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公開番号
2025159480
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-21
出願番号
2024062067
出願日
2024-04-08
発明の名称
撮像装置及びその制御方法とプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G03B
15/05 20210101AFI20251014BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】ストロボ同調最高シャッタ速度を高速化しつつ画像内での露出ずれの発生を抑制する。
【解決手段】撮像装置100は、ストロボ光を発光するストロボ発光部401を有するストロボ装置400と、撮像素子103に対する露光を制御する先幕および後幕を有するシャッタ102と、ストロボ発光部401の発光量を設定するシステム制御部120を有する。システム制御部120は、ストロボ同調最高シャッタ速度でストロボ同調撮影を行う際のストロボ発光部401の発光量の上限値を先幕の走行時間に基づいて設定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ストロボ発光手段と、
撮像素子に対する露光を制御する先幕および後幕を有するシャッタと、
前記ストロボ発光手段の発光量を設定する設定手段と、を備え、
前記設定手段は、ストロボ同調最高シャッタ速度でストロボ同調撮影を行う際の前記発光量の上限値を前記先幕の走行時間に基づいて設定することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記設定手段は、前記先幕と前記後幕を駆動する際のシャッタ方式に応じて前記発光量の上限値を設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記シャッタ方式は、電子シャッタ、電子先幕、メカシャッタのいずれかであることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記撮像素子は複数の駆動モードで制御可能であり、
前記設定手段は、前記駆動モードに応じて前記発光量の上限値を設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記設定手段は、前記駆動モードが前記撮像素子から出力される画素信号を異なるゲインで増幅するモードか否かに応じて前記発光量の上限値を変更することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記設定手段は、前記撮像素子から撮影画像の一部を切り出す切り出し設定に応じて前記発光量の上限値を設定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記設定手段は、前記先幕と前記後幕を駆動する際のシャッタ方式がグローバルシャッタの場合にはシャッタ方式のみに基づいて前記発光量の上限値を設定し、前記シャッタ方式が電子シャッタ、電子先幕、メカシャッタのいずれかである場合にはシャッタ方式と前記撮像素子から撮影画像の一部を切り出す切り出し設定とに応じて前記発光量の上限値を設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記切り出し設定は、前記撮像素子がフルサイズである場合のフルサイズでの撮影またはAPS-Cサイズでの撮影であることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記切り出し設定は、電子ズームのオン/オフと、前記電子ズームがオンの場合のズーム倍率であることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記切り出し設定は、電子防振のオン/オフと、前記電子防振がオンである場合の防振強度であることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置及びその制御方法とプログラムに関し、特に、ストロボ撮影時の発光量とシャッタ速度の制御に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
撮像装置でストロボ撮影を行う際にストロボ同調最高シャッタ速度を高速化する技術が知られている。ストロボ同調最高シャッタ速度とは、露光を開始させる先幕と露光を終了させる後幕を走行させて撮影するシャッタ方式において、ストロボが発光している間は先幕と後幕を開いた状態として撮影することができるシャッタ速度のうちの最速のシャッタ速度を指す。例えば特許文献1には、先幕として用いる電子シャッタの時間を後幕として用いる機械シャッタの時間よりも短くすることで、ストロボ同調最高シャッタ速度を高速化する撮像装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-060640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載された技術では、先幕の走行時間と後幕の走行時間が異なるために、撮影画像の上部と下部とで先幕と後幕の走行時間の差に起因して露光時間が変わってしまい、撮影画像の上下で露出がずれるという問題が発生する。
【0005】
本発明は、ストロボ同調最高シャッタ速度を高速化しつつ画像内での露出ずれの発生を抑制することができる撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る撮像装置は、ストロボ発光手段と、撮像素子に対する露光を制御する先幕および後幕を有するシャッタと、前記ストロボ発光手段の発光量を設定する設定手段と、を備え、前記設定手段は、ストロボ同調最高シャッタ速度でストロボ同調撮影を行う際の前記発光量の上限値を前記先幕の走行時間に基づいて設定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明係る撮像装置によれば、ストロボ同調最高シャッタ速度を高速化しつつ、撮影画像の上下における露出ずれの発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る撮像システムの概略構成を示すブロック図である。
ストロボ同調最高シャッタ速度の高速化を説明する図である。
ストロボ同調最高シャッタ速度更新処理のフローチャートである。
シャッタ速度と発光量カーブが同じである場合の露出に対する先幕走行速度の影響を説明する図である。
シャッタ方式とストロボ同調最高シャッタ速度との関係の一例とこれに対応する発光量上限値の一例を撮像素子のサイズごとに示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。ここでは、本発明に係る撮像システムとして、デジタルカメラ等の撮像装置にレンズ鏡筒(交換レンズ)及びストロボ装置(照明装置)が装着された構成を取り上げる。
【0010】
ここで、本説明において、撮像装置とは、撮像素子を備える撮像装置本体を指すものとする。但し、コンパクトデジタルカメラやデジタルビデオカメラのように撮影レンズ(レンズユニット)が装置本体と一体的に構成されているものは、便宜的に、撮像装置に含まれるものとする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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