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公開番号
2025158304
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-17
出願番号
2024060712
出願日
2024-04-04
発明の名称
シングルレバー混合水栓用カートリッジ
出願人
SANEI株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
F16K
11/078 20060101AFI20251009BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】操作部の回転操作を繰り返しても安定してクリック感が得られるシングルレバー混合水栓用カートリッジを提供する。
【解決手段】シングルレバー混合水栓用カートリッジ10は、中心軸14を共通する大径円筒部11b及び小径円筒部11cを有する外筒部11と、中心軸14を中心に外筒部11に対して回転可能な可動部12と、可動部12に組付けられレバーにより回転操作される連結部13と、可動部12に一体的に取付けられ小径円筒部11cを所定間隔を隔てた状態で覆う外円筒部15と、を有する。大径円筒部11bは混合水栓に固定されている。小径円筒部11cの外径面と外円筒部15の内径面には、それぞれN極とS極が交互に等ピッチで中心軸14の延びる方向に並んで形成された磁石シート16が貼着されている。外筒部11に対して可動部12を回転させると径方向への吸着力と反発力が等ピッチで繰り返されて印加される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
一つのレバーで流量と温度を調整できるシングルレバー混合水栓用カートリッジであって、
中心軸を共通にして該中心軸方向に並ぶ大径の大径円筒部及び小径の小径円筒部を有する外筒部と、該外筒部の前記中心軸を中心に前記外筒部に対して回転可能に組付けられた可動部と、該可動部に組付けられ前記レバーにより回転操作される連結部と、前記可動部に一体的に取付けられ前記小径円筒部を所定間隔を隔てた状態で覆う前記中心軸を中心とする外円筒部と、を有し、
前記外筒部は前記大径円筒部が前記混合水栓に固定されており、
前記小径円筒部の外径面と前記外円筒部の内径面には、それぞれN極部とS極部が交互に等ピッチで前記中心軸の延びる方向に並んで形成された磁石シートが貼着されており、
前記外筒部に対して前記可動部を前記中心軸を中心に回転させると径方向への吸着力と反発力が等ピッチで繰り返されて印加されるシングルレバー混合水栓用カートリッジ。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
一つのレバーで流量と温度を調整できるシングルレバー混合水栓用カートリッジであって、
中心軸を共通にして該中心軸方向に並ぶ大径の大径円筒部及び小径の小径円筒部を有する外筒部と、該外筒部の前記中心軸を中心に前記外筒部に対して回転可能に組付けられた可動部と、該可動部に組付けられ前記レバーにより回転操作される連結部と、を有し、
前記外筒部は前記大径円筒部が前記混合水栓に固定されており、
前記小径円筒部には前記中心軸に対して垂直で径方向内側に向かって延びる外筒部対向面部が形成され、前記可動部には前記外筒部に対して組付けられたとき前記外筒部対向面部に所定の隙間を介して対向して延びる可動部対向面部が形成されており、
前記外筒部対向面部と前記可動部対向面部には、それぞれN極部とS極部が交互に等角度ピッチで前記中心軸から放射状に並んで延びて形成された磁石シートが貼着されており、
前記外筒部に対して前記可動部を回転させると前記中心軸の延びる方向への吸着力と反発力が等ピッチで繰り返されて印加されるシングルレバー混合水栓用カートリッジ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シングルレバー混合水栓用カートリッジに関する。詳しくは、一つのレバーで流量と温度を調整できるシングルレバー混合水栓用カートリッジに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、設置面に対し略垂直に配設された水栓本体の内部に配設されたカートリッジに対して下方から給湯管と給水管が連結され、側面部に吐水管が取付けられ、上面部にレバーが取付けられたシングルレバー混合水栓が知られている。特許文献1に開示されるシングルレバー混合水栓においては、カートリッジに対し下方から供給された湯水が、カートリッジの角柱状の操作部を、レバーを介して回転させることによってカートリッジの内部で混合されて調温された吐出水として吐出管から吐出されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-101899号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載された技術においては、カートリッジの操作部を、レバーを介してカートリッジの本体部に対して回転させたとき、回転に伴ってクリック感を生ずることがなくカートリッジの操作部を回転させているという実感を得にくいという問題があった。