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公開番号
2025160399
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-22
出願番号
2025127810,2022548733
出願日
2025-07-30,2021-02-11
発明の名称
冷媒組成物とその使用
出願人
メキシケム フロー エセ・ア・デ・セ・ヴェ
代理人
個人
,
個人
主分類
C09K
5/04 20060101AFI20251015BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】車両、特に電気車両の熱管理システムに組み込まれるか、または熱管理システムである液体チラーシステム等の液体チラーシステムにおける冷媒としての使用に好適な冷媒組成物を提供する。
【解決手段】液体チラーシステムにおける、1,1-ジフルオロエチレンを含む組成物の冷媒としての使用が提供される。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
液体チラーシステムにおける、1,1-ジフルオロエチレン(R-1132a)を含む組成物の冷媒としての使用。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷媒組成物に関し、より具体的には、車両、特に電気車両の熱管理システムに組み込まれるか、または熱管理システムである液体チラーシステム等の液体チラーシステムにおける冷媒としての使用に好適な、1,1-ジルフルオロエチレン(R-1132a)を含む冷媒組成物に関する。
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【背景技術】
【0002】
本明細書における先行公開された文献の列挙もしくは考察またはいかなる背景技術も、必ずしも文献または背景技術が技術水準の一部であること、または一般的な知識であることを認めるものとして解釈されるべきではない。
【0003】
特に明記しない限り、本明細書で使用される「電気車両」という用語は、純粋な電気車両、ならびにハイブリッド車両等のいくつかの推進手段のうちの1つとして電気を使用する車両の両方を指すことを理解されたい。
【0004】
内燃機関(ICE)車両の空調に使用される単純な蒸気圧縮サイクルは、従来、蒸発器の管内で冷媒が蒸発する蒸発式熱交換器上を直交流で流れることによって冷却および除湿される温風とともに配置される。同様に、凝縮器の管上に直交流で外気を流し、管内で冷媒を凝縮することにより、熱が車両の外に排出される。蒸発器上を流れる空気の温度が低下し、凝縮器上を流れる空気の温度が上昇する。
【0005】
この形状では、蒸発器で熱交換が起こるためには、冷媒の蒸発温度が空気の蒸発温度より低くなければならず、同時に、凝縮器で熱交換が起こるためには、冷媒の蒸発温度が空気の蒸発温度よりも高くなければならない。これは、単一成分冷媒(または同等に共沸混合冷媒またはほぼ共沸混合冷媒)について図1に示される。任意の実際の熱交換器では、図1~図3に示すように、高温流体と低温流体との間に、「アプローチ温度」または「アプローチ」と称される最小の実用的な温度差がある。
【0006】
直交流配置で使用される非共沸冷媒も、これらの制約に従わなければならない。しかしながら、この場合、「温度グライド」(非共沸冷媒が蒸発するとその温度が上昇し、凝縮すると温度が低下する現象)が存在するため、状況はさらに複雑になる。蒸発または凝縮における全体的な温度変化が、温度グライドである。これは、純粋な直交流の極端なケースでは、蒸発器内の冷媒の露点温度が蒸発器を出る空気の温度より低く、凝縮器内の冷媒の泡立ち点が空気温度より高くなければならないことを意味する。この状況は、図2に示される。図1および図2を一緒に見ると、温度アプローチとグライドの複合効果により、流体にグライドがない場合とはまったく異なる非共沸冷媒の平均蒸発温度および凝縮温度がもたらされる可能性があることは明らかである。これは、グライドがない流体に比べて冷媒の性能に不利になる作用を有する。
【0007】
電気車両(純粋なバッテリー式電気車両(BEV)またはハイブリッド車(HEV)にかかわらず)において、ICEに共通する空調システムの配置が、段々と、冷却を必要とする部品、特にドライブトレインバッテリー、またそれだけでなく他の電子部品から廃熱を回収するための液体冷却材ループの使用に置き換えられているか、またはそれによって改善されている。冷媒を「チラー」に供給して冷却材ループから熱を除去することができる従来の空調システムから、ヒートポンプとして逆方向に運転して客室を加温することができる空調システム、完全な「二次ループ」構成に及ぶ、多くの構成が可能である。後者では、冷媒は、乗客の空気を加温または冷却するために直接使用されるのではなく、代わりに高温の液体と低温の液体のリザーバーの間で熱を移動させるために使用される。これにより、客室の空気を加熱/冷却するために、高温および低温の液体を使用することが可能になる。
【0008】
構造は様々であるが、二次的な液体熱伝達流体回路を含むそのような熱管理システムの一般的な特徴は、チラーシステム内の冷媒と高温および低温の液体との間で熱を移動するための熱交換器が、流体が向流になるように配置されるということである。この配置の効果は、非共沸冷媒の場合の図3に示される(図1は、グライドがない冷媒にも依然として有効である)。この配置では、グライドが性能に悪影響を及ぼさないことがわかりる。さらに、平均蒸発温度が上昇する可能性があり(グライドがない流体の温度と比較して)、平均凝縮温度が低下する可能性がある(グライドがない流体の温度と比較して)。これは、グライドにより、冷媒サイクルが、グライドがない流体よりも低い温度範囲にわたって動作することが可能になり、その結果、相対的な容量およびエネルギー効率が得られることを意味する。
【発明の開示】
【0009】
上記の欠陥に対応することが本発明の目的である。
【0010】
本発明の第1の態様によれば、液体チラーシステムにおける、1,1-ジフルオロエチレン(R-1132a)を含む組成物の冷媒としての使用が提供される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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