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公開番号2025164411
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024068382
出願日2024-04-19
発明の名称移動体および遠隔サポートシステム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類G08G 1/123 20060101AFI20251023BHJP(信号)
要約【課題】車両からの遠隔サポート要求の受信および必要なリソースの割り当てを行う装置を適切に選定する技術を提供すること。
【解決手段】移動体は、遠隔サポートの対象となる。移動体は、制御装置と、複数の管理装置の情報が登録された管理装置データベースとを備える。複数の管理装置の各々は、遠隔サポートに必要なサポートリソースを割当てる機能を有する。制御装置は、管理装置データベースに登録された第1管理装置にサポート要求を送信し、サポート要求の送信から第1期間以内に第1管理装置からサポート要求に対する応答を受信しない場合、管理装置データベースに登録された、第1管理装置と異なる第2管理装置にサポート要求を送信するように構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
遠隔サポートの対象となる移動体であって、
制御装置と、
複数の管理装置の情報が登録された管理装置データベースと
を備え、
前記複数の管理装置の各々は、前記遠隔サポートに必要なサポートリソースを割当てる機能を有し、
前記制御装置は、
前記管理装置データベースに登録された第1管理装置にサポート要求を送信し、
前記サポート要求の送信から第1期間以内に前記第1管理装置から前記サポート要求に対する応答を受信しない場合、前記管理装置データベースに登録された、前記第1管理装置と異なる第2管理装置に前記サポート要求を送信する
ように構成された
移動体。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
請求項1に記載の移動体であって、
前記制御装置は、前記サポート要求を送信する際に、前記複数の管理装置の各々に対する優先度を設定し、
前記優先度に応じて前記第1管理装置および前記第2管理装置を選定する
移動体。
【請求項3】
請求項2に記載の移動体であって、
前記優先度は、前記移動体と前記複数の管理装置の各々との距離と連動し、
前記距離が短いほど前記優先度が高くなる
移動体。
【請求項4】
移動体に対する遠隔サポートのための遠隔サポートシステムであって、
1または複数のプロセッサと、
複数の管理装置と
を備え、
前記複数の管理装置の各々は、前記遠隔サポートに必要なサポートリソースに関する情報を格納するデータベースを備え、
前記1または複数のプロセッサは、
前記複数の管理装置のうち第1管理装置にサポート要求を送信し、
前記サポート要求の送信から第1期間以内に前記第1管理装置から前記サポート要求に対する応答を受信しない場合、前記複数の管理装置のうち前記第1管理装置と異なる第2管理装置に前記サポート要求を送信する
ように構成された
遠隔サポートシステム。
【請求項5】
請求項4に記載の遠隔サポートシステムであって、
前記データベースは、前記複数の管理装置の間で共有される
ように構成された
遠隔サポートシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、移動体を遠隔サポートする技術に関連する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、車両を遠隔操作する方法が開示されている。特許文献1に開示される方法は、車両からの支援要求を受信するディスパッチャと、遠隔操作に必要なリソースを割当てるコントロールセンターを仲介して遠隔操作を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-205037号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
遠隔サポートにおいて、車両からのサポート要求を受信する装置と、必要なリソースを割当てる装置とがそれぞれ複数存在する場合の処理が十分に考慮されていない。例えば、特許文献1では、ディスパッチャとコントロールセンターが複数存在する場合に、それぞれを選定する処理の詳細は検討されていない。
【0005】
本開示の1つの目的は、車両からのサポート要求の受信および必要なリソースの割り当てを行う装置を適切に選定する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の観点は、遠隔サポートの対象となる移動体に関連する。
移動体は、
制御装置と、
複数の管理装置の情報が登録された管理装置データベースと
を備え、
複数の管理装置の各々は、遠隔サポートに必要なサポートリソースを割当てる機能を有し、
制御装置は、
管理装置データベースに登録された第1管理装置にサポート要求を送信し、
サポート要求の送信から第1期間以内に第1管理装置からサポート要求に対する応答を受信しない場合、管理装置データベースに登録された、第1管理装置と異なる第2管理装置にサポート要求を送信する
ように構成される。
【0007】
第2の観点は、移動体に対する遠隔サポートのための遠隔サポートシステムに関連する。
遠隔サポートシステムは、
1または複数のプロセッサと、
複数の管理装置と
を備え、
複数の管理装置の各々は、遠隔サポートに必要なサポートリソースに関する情報を格納するデータベースを備え、
1または複数のプロセッサは、
複数の管理装置のうち第1管理装置にサポート要求を送信し、
サポート要求の送信から第1期間以内に第1管理装置からサポート要求に対する応答を受信しない場合、複数の管理装置のうち第1管理装置と異なる第2管理装置にサポート要求を送信する
ように構成される。
【発明の効果】
【0008】
第1の観点における制御装置あるいは第2の観点における1または複数のプロセッサは、サポート要求の送信から第1期間以内に第1管理装置から応答を受信しない場合、第2管理装置にサポート要求を送信する。複数の管理装置のうちの一部が機能しない状態であっても、遠隔サポートシステムが維持可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両に対する遠隔サポートの一例を示す概略図である。
複数の管理装置に対する管理装置選定の一例を示す概略図である。
複数の管理装置が存在する場合のリソース割当ての一例を示す概略図である。
管理装置選定に係る車両および複数の管理装置の各々の構成例を示すブロック図である。
遠隔サポートシステムの規模が拡大した場合の一例について説明する概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本実施の形態では、「移動体」は「車両」である例に準拠して説明する。本開示の技術は、以下の記載の「車両」を「移動体」と読み替えても(一般化しても)適用可能である。移動体には、車両以外に、ドローン、ロボット、船舶、等が含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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