記複数の画素電極のいずれか1つの画素電極と通電可能に接続され、且つ前記複数の信号電極のいずれか1つの信号電極に通電可能に接続される複数のトランジスターと、を含み、前記入射側基板は、透光性を有し、前記第1光が入射する入射面を有する入射基体と、前記入射基体上に形成され、前記複数の画素電極と前記液晶層を挟んで対向するように配置され、前記液晶層に電圧を印加する共通電極と、前記入射基体上に形成された複数の第1マイクロレンズと、を含み、前記複数の第1マイクロレンズの各々は、前記複数の画素電極のうちの対応する1つに向かって前記第1光を集光し、前記第1平行化レンズを通過した前記第1光が、前記第1液晶パネルの前記入射面における法線に対してなす角度である第1角度は、前記第1リフレクターを通過し前記第1平行化レンズを通過する前の前記第1光が、前記第1液晶パネルの前記入射面における法線に対してなす角度である第2角度よりも小さい、プロジェクターである。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本実施形態に係るプロジェクターの構成の一例を示す図。
プロジェクターの投射部の構成の一例を示す図。
緑色リフレクターの構成の一例を示す図。
緑色平行化レンズを通過する前後の光の進行方向を示す図。
緑色光源部と緑色入射偏光板との構成の一例を示す図。
無機偏光板の構成の一例を示す図。
マイクロレンズを含む緑色液晶パネルの構成の一例を示す断面図。
駆動回路の一例を示す図。
駆動回路におけるトランジスターの配置の一例を示す図。
緑色リフレクターの構成の一例を示す斜視図。
緑色液晶パネルにおける液晶の封止領域の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本実施形態について説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態に係るプロジェクター100の構成について説明する。図1は、本実施形態に係るプロジェクター100の構成の一例を示す図である。
【0008】
図1に示すように、プロジェクター100は、投射部2と、投射部2を駆動する駆動部120とを備える。
投射部2は、光学的な画像の形成を行い、スクリーンSCに画像光PLを投射する。投射部2は、投射画像PMに対応する画像光PLをスクリーンSCに投射する。また、投射部2は、スクリーンSC上に投射画像PMを形成するように、画像光PLを投射する。
投射部2は、光源部2A、光変調装置2B及び投射光学系2Cを備える。駆動部120は、光源駆動部121及び光変調装置駆動部122を備える。
【0009】
光源部2Aは、固体光源211、リフレクター22、及び平行化レンズ23を備える。
固体光源211は、例えば、LED(Light Emitting Diode)で構成される。
リフレクター22は、固体光源211が出射した光を平行化レンズ23に導く。
平行化レンズ23は、固体光源211が出射した光が、リフレクター22を介して入射され、光を平行光に近付けてから液晶パネル24へ出射する。
【0010】
光源駆動部121は、内部バス107に接続され、同じく内部バス107に接続された制御部150の指示に従って、光源部2Aの固体光源211を点灯、及び消灯させ、固体光源211の出力を制御する。
(【0011】以降は省略されています)
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