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公開番号
2025161826
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2025127569,2022572726
出願日
2025-07-30,2021-06-15
発明の名称
スイス式機械加工のために構成された工具組立体
出願人
イスカル リミテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B23B
29/00 20060101AFI20251017BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】
スイス式機械加工での使用に適した、改善された工具組立体及びその構成要素を提供することを目的とする。
【解決手段】
スイス型機械加工のための溝削り又は突切り工具組立体は、ホルダを含む。ホルダは、弾性常時閉鎖ホルダ締結部を含む。好ましい実施形態では、ホルダ締結部は、切削インサートを保持するブレードを、ホルダ・ポケットのポケット側当接面に対して付勢する。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
ホルダであって、前記ホルダは、対向するホルダ第1の側部及びホルダ第2の側部であって、前記ホルダ第2の側部から前記ホルダ第1の側部に向かう第1の側部方向及び前記第1の側部方向とは反対の第2の側部方向を規定するホルダ第1の側部及びホルダ第2の側部と、対向するホルダ前端部及びホルダ後端部であって、前記ホルダ後端部から前記ホルダ前端部に向かう前方向及び前記前方向とは反対の後方向を規定するホルダ前端部及びホルダ後端部と、対向するホルダ上側部及びホルダ底側部であって、前記ホルダ底側部から前記ホルダ上側部に向かう上方向及び前記上方向とは反対の下方向を規定するホルダ上側部及びホルダ底側部と、前記ホルダ第1の側部、前記ホルダ前端部及び前記ホルダ上側部の交線に位置するホルダ・ポケットと、前記ホルダ上側部に位置するホルダ締結部とを備え、前記ホルダ・ポケットは、前記ホルダ第1の側部に沿って延在し、前記第1の側部方向に面するポケット側当接面と、前記ポケット側当接面の下方に位置し、前記上方向に面するポケット底当接面と、前記ポケット側当接面の後方に位置し、前記前方向に面するポケット後当接面とを備え、前記ホルダ締結部は、前記ポケット側当接面の上に延在し、弾性ヒンジ部分と、前記下方向に面する締結部上当接面を備える締結部分と、前記弾性ヒンジ部分から前記締結部分まで延在する中間部分とを備え、前記弾性ヒンジ部分は、前記締結部分を下方に弾性的に付勢するように構成される、ホルダ。
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【請求項2】
前記ポケット底当接面は、前記第2の側部方向にも面し、したがって、前記上方向及び前記第2の側部方向に面するように内側に傾斜し、前記締結部上当接面も、前記第2の側部方向に面し、したがって、前記下方向及び前記第2の側部方向に面するように内側に傾斜する、請求項1に記載のホルダ。
【請求項3】
前記ホルダは、前記ポケット側当接面に開口するホルダ案内孔を更に備える、請求項1又は2に記載のホルダ。
【請求項4】
前記ホルダ案内孔は、狭さく部分を備える、請求項3に記載のホルダ。
【請求項5】
前記ホルダ案内孔は、砂時計形状である、請求項4に記載のホルダ。
【請求項6】
前記ホルダは、細長いシャンク部分と、前記シャンク部分の前方に延在するヘッド部分とを備え、前記ホルダ・ポケットは、前記ホルダ第1の側部で前記ヘッド部分上に少なくとも部分的に形成される、請求項1~5のいずれか1項に記載のホルダ。
【請求項7】
前記ホルダ・ポケットは、前記ヘッド部分の後方に延在する、請求項6に記載のホルダ。
【請求項8】
前記ホルダの正面図において、前記シャンク部分は、ある外形を有し、前記シャンク部分の外形の外側に延在する前記ホルダの唯一の部分は、上方向に延在する、請求項6又は7に記載のホルダ。
【請求項9】
ブレードであって、前記ブレードは、対向するブレード第1の側部及びブレード第2の側部と、対向するブレード前縁部及びブレード後縁部と、対向するブレード上縁部及びブレード底縁部と、第1のブレード座及び第2のブレード座であって、基本座顎部及び前記基本座顎部に対向する第2の座顎部をそれぞれ備え、弾性締結するように構成された第1のブレード座及び第2のブレード座と、前記ブレード底縁部から前記ブレード上縁部まで測定される最大ブレード高さBHと、前記最大ブレード高さBHに直交し、前記ブレード前縁部から前記ブレード後縁部まで測定される最大ブレード長さBLと、前記最大ブレード高さBHに直交し、前記ブレード第1の側部から前記ブレード第2の側部まで測定される最大ブレード厚さBTとを備え、前記最大ブレード厚さBTは、前記最大ブレード高さBHより小さく、前記最大ブレード長さBLは、条件:L<45mmを満たし、前記第1のブレード座は、前記ブレード前縁部に開口し、前記第2のブレード座は、前記ブレード後縁部に開口する、ブレード。
【請求項10】
前記ブレード第1の側部及び前記ブレード第2の側部に開口する推進孔を更に備える、請求項9に記載のブレード。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の主題は、いわゆるスイス式機械加工、より詳細には、溝削り又は突切り作業のために構成された工具組立体に関する。
