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公開番号2025163832
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024067382
出願日2024-04-18
発明の名称抗マラリア薬
出願人国立大学法人東北大学
代理人弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類A61K 36/60 20060101AFI20251023BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】高い抗マラリア活性と低い細胞毒性とを両立した新規の抗マラリア薬を提供すること。
【解決手段】Ficus hispida、Streblus asper、Boerhavia repens、Clerodendrum viscosum、Amaranthus spinosus及びMussaenda corymbosaからなる群から選択される少なくとも一種の植物のエタノール及び/又はメタノール抽出物を含む抗マラリア薬
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
Ficus hispida、Streblus asper、Boerhavia repens、Clerodendrum viscosum、Amaranthus spinosus及びMussaenda corymbosaからなる群から選択される少なくとも一種の植物のエタノール及び/又はメタノール抽出物を含む抗マラリア薬。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
Ficus hispida、Streblus asper、及びBoerhavia repensからなる群から選択される少なくとも一種の植物のエタノール及び/又はメタノール抽出物を含む、請求項1に記載の抗マラリア薬。
【請求項3】
Ficus hispida、Streblus asper、Boerhavia repens、Clerodendrum viscosum、Amaranthus spinosus及びMussaenda corymbosaからなる群から選択される少なくとも一種の植物のエタノール抽出物を含む、請求項1又は2に記載の抗マラリア薬。
【請求項4】
経口投与剤又は外用剤である、請求項1又は2に記載の抗マラリア薬。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は抗マラリア薬に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
マラリアはマラリア原虫であるプラスモディウム(Plasmodium)属によって引き起こされる最も一般的なベクター媒介性感染症の一つである。2018年の世界保健機関(WHO)の報告では、世界中で405,000人が死亡し、2億1,300万人がマラリアに感染していると推定されている。また、マラリアの全症例の90%がサハラ以南のアフリカで発生したと報告されている。人間のマラリアは通常、プラスモディウム属の原虫の4種(P.falciparum、P.vivax、P.malariaeおよびP.ovale)によって引き起こされるが、感染の大部分はP.falciparumによって引き起こされる。さらに、P.falciparumの感染は、重度の貧血、脳マラリア、急性呼吸器不全などの重度のマラリアを引き起こすことが知られている。したがって、長い間マラリアと闘うことが求められてきており、新たな抗マラリア薬の開発が熱望されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-042163
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決すべき課題は、高い抗マラリア活性と低い細胞毒性とを両立した新規の抗マラリア薬を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
かかる状況の下、本発明者らは、多大なる試行錯誤の末、特定の植物のエタノール及び/又はメタノール抽出物が、高い抗マラリア活性と、ヒト細胞に対する低い毒性とを共に有することを見出した。従って、本発明は、以下の項を提供する:
項1.Ficus hispida、Streblus asper、Boerhavia repens、Clerodendrum viscosum、Amaranthus spinosus及びMussaenda corymbosaからなる群から選択される少なくとも一種の植物のエタノール及び/又はメタノール抽出物を含む抗マラリア薬。
【0006】
項2.Ficus hispida、Streblus asper、及びBoerhavia repensからなる群から選択される少なくとも一種の植物のエタノール及び/又はメタノール抽出物を含む、項1に記載の抗マラリア薬。
【0007】
項3.Ficus hispida、Streblus asper、Boerhavia repens、Clerodendrum viscosum、Amaranthus spinosus及びMussaenda corymbosaからなる群から選択される少なくとも一種の植物のエタノール抽出物を含む、項1又は2に記載の抗マラリア薬。
【0008】
項4.経口投与剤又は外用剤である、項1又は2に記載の抗マラリア薬。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、高い抗マラリア活性と低い細胞毒性とを両立した新規の抗マラリア薬を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
Amaranthus spinosus,Ficus hispida,Streblus asper,Boerhavia repensのエタノールおよびメタノール抽出物による寄生虫減少および侵入阻害の統計解析。(a-b)エラーバーは、3回の生物学的反復実験による平均値と標準偏差を示す。統計的有意性はstudent t-testを用いて決定した: * p < 0.05、** p < 0.01、*** p < 0.001;陰性対照と比較。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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