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公開番号2025161861
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2025134911,2022568796
出願日2025-08-13,2021-05-13
発明の名称うつ病の処置
出願人武田薬品工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61K 31/549 20060101AFI20251017BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】うつ病の処置の提供。
【解決手段】患者のうつ病を処置および/またはうつ病の再発を予防する方法であって、9-[4-(シクロヘキシルオキシ)フェニル]-7-メチル-3,4-ジヒドロピラジノ[2,1-c][1,2,4]チアジアジン2,2-ジオキシド(「化合物A」もしくは「CMPD A」)またはその塩を含む第1の用量を患者に投与するステップと、化合物Aまたはその塩を含む少なくとも1回の毎日の維持用量を前記患者に投与するステップであって、前記少なくとも1回の毎日の維持用量は前記第1の用量よりも少ない、ステップとを含む方法が本明細書に記載される。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
明細書に記載の発明。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、2020年5月15日に出願された米国仮特許出願第63/025,405号の優先権の利益を主張するものであり、その内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
大うつ病性障害(「MDD」)は、情動、認知、および自律神経系機能の明確な変化、ならびにエピソード間の寛解または症状の重症度の低下を含む少なくとも2週間の持続時間の不連続なエピソードにおけるほとんどすべての活動における広範な抑うつ気分または関心もしくは喜びの喪失(無快感症)を特徴とする。MDDは、障害を抱えて生きる年数の2番目に多い原因として特定されており、主要な公衆衛生上の優先事項として指定されている。現在利用可能な抗うつ薬には、低い処置応答率(例えば、処置抵抗性うつ病(「TRD」))および治療効果が観察されるまでの数週間のタイムラグを含む制限がある。したがって、より迅速な作用発生および改善された有効性を有する新規の抗うつ薬処置に対する重大な満たされていない医療ニーズがある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
9-[4-(シクロヘキシルオキシ)フェニル]-7-メチル-3,4-ジヒドロピラジノ[2,1-c][1,2,4]チアジアジン2,2-ジオキシド(「化合物A」もしくは「CMPD A」)またはその塩は、α-アミノ-3-ヒドロキシ-5-メチル-4-イソキサゾール-プロピオン酸(AMPA)受容体の強力かつ選択的なポジティブアロステリックモジュレーター(PAM)である。本出願は、患者のうつ病を処置する方法ならびにうつ病の再発を処置および/または予防する方法であって、9-[4-(シクロヘキシルオキシ)フェニル]-7-メチル-3,4-ジヒドロピラジノ[2,1-c][1,2,4]チアジアジン2,2-ジオキシド(「化合物A」もしくは「CMPD A」)またはその塩を含む第1の用量を患者に投与するステップと、化合物Aまたはその塩を含む少なくとも1回の毎日の維持用量を患者に投与するステップとを含む方法を開示する。
【0004】
いくつかの実施形態において、化合物Aまたはその塩は、化合物Aである。
【0005】
いくつかの実施形態において、第1の用量は、化合物Aを含む。いくつかの実施形態において、第1の用量は、化合物Aの塩を含む。いくつかの実施形態において、第1の用量は、化合物Aの薬学的に許容され得る塩を含む。
【0006】
いくつかの実施形態において、少なくとも1回の毎日の維持用量は、化合物Aを含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1回の毎日の維持用量は、化合物Aの塩を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1回の毎日の維持用量は、化合物Aの薬学的に許容され得る塩を含む。
【0007】
一態様において、本開示は、患者のうつ病を処置する方法であって、9-[4-(シクロヘキシルオキシ)フェニル]-7-メチル-3,4-ジヒドロピラジノ[2,1-c][1,2,4]チアジアジン2,2-ジオキシド(「化合物A」もしくは「CMPD A」)またはその塩を含む第1の用量を患者に投与するステップと、化合物Aまたはその塩を含む少なくとも1回の毎日の維持用量を患者に投与するステップであって、該維持用量は第1の用量よりも少ないステップとを含む方法に関する。
【0008】
いくつかの実施形態において、うつ病は、重篤気分調節症(disruptive mood dysregulation disorder)、大うつ病性障害、持続性うつ病性障害気分変調症(persistent depressive disorder dysthymia)、月経前不快気分障害、物質/医薬品誘発性うつ病性障害、別の病状によるうつ病性障害、他の特定されるうつ病性障害、特定されないうつ病性障害、中等度のうつ病、重度のうつ病、および/またはうつ病性障害の特定因子である。いくつかの実施形態において、うつ病は、大うつ病性障害である。いくつかの実施形態において、うつ病は、処置抵抗性うつ病である。
【0009】
いくつかの実施形態において、本方法は、うつ病に関連する認知障害をさらに処置する。いくつかの実施形態において、本方法は、認知の簡単な評価(Brief Assessment of Cognition)によって測定されるように、うつ病に関連する認知障害をさらに処置する。いくつかの実施形態において、本方法は、うつ病に関連する処理速度、実行機能、注意、または言語学習および記憶の低下を伴う認知障害をさらに処置する。いくつかの実施形態において、本方法は、処理速度の低下を伴ううつ病に関連する認知障害をさらに処置する。いくつかの実施形態において、本方法は、実行機能の低下を伴ううつ病に関連する認知障害をさらに処置する。いくつかの実施形態において、本方法は、注意の低下を伴ううつ病に関連する認知障害をさらに処置する。いくつかの実施形態において、本方法は、言語学習の低下を伴ううつ病に関連する認知障害をさらに処置する。いくつかの実施形態において、本方法は、記憶の低下を伴ううつ病に関連する認知障害をさらに処置する。
【0010】
いくつかの実施形態において、患者は、うつ病のための少なくとも1つの以前の治療を既に受けている。いくつかの実施形態において、患者は、うつ病のための少なくとも1つの以前の治療に応答しなかった。いくつかの実施形態において、患者は、うつ病のための少なくとも1つの以前の治療に対するレスポンダーである。
(【0011】以降は省略されています)

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