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公開番号2025138575
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2025019665
出願日2025-02-09
発明の名称電子発生器具及びその製造方法
出願人合同会社日本レプトン
代理人個人
主分類G21H 5/00 20060101AFI20250917BHJP(核物理;核工学)
要約【課題】効率よく電子を放出し、より一層大きな活性化効果を発揮させることができる電子発生器具及びその製造方法を提供する。
【解決手段】電子を発生する電子発生器具であって、電子発生部と前記電子発生部を内部に収容する筐体とを備えており、前記電子発生部は、一方端がN極、他方端がS極である筒状の磁石体と、前記筒状の磁石体の内部に配置される電子発生材と、前記筒状の磁石体の前記一方端の開口部を閉塞する第1電極部と、前記筒状の磁石体の前記他方端の開口部を閉塞する第2電極部とを備えることを特徴とする電子発生器具。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電子を発生する電子発生器具であって、
電子発生部と前記電子発生部を内部に収容する筐体とを備えており、
前記電子発生部は、一方端がN極、他方端がS極である筒状の磁石体と、前記筒状の磁石体の内部に配置される電子発生材と、前記筒状の磁石体の前記一方端の開口部を閉塞する第1電極部と、前記筒状の磁石体の前記他方端の開口部を閉塞する第2電極部とを備えることを特徴とする電子発生器具。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記電子発生材は、放射性物質を含有する天然鉱物の粉体と、前記天然鉱物から放出されるアルファ線により電子を発生させる電子発生物質の粉体とを備えており、
前記電子発生物質の粉体は、二酸化チタンの粉体を少なくとも含むことを特徴とする請求項1に記載の電子発生器具。
【請求項3】
前記電子発生物質の粉体は、金属マグネシウムの粉体を更に含むことを特徴とする請求項2に記載の電子発生器具。
【請求項4】
前記電子発生物質の粉体は、銅の粉体の表面に銀メッキされた粉体を更に含むことを特徴とする請求項2に記載の電子発生器具。
【請求項5】
前記電子発生材は、金属バインダーを更に含むことを特徴とする請求項2に記載の電子発生器具。
【請求項6】
前記金属バインダーは、亜鉛であることを特徴とする請求項5に記載の電子発生器具。
【請求項7】
前記第1電極部及び前記第2電極部は、板状に形成されており、銅板の表面に銀メッキが施されていることを特徴とする請求項1に記載の電子発生器具。
【請求項8】
前記筐体は、有低筒状で、内周面に雌ネジが形成された袋ナット状に形成されており、
前記電子発生部は、その外周面の少なくとも一部が、有底筒状の前記筐体の内周面に接した状態で前記筐体の内部に収容されていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の電子発生器具。
【請求項9】
前記筐体の外面は、絶縁材料によって被覆されていることを特徴とする請求項8に記載の電子発生器具。
【請求項10】
前記電子発生部が前記筐体の開口端側に移動することを防止するストッパ部材を更に備えていることを特徴とする請求項8に記載の電子発生器具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子発生器具及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電子を利用して様々な活性化効果を得ようとする試みがなされている。例えば、自動車等の車両が走行すると、空気が車両に摩擦接触することで車両に静電気が発生して、電荷(一般的には正の電荷)が車体等に帯電することになり、エンジンの燃焼効率の低下やピストンの稼働の阻害を引き起こすが、この車両に負の電荷を有する電子を付与することにより、エンジン性能が活性化され、エンジンの燃焼効率が向上し、ピストン稼働の阻害が防止される。
【0003】
また、冷蔵庫やエアコンの冷却性能を向上させるためには、エバポレータにおける冷媒の熱交換効率を向上させる必要があるが、冷却装置に用いる冷媒の通路であるエバポレータ、又はその内部を冷媒が流れる管路を介して電子を供給することにより、電子が冷媒に作用し、冷媒の活性化を促進させることが可能となり、これにより、エバポレータや管路の金属内壁面に、活性化した冷媒の膜が密着するので、エバポレータや管路の金属内壁面と冷媒との間の熱交換効率を向上させることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のように、電子を様々な物体や物質に供給することで、その物体自体を活性化し、又は、物質を備える装置等を活性化させることが可能となるが、効率よく電子を放出し、より一層大きな活性化効果を発揮させることができる電子発生器具の開発が望まれている。
【0005】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、効率よく電子を放出し、より一層大きな活性化効果を発揮させることができる電子発生器具及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の前記目的は、電子を発生する電子発生器具であって、電子発生部と前記電子発生部を内部に収容する筐体とを備えており、前記電子発生部は、一方端がN極、他方端がS極である筒状の磁石体と、前記筒状の磁石体の内部に配置される電子発生材と、前記筒状の磁石体の前記一方端の開口部を閉塞する第1電極部と、前記筒状の磁石体の前記他方端の開口部を閉塞する第2電極部とを備えることを特徴とする電子発生器具により達成される。
【0007】
この電子発生器具において、前記電子発生材は、放射性物質を含有する天然鉱物の粉体と、前記天然鉱物から放出されるアルファ線により電子を発生させる電子発生物質の粉体とを備えており、前記電子発生物質の粉体は、二酸化チタンの粉体を少なくとも含むことが好ましい。
【0008】
また、前記電子発生物質の粉体は、金属マグネシウムの粉体を更に含むことが好ましい。
【0009】
また、前記電子発生物質の粉体は、銅の粉体の表面に銀メッキされた粉体を更に含むことが好ましい。
【0010】
また、前記電子発生材は、金属バインダーを更に含むことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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