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【背景技術】
【0002】
以下、名称「スイス式」又は「スイス型」は、簡潔にするために省略することがある。本発明の設計は、何よりもまず、スイス型CNC機械という固有の限定範囲内で作業するために設計されたものであるが、有利な設計特徴は、非スイス型作業でさえも有益であり得ることは理解されよう。
【0003】
スイス型機械加工工具組立体及びその構成要素は、いわゆるスイス型CNC機械(旋盤)において使用するように特別に設計されており、スイス型CNC機械(旋盤)は、スイス型工具組立体が「ギャング」内に互いに近接して組み付けられ、切削インサート(又は「インサート」)の取外し及び組付けが空間制限のために困難であるという点で、他の典型的なCNC機械(旋盤)とは異なる。
【0004】
切れ刃の場所(切れ刃は、基本的に、ホルダの正面図においてホルダ・シャンクの上コーナと位置合わせされる)等、スイス式機械加工の固有の特徴は、とりわけ、本出願人の以前の特許刊行物USP9,901,986及びUSP10,583,495において更に詳述されており、これらの内容は、全文が参照により組み込まれる。
【0005】
手短に言えば、本出願に関し、USP9,901,986において主張される固有のチップ形成装置に加えて、一般的なスイス型切削インサート(106)は、その脇面を通じて延在するねじ孔(112)と共に示されることに更に留意されたい。この設計は、密に詰められたスイス型工具組立体においてインサートの取外し及び取替えのためのアクセスを可能にする。
【0006】
他の一般的なインサート設計は、出願人の刊行物USP10,471,517で例示されるような2つのそのようなねじ穴を除いて、同様のインサートを含む。前記刊行物において、2つの両側のいずれか一方からのインサートの取外し及び組付けを可能にする工具組立体が示される。
【0007】
USP10,583,495において、前記ねじ穴を有さないインサートを提供する固有の工具組立体、及び更には、インサートの固着及び取外しに困難をもたらす上述の空間制限を克服する異なる解決策が示される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
スイス式機械加工での使用に適した、改善された工具組立体及びその構成要素を提供すること、並びに構成要素をホルダに固着する改善された方法を提供することは、本出願の一目的である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本出願の主題の第1の態様によれば、ホルダが提供され、ホルダは、対向するホルダ第1の側部及びホルダ第2の側部であって、ホルダ第2の側部からホルダ第1の側部に向かう第1の側部方向及び第1の側部方向とは反対の第2の側部方向を規定するホルダ第1の側部及びホルダ第2の側部と、対向するホルダ前端部及びホルダ後端部であって、ホルダ後縁部からホルダ前端部に向かう前方向及び前方向とは反対の後方向を規定するホルダ前端部及びホルダ後端部と、対向するホルダ上側部及びホルダ底側部であって、ホルダ底側部からホルダ上側部に向かう上方向及び上方向とは反対の下方向を規定するホルダ上側部及びホルダ底側部と、ホルダ第1の側部、ホルダ前端部及びホルダ上側部の交線に位置するホルダ・ポケットと、ホルダ上側部に位置するホルダ締結部とを備え、ホルダ・ポケットは、ホルダ第1の側部に沿って延在し、第1の側部方向に面するポケット側当接面と、ポケット側当接面の下方に位置し、上方向に面するポケット底当接面と、ポケット側当接面の後方に位置し、前方向に面するポケット後当接面とを備え、ホルダ締結部は、ポケット側当接面の上に延在し、弾性ヒンジ部分と、下方向に面する締結部上当接面を備える締結部分と、弾性ヒンジ部分から締結部分まで延在する中間部分とを備え、弾性ヒンジ部分は、締結部分を下方に弾性的に付勢するように構成される。
【0010】
要約すると、本発明のホルダの基本概念は、いわゆる「常時閉鎖」一体型締結、又はより正確には弾性ヒンジ締結である。インサート座の常時閉鎖上顎部は、切削インサート上に締結することが公知であるが、そのような構成は、スイス式工具組立体では一般に公知ではない(インサート座は、「インサート・ポケット」とも呼ばれる。しかし、本出願の座は、インサート座がホルダの一部であり、ブレード座と混同しないようにするため、「ホルダ座」と呼ぶ)。1つの理由は、典型的なスイス式機械加工作業の間、プローブが延在し、切削インサートの位置を特定するために切削インサートに影響を及ぼすと考えられた。ねじ(多くの場合2つのねじ)で固着されないあらゆるインサートは、プローブによって影響を及ぼされた際に所望の位置から切削インサートが外れる懸念を高めることは、理解されよう。したがって、まれな例外を除いて、典型的なスイス式機械加工工具組立体は、切削インサートをホルダにねじで組み付けるため、1つ又は2つのボア穴を有する切削インサートを有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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