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公開番号2025160620
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-23
出願番号2024063270
出願日2024-04-10
発明の名称文字認識システム及び文字認識プログラム
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人弁理士法人TNKアジア国際特許事務所,個人
主分類G06V 30/12 20220101AFI20251016BHJP(計算;計数)
要約【課題】文字認識により生じる文字化けを検出することで文字化けを軽減させ、出力されるドキュメントの品質を向上させることができる文字認識システムを提供する。
【解決手段】文字認識システム1は、画像形式のドキュメントを取得するドキュメント取得部11と、ドキュメントに含まれている文字情報を認識する文字認識部12と、文字情報に含まれる誤記情報を検出する誤記検出部14とを備える。誤記検出部14は、文字認識部12で正確に認識されなかった際に表示される特殊文字を誤記情報として検出可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画像形式のドキュメントを取得するドキュメント取得部と、
前記ドキュメントに含まれている文字情報を認識する文字認識部と、
前記文字情報に含まれる誤記情報を検出する誤記検出部と、
を備え、
前記誤記検出部は、前記文字認識部で正確に認識されなかった際に表示される特殊文字を前記誤記情報として検出可能である、文字認識システム。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記誤記検出部は、前記特殊文字に加えて、前記文字認識部で正確に認識された文字情報に含まれている誤記及び文法の誤りのうちの少なくとも1つを前記誤記情報として検出可能である、請求項1に記載の文字認識システム。
【請求項3】
ユーザーに校正の要否を確認する校正確認部をさらに備え、
前記校正確認部は、ユーザーが前記ドキュメントの出力の実行を指示した際に、前記ドキュメントの出力が実行される前に校正の要否を確認する、請求項1又は2に記載の文字認識システム。
【請求項4】
前記誤記情報に関する情報をユーザー端末に表示させる情報表示部をさらに備え、
前記情報表示部は、前記誤記情報の個数を表示させる、請求項3に記載の文字認識システム。
【請求項5】
前記誤記情報に対する訂正案情報を提案する訂正案提案部をさらに備え、
前記情報表示部は、前記訂正案情報を、前記誤記情報と併記して表示させる、請求項4に記載の文字認識システム。
【請求項6】
前記誤記情報が前記訂正案情報に書き換えられた訂正ドキュメントを作成する訂正文書作成部をさらに備える、請求項5に記載の文字認識システム。
【請求項7】
画像形式のドキュメントを取得するドキュメント取得ステップと、
前記ドキュメントに含まれている文字情報を認識する文字認識ステップと、
前記文字情報に含まれる誤記情報を検出する誤記検出ステップと、
を含む処理をコンピューターに実行させ、
前記誤記検出ステップは、前記文字認識ステップで正確に認識されなかった際に表示される特殊文字を前記誤記情報として検出可能である、文字認識プログラム。
【請求項8】
ユーザーに校正の要否を確認する校正確認ステップをさらにコンピューターに実行させ、
前記校正確認ステップは、ユーザーが前記ドキュメントの出力の実行を指示した際に、前記ドキュメントの出力が実行される前に校正の要否を確認する、請求項7に記載の文字認識プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、文字認識システム及び文字認識プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
OCR(光学的文字認識:Optical Character Recognition)は、画像に表示された手書き又は印刷された文字を、コンピューターが利用できるデジタルの文字コードに変換する技術である。OCRは、例えば、文字が小さい場合、文字が不鮮明な場合、標準的なフォントの文字ではない文字又は手書き文字など文字が複雑すぎる場合などのときに、画像の文字を認識できない可能性がある。OCRが画像の文字を認識できない場合、その文字は、全く別の文字、白抜きの四角又は黒ひし形に疑問符などの特殊文字で表示され、文字化けしてしまうという問題があった。
【0003】
このような問題を解決するために、正確に画像の文字を認識するように改良された文書ファイルの検出及び解析システムが開発されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の文書ファイルの検出及び解析システムは、様々な形式の請求書をデジタル記録するためのシステムである。この文書ファイルの検出及び解析システムは、画像ノイズを低減して画像の画質を向上させ、OCRを使用して文字ブロックを抽出し、画像処理技術に基づいて文字情報を含むゾーンと非文字情報を含むゾーンとに分離する文書レイアウト分析を行う。そして、この文書ファイルの検出及び解析システムは、文書レイアウト分析に基づいて文書フィールドを検出し、文書フィールドを解析して文字及び数値を抽出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
カナダ国特許第3027038号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の文書ファイルの検出及び解析システムでは、請求書の文字及び数値を検出及び解析することに特化しており、一般の文書ファイルにおいて文字を認識する過程で生じる文字化けを検出し、文字化けを減らして文字認識の精度を上げることには対応できないという問題があった。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、文字認識により生じる文字化けを検出することで文字化けを軽減させ、出力されるドキュメントの品質を向上させることができる文字認識システム及び文字認識プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の文字認識システムは、画像形式のドキュメントを取得するドキュメント取得部と、ドキュメントに含まれている文字情報を認識する文字認識部と、文字情報に含まれる誤記情報を検出する誤記検出部とを備える。誤記検出部は、文字認識部で正確に認識されなかった際に表示される特殊文字を誤記情報として検出可能である。
【0008】
また、本発明の文字認識プログラムは、画像形式のドキュメントを取得するドキュメント取得ステップと、ドキュメントに含まれている文字情報を認識する文字認識ステップと、文字情報に含まれる誤記情報を検出する誤記検出ステップとを含む処理をコンピューターに実行させる。誤記検出ステップは、文字認識ステップで正確に認識されなかった際に表示される特殊文字を誤記情報として検出可能である。
【発明の効果】
【0009】
本発明の文字認識システム及び文字認識プログラムによれば、文字認識により生じる特殊文字で表示される文字化けを検出することで文字化けを軽減させ、出力されるドキュメントの品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る文字認識システムの機能を示す機能ブロック図である。
本発明の一実施形態に係る文字認識システムの文字認識処理を説明するフローチャートである。
本発明の文字認識システムの操作画面の一例を示す図である。
本発明の文字認識システムの操作画面の一例を示す図である。
本発明の文字認識システムの操作画面の一例を示す図である。
本発明の文字認識システムの操作画面の一例を示す図である。
本発明の文字認識システムの操作画面の一例を示す図である。
本発明の文字認識システムの操作画面の一例を示す図である。
本発明の一実施形態に係る文字認識システムの文字認識処理を説明するフローチャートである。
本発明の文字認識システムの操作画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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