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公開番号2025157487
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-15
出願番号2025122983,2024537086
出願日2025-07-23,2023-01-02
発明の名称放射性廃棄物ガラス繊維の処理方法
出願人コリア ハイドロ アンド ニュークリアー パワー カンパニー リミテッド
代理人IBC一番町弁理士法人
主分類G21F 9/30 20060101AFI20251007BHJP(核物理;核工学)
要約【課題】放射性廃棄物ガラス繊維の処分の容易性を高める処理方法を提供する。
【解決手段】放射性廃棄物ガラス繊維の処理方法は、放射性廃棄物ガラス繊維を準備する段階;前記放射性廃棄物ガラス繊維がキャニスタに積載される段階;前記キャニスタが熱処理ユニットを介して設定条件で熱処理される段階;および前記熱処理により前記放射性廃棄物ガラス繊維は体積が減少した状態で移送される段階を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
放射性廃棄物ガラス繊維の処理方法であって、
放射性廃棄物ガラス繊維を準備する段階;
前記放射性廃棄物ガラス繊維がキャニスタに積載される段階;
前記キャニスタが熱処理ユニットを介して設定条件で熱処理される段階;および
前記熱処理により前記放射性廃棄物ガラス繊維は体積が減少した状態で移送される段階を含み、
前記キャニスタは、
下部の第1下部キャニスタと、前記第1下部キャニスタに装着および分離が可能な第1上部キャニスタを含み、
前記装着および前記分離に基づいて前記放射性廃棄物ガラス繊維が繰り返し投入されて前記熱処理の繰り返し実行が可能であって、
体積が減少した前記ガラス繊維は前記第1下部キャニスタ上に収容された状態で外部移送のための移送ユニットに収容され、
前記第1下部キャニスタは、
前記第1下部キャニスタとは別の第2下部キャニスタ、前記第1下部キャニスタとは別の第3下部キャニスタとともに互いに隣り合って前記移送ユニットの内部に配置され、
前記第1下部キャニスタ、前記第2下部キャニスタおよび前記第3下部キャニスタは互いに横方向または縦方向に積層されて備えられ、
前記第1下部キャニスタないし前記第3下部キャニスタは、
上部または下部に突出構造部が形成され、上部または下部に前記突出構造部に対応する嵌合部が形成されて互いに装着固定され、
前記放射性廃棄物ガラス繊維は、
レーザ水位測定モジュールを介して前記キャニスタ上で前記熱処理による体積減少の程度が把握され、
前記体積減少の程度が予め設定された基準を満たす場合、前記第1下部キャニスタが前記第1上部キャニスタと分離されるようにする、放射性廃棄物ガラス繊維の処理方法。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記放射性廃棄物ガラス繊維は、
サーモカップルを介して前記キャニスタに対する温度状態が把握され、
前記体積減少の程度とともに前記温度状態が予め設定された基準を満たす場合、前記第1下部キャニスタが前記第1上部キャニスタと分離されるようにする、請求項1に記載の放射性廃棄物ガラス繊維の処理方法。
【請求項3】
前記第1下部キャニスタと前記第1上部キャニスタは装着および分離が可能なように備えられ、前記放射性廃棄物ガラス繊維の投入および排出が可能である、請求項1に記載の放射性廃棄物ガラス繊維の処理方法。
【請求項4】
前記キャニスタと前記熱処理ユニットは空気調和機が設置される空間部に位置し、
前記放射性廃棄物の前記熱処理は前記空間部で行われ、前記熱処理による生成物は前記空気調和機を介して排出される、請求項1に記載の放射性廃棄物ガラス繊維の処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は放射性廃棄物ガラス繊維の処理方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
原子力発電所では主要配管、高温機器など断熱および作業者保護のためのガラス繊維基盤の断熱材を使用する。特に蒸気発生器の周辺配管と機器の断熱および遮断のために多量のガラス繊維断熱材が使用される。このようなガラス繊維は、現在、ガラス繊維をドラム(例:200Lなど)に装入し、人力で圧縮して処分準備をする。このような過程でガラス繊維は小さい粒に砕けて分散性に要件に該当し、処分に適さなくなり、これにより追加的な加工が必要な問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明が解決しようとする課題は、ガラス繊維断熱材が質量に比べて体積が大きく、汚染度はわずかであるため、殆ど極低レベルまたは自己処分対象廃棄物に分類され得る点を考慮してその処分の容易性を高めることができるようにすることにある。
【0004】
特に、ガラス繊維断熱材に対する熱処理工程および後続処理工程により放射性廃棄物の処分または規制解除などに大きく寄与できるようにすることにある。
【0005】
また、このようなガラス繊維断熱材の体積減容コストを節減することができ、終局的に放射性廃棄物処分コストの削減を可能にすることにある。
【0006】
本発明の課題は以上で言及した課題に制限されず、言及されていないまた他の課題は以下の記載から当業者に明確に理解されるものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を達成するための本発明の一態様(aspect)による放射性廃棄物ガラス繊維の処理方法は、放射性廃棄物ガラス繊維を準備する段階;前記放射性廃棄物ガラス繊維がキャニスタに積載される段階;前記キャニスタが熱処理ユニットを介して設定条件で熱処理される段階;および前記熱処理により体積が減少した前記放射性廃棄物ガラス繊維が減少した状態で移送される段階を含む。
【0008】
また、前記キャニスタは下部の第1下部キャニスタと、前記第1下部キャニスタに装着および分離が可能な第1上部キャニスタを含み、前記装着および前記分離に基づいて前記放射性廃棄物ガラス繊維が繰り返し投入されて前記熱処理の繰り返し実行が可能である。
【0009】
また、体積が減少した前記ガラス繊維は前記第1下部キャニスタ上に収容された状態で外部移送のための移送ユニットに収容され、前記第1下部キャニスタは、前記第1下部キャニスタとは別の第2下部キャニスタ、前記第1下部キャニスタとは別の第3下部キャニスタとともに互いに隣り合って前記移送ユニットの内部に配置される。
【0010】
また、前記第1下部キャニスタ、前記第2下部キャニスタおよび前記第3下部キャニスタは互いに横方向または縦方向に積層されて備えられ、前記第1下部キャニスタないし前記第3下部キャニスタは、上部または下部に突出構造部が形成され、上部または下部に前記突出構造部に対応する嵌合部が形成されて互いに装着固定される。
(【0011】以降は省略されています)

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