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公開番号2025159825
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-22
出願番号2024062613
出願日2024-04-09
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G06F 3/01 20060101AFI20251015BHJP(計算;計数)
要約【課題】レイによって指し示すことが可能な範囲を拡大する。
【解決手段】始点から延びるレイの表示を制御する情報処理装置は、撮像装置が撮像した撮像画像に基づき判定されたユーザの手の関節点の位置に基づき、前記レイの前記始点の位置を決定する決定手段と、前記レイの前記始点の位置に基づき、前記レイの姿勢を決定する姿勢決定手段と、前記ユーザの視野に前記レイを表示するように表示手段を制御する制御手段と、を有する。前記姿勢決定手段は、前記撮像装置または前記ユーザの眼である第1の物体の位置と前記レイの始点とを接続する直線と前記第1の物体の視野の中心方向を表す軸を含む平面とが形成する第1の角度よりも、前記平面と前記レイに対応する直線とが形成する第2の角度が大きいように、前記レイの姿勢を決定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
始点から延びるレイの表示を制御する情報処理装置であって、
撮像装置が撮像した撮像画像に基づき判定されたユーザの手の関節点の位置に基づき、前記レイの前記始点の位置を決定する決定手段と、
前記レイの前記始点の位置に基づき、前記レイの姿勢を決定する姿勢決定手段と、
前記ユーザの視野に前記レイを表示するように表示手段を制御する制御手段と、
を有し、
前記姿勢決定手段は、前記撮像装置または前記ユーザの眼である第1の物体の位置と前記レイの前記始点とを接続する直線と前記第1の物体の視野の中心方向を表す軸を含む平面とが形成する第1の角度よりも、前記平面と前記レイに対応する直線とが形成する第2の角度が大きいように、前記レイの姿勢を決定する、
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記姿勢決定手段は、基準位置と前記レイの前記始点の位置とに基づき、前記レイの姿勢を決定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記始点の位置に基づき、前記基準位置を決定する位置決定手段をさらに有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記位置決定手段は、前記始点の位置が前記平面と垂直な第1の方向に第1の量だけ移動した場合には、前記基準位置を前記第1の方向とは反対の第2の方向に前記第1の量だけ移動させる、
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記位置決定手段は、前記第1の物体の位置と前記始点の位置とに基づき、前記基準位置を決定する、
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記位置決定手段は、前記第1の物体の位置と前記基準位置とを結んだ直線と前記平面とが形成する角度が、前記第1の角度の定数倍であるように、前記基準位置を決定し、
前記定数は、1よりも大きい、
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記位置決定手段は、前記基準位置を移動させる場合には、特定の円弧上に沿って移動するように、前記基準位置を移動させる、
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記位置決定手段は、前記定数の大きさ、前記撮像画像における手の大きさ、および前記手の三次元位置に基づき、前記特定の円弧の半径を決定する、
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記位置決定手段は、前記基準位置を変更する場合であっても、前記第1の物体の視野の中心方向には前記基準位置を移動させない、
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記姿勢決定手段は、
前記基準位置と前記始点の位置とを結んだ直線と、前記始点の位置から前記平面におろした垂線の足と前記基準位置とを結んだ第1の直線とが形成する第3の角度を決定し、
前記第1の直線と平行な第2の直線を前記始点の位置から引いた場合に、1よりも大きい係数を前記第3の角度に乗算することで得られる第4の角度を第2の直線との間に形成する第3の直線の姿勢を、前記レイの姿勢として決定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
VR(Virtual Reality)およびMR(Mixed Reality)において、仮想空間における仮想物体およびメニューをユーザが操作するための様々な機能が提供されている。
【0003】
ユーザ自身の手またはコントローラーから延びるレイ(光線)は、仮想空間における仮想物体およびメニューの操作に利用されている。「ユーザから近い対象は、ユーザの手により直接操作して、ユーザから遠い対象は、レイにより操作するといった操作体系」が一般的に提供されている。
【0004】
手から延びるレイにおいては、ユーザにとって操作のしやすいレイの位置姿勢の決定方法が提案されている。特許文献1には、ディスプレイの位置に基づきユーザの腕の関節位置を特定して、腕の関節位置から手の特定の位置に投射したレイを仮想物体の操作に利用する方法が記載されている。特許文献2には、ユーザの向いている向き、または見ている方向に基づき、レイの姿勢を計算するための基準位置を変更する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許出願公開第2021/0383594号明細書
米国特許出願公開第2021/0090331号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1および特許文献2の技術では、レイの始点の位置およびレイの姿勢を決定するための基準位置に与えられる制限により、視界内においてレイにより指し示すことが可能でない領域が発生する。
【0007】
そこで、本発明は、レイによって指し示すことが可能な範囲を拡大する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の1つの態様は、
始点から延びるレイの表示を制御する情報処理装置であって、
撮像装置が撮像した撮像画像に基づき判定されたユーザの手の関節点の位置に基づき、前記レイの前記始点の位置を決定する決定手段と、
前記レイの前記始点の位置に基づき、前記レイの姿勢を決定する姿勢決定手段と、
前記ユーザの視野に前記レイを表示するように表示手段を制御する制御手段と、
を有し、
前記姿勢決定手段は、前記撮像装置または前記ユーザの眼である第1の物体の位置と前記レイの前記始点とを接続する直線と前記第1の物体の視野の中心方向を表す軸を含む平面とが形成する第1の角度よりも、前記平面と前記レイに対応する直線とが形成する第2の角度が大きいように、前記レイの姿勢を決定する、
ことを特徴とする情報処理装置である。
【0009】
本発明の1つの態様は、
始点から延びるレイの表示を制御する情報処理方法であって、
撮像装置が撮像した撮像画像に基づき判定されたユーザの手の関節点の位置に基づき、前記レイの前記始点の位置を決定する決定ステップと、
前記レイの前記始点の位置に基づき、前記レイの姿勢を決定する姿勢決定ステップと、
前記ユーザの視野に前記レイを表示するように表示手段を制御する制御ステップと、
を有し、
前記姿勢決定ステップでは、前記撮像装置または前記ユーザの眼である第1の物体の位置と前記レイの前記始点とを接続する直線と前記第1の物体の視野の中心方向を表す軸を含む平面とが形成する第1の角度よりも、前記平面と前記レイに対応する直線とが形成する第2の角度が大きいように、前記レイの姿勢を決定する、
ことを特徴とする情報処理方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、レイによって指し示すことが可能な範囲を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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