そこで、カートリッジの操作部の外周面に弾性変形する変形凸部を設け本体部側の内周面に弾性変形しない固定凸部を設けて、操作部が外筒部に対して回転するとき、変形凸部が固定凸部を乗り越える際にクリック感を発生させるということが考えられる。しかし、このようなクリック感の出し方では、操作部の回転操作を繰り返したとき変形凸部及び固定凸部が摺動摩耗してクリック感の低下が起こるおそれがあった。
【0005】
このような問題に鑑み本発明の課題は、操作部の回転操作を繰り返しても安定してクリック感が得られるシングルレバー混合水栓用カートリッジを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1発明は、一つのレバーで流量と温度を調整できるシングルレバー混合水栓用カートリッジであって、中心軸を共通にして該中心軸方向に並ぶ大径の大径円筒部及び小径の小径円筒部を有する外筒部と、該外筒部の前記中心軸を中心に前記外筒部に対して回転可能に組付けられた可動部と、該可動部に組付けられ前記レバーにより回転操作される連結部と、前記可動部に一体的に取付けられ前記小径円筒部を所定間隔を隔てた状態で覆う前記中心軸を中心とする外円筒部と、を有し、前記外筒部は前記大径円筒部が前記混合水栓に固定されており、前記小径円筒部の外径面と前記外円筒部の内径面には、それぞれN極部とS極部が交互に等ピッチで前記中心軸の延びる方向に並んで形成された磁石シートが貼着されており、前記外筒部に対して前記可動部を前記中心軸を中心に回転させると径方向への吸着力と反発力が等ピッチで繰り返されて印加されることを特徴とする。
【0007】
第1発明によれば、レバーを回転操作することにより連結部を介して可動部を外筒部に対して回転させると、磁石シートの働きにより径方向への吸着力と反発力が等ピッチで繰り返されて印加される。これによって、外筒部に対して可動部が接触することなくクリック感が安定して得られ摺動摩耗する部分がないので、安定してクリック感が得られるシングルレバー混合水栓用カートリッジを提供できる。
【0008】
本発明の第2発明は、一つのレバーで流量と温度を調整できるシングルレバー混合水栓用カートリッジであって、中心軸を共通にして該中心軸方向に並ぶ大径の大径円筒部及び小径の小径円筒部を有する外筒部と、該外筒部の前記中心軸を中心に前記外筒部に対して回転可能に組付けられた可動部と、該可動部に組付けられ前記レバーにより回転操作される連結部と、を有し、前記外筒部は前記大径円筒部が前記混合水栓に固定されており、前記小径円筒部には前記中心軸に対して垂直で径方向内側に向かって延びる外筒部対向面部が形成され、前記可動部には前記外筒部に対して組付けられたとき前記外筒部対向面部に所定の隙間を介して対向して延びる可動部対向面部が形成されており、前記外筒部対向面部と前記可動部対向面部には、それぞれN極部とS極部が交互に等角度ピッチで前記中心軸から放射状に並んで延びて形成された磁石シートが貼着されており、前記外筒部に対して前記可動部を回転させると前記中心軸の延びる方向への吸着力と反発力が等ピッチで繰り返されて印加されることを特徴とする。
【0009】
第2発明によれば、レバーを回転操作することにより連結部を介して可動部を外筒部に対して回転させると、磁石シートの働きにより中心軸方向への吸着力と反発力が等ピッチで繰り返されて印加される。これによって、外筒部に対して可動部が接触することなくクリック感が安定して得られ摺動摩耗する部分がないので、安定してクリック感が得られるシングルレバー混合水栓用カートリッジを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本第1発明の一実施形態である水栓を斜め前方から見た斜視図である。
上記実施形態における水栓を斜め前方から見た分解斜視図である。
上記実施形態における水栓の断面図である。レバーと引出吐出管は省いている。
上記実施形態におけるカートリッジを斜め前方から見た斜視図である。
図4のV-V矢視線断面図である。
上記実施形態におけるカートリッジの一部分を説明する分解斜視図である。
磁石シートを説明する図である。
磁石シートを説明する図である。
本第2発明の一実施形態におけるカートリッジを斜め前方から見た斜視図である。
図9のX-X矢視線断面図である。
上記実施形態におけるカートリッジの一部分を説明する分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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