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公開番号2025160217
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-22
出願番号2025113564,2023188306
出願日2025-07-04,2019-05-03
発明の名称水頭症の治療
出願人マイクロベンション インコーポレイテッド,MICROVENTION, INC.
代理人個人,個人
主分類A61M 1/00 20060101AFI20251015BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】過剰な脳脊髄液(CSF)蓄積の治療に用いられるシャントシステムについて記載される。
【解決手段】いくつかの実施形態では、システムは、シャントシステムの一部を洗浄するするように設計された洗浄機構を含む。CSF排出シャントシステムに使用される脳室カテーテルは、CSF排出を促進するためのスリットと、これらのスリットの1つ以上に沿った生分解性または生体吸収性物質とを含む。カテーテルチューブとシャント弁要素との間の固定嵌合を容易にするロック機構が記載される。また。CSFの入口とCSFの出口との間の弁ハウジング内のCSFの流れを調節する機械弁が記載される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
脳脊髄液シャントであって、
脳室カテーテルと、
脳脊髄液の前記脳室カテーテルへの流入を容易にする脳室カテーテルの一部に沿った複数のスリットと、
前記複数のスリットのうちの1つ以上のスリットを覆う被覆と、を備える脳脊髄液シャント。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記被覆が生体吸収性または生体分解性である、請求項1に記載の脳脊髄液シャント。
【請求項3】
前記被覆が、ポリα-ヒドロキシ酸またはポリエステルアミドを含む、請求項2に記載の脳脊髄液シャント。
【請求項4】
一部のスリットは、前記脳室カテーテルの異なるスリットを通る脳脊髄液流入容量を変化させるために、異なる量の被覆を含む、請求項2に記載の脳脊髄液シャント。
【請求項5】
一部のスリットは、前記脳室カテーテルの異なるスリットを通る脳脊髄液流入容量を変化させるために、異なる吸収速度を有する被覆を含む、請求項2に記載の脳脊髄液シャント。
【請求項6】
前記被覆が血漿タンパク質吸着抑制剤である、請求項2に記載の脳脊髄液シャント。
【請求項7】
前記被覆がポリ2-メトキシエチルアクリレートである、請求項2に記載の脳脊髄液シャント。
【請求項8】
前記スリットは、前記脳室カテーテルの異なるスリットを通る前記脳脊髄液流入容量を変化させるように異なる大きさとなる、請求項2に記載の脳脊髄液シャント。
【請求項9】
脳脊髄液シャントであって、
脳室カテーテルと、
脳脊髄液の前記脳室カテーテルへの流入を容易にする前記脳室カテーテルの一部に沿った複数のスリットと、
前記複数のスリットのうちの1つ以上に及ぶ洗浄機構であって、前記脳室カテーテルに対して移動する可動要素を有する前記洗浄機構と、を備え、
前記可動要素は、前記可動要素が前記脳室カテーテルに対して移動するときに前記複数のスリットのうちの1つ以上の部分に接触するように構成された突起を含む、脳脊髄液シャント。
【請求項10】
前記洗浄機構は、前記可動要素に対して固定された固定要素をさらに含む、請求項9に記載の脳脊髄液シャント。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(関連出願)
本出願は、水頭症の治療および脳室腹腔シャントと題する2018年5月3日出願の米国仮出願第62/666,636号の優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
脳脊髄液(CSF)は、脳と脊髄に存在する液体である。CSFは脳室の脈絡叢で産生され、例えば、脳の緩衝材として作用したり、脳から栄養素を運搬したり老廃物を除去したりする機構として作用したり、脳内の圧力の変化を調節したりするなど、いくつかの目的を果たしている。CSFの産生量が吸収量を上回ると、CSFによる圧力が上昇してCSFが多量となり、これはCSF蓄積による脳の腫れである水頭症を起こす可能性がある。水頭症は、平衡感覚や視覚の問題、頭部の大きさの増大、脳内出血、脳浮腫、脳機能障害、脳ヘルニアなどの問題を引き起こすことがある。
【0003】
水頭症の治療法の1つはシャントとして知られており、脳から腹部、肺、心臓などの体の他の部位に脳脊髄液を送達することを伴う。有名な送達領域の1つは腹部内の腹腔であり、脳室から腹腔への送達は脳室腹腔シャント(VPシャント)として知られている。このシャントシステムでは、脳内の脳室カテーテルを用いてCSFを集めて送り、第2ドレナージカテーテルを用いてCSFを体の別の部位(例えば腹腔)に送り、それらの間にある弁を用いて脳からドレナージ部位へのCSFの流れを調節する。
【0004】
シャントに関連する問題はいくつかある。その1つは、CSFが時間の経過とともにカテーテルを詰まらせる可能性があることであり、脳室カテーテルはCSFによく曝露されるため、この問題がより顕著になる。この詰まりによりシャントの効果が薄れ、時間の経過に伴い交換が必要となる。次に、脳から適切な量のCSFを排出するために弁を正確に校正することは困難な場合がある。つまり、CSFの排出量が多すぎると利用可能なCSFが減少し、その一方で排出量が少なすぎると水頭症の問題に対処できない。さらに、ドレナージシステムへのCSFの流れを調節する一般的な機械的弁は、様々な理由により高い割合で故障する。
【0005】
これらの問題に対処するシャント装置およびシステムが必要である。
【発明の概要】
【0006】
本発明は、シャント処置に関する問題に対処するように設計された装置、システム、および方法に関する。
【0007】
いくつかの実施形態において、シャントシステムは、より広範なシャントシステムの脳室カテーテル内のCSFによる残留物を洗浄するように設計された洗浄機構を含む。一実施形態では、洗浄機構は、CSFが通過できるスリットを洗浄するために使用されるばねプランジング要素を含む。一実施形態では、洗浄機構は、CSFが通過できるスリットを洗浄するために使用される洗浄ピストン要素を含む。一実施形態では、洗浄機構は、CSFが通過できるスリットを洗浄するために使用される回転要素を含む。
【0008】
一実施形態では、CSF排出シャントシステムに使用される脳室カテーテルは、CSF排出を促進するためのスリットと、これらのスリットの1つ以上に沿った生分解性または生体吸収性物質とを含む。
【0009】
一実施形態では、カテーテルチューブとシャント弁要素との間の固定嵌合を容易にするロック機構が記載される。
【0010】
一実施形態では、加重された、または薄くされたディスク部を利用する機械弁が記載される。機械弁は、CSFの入口とCSFの出口との間の弁ハウジング内のCSFの流れを調節する。
(【0011】以降は省略されています)

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