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公開番号2025169175
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-12
出願番号2025063763
出願日2025-04-08
発明の名称電子発生素材の製造方法及び電子発生部材の製造方法
出願人合同会社日本レプトン
代理人個人
主分類G21H 5/00 20060101AFI20251105BHJP(核物理;核工学)
要約【課題】摩擦係数を低減させることができる電子発生素材の製造方法及び電子発生部材の製造方法を提供する。
【解決手段】 放射性物質を含有する天然鉱物の粉体、前記天然鉱物から放出されるアルファ線により電子を発生させる電子発生物質の粉体、及び、乾性の流動性バインダーを混合攪拌して流動性を有する電子発生素材を形成する電子発生素材の製造方法であって、前記電子発生物質の粉体は、二酸化チタンの粉体と、六ホウ化ランタン、金属シリコン、及び二硫化モリブデンから選択される少なくとも1種の粉体とを含むことを特徴とする摩擦係数を低減させることができる電子発生素材の製造方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
放射性物質を含有する天然鉱物の粉体、前記天然鉱物から放出されるアルファ線により電子を発生させる電子発生物質の粉体、及び、乾性の流動性バインダーを混合攪拌して流動性を有する電子発生素材を形成する電子発生素材の製造方法であって、
前記電子発生物質の粉体は、二酸化チタンの粉体と、
六ホウ化ランタン、金属シリコン、及び二硫化モリブデンから選択される少なくとも1種の粉体とを含むことを特徴とする摩擦係数を低減させることができる電子発生素材の製造方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
放射性物質を含有する天然鉱物の粉体、前記天然鉱物から放出されるアルファ線により電子を発生させる電子発生物質の粉体、及び、不乾性の流動性バインダーを混合攪拌して流動性を有する電子発生素材を形成する電子発生素材の製造方法であって、
前記電子発生物質の粉体は、二酸化チタンの粉体と、
六ホウ化ランタン、金属シリコン、及び二硫化モリブデンから選択される少なくとも1種の粉体とを含むことを特徴とする摩擦係数を低減させることができる電子発生素材の製造方法。
【請求項3】
前記天然鉱物の粉体の平均粒子径は、200μm以下であり、
前記電子発生物質の粉体の平均粒子径は、200μm以下である請求項1又は2に記載の電子発生素材の製造方法。
【請求項4】
前記流動性バインダーは、導電性を有する請求項1に記載の電子発生素材の製造方法。
【請求項5】
前記流動性バインダーは、亜鉛、二硫化モリブデン及び銅から選択される少なくとも1種の粉体を含む請求項4に記載の電子発生素材の製造方法。
【請求項6】
前記流動性バインダーは、亜鉛を含む常温メッキ液である請求項4に記載の電子発生素材の製造方法。
【請求項7】
前記流動性バインダーは、導電性を有する請求項2に記載の電子発生素材の製造方法。
【請求項8】
前記流動性バインダーは、亜鉛、二硫化モリブデン及び銅から選択される少なくとも1種の粉体を含む請求項7に記載の電子発生素材の製造方法。
【請求項9】
前記流動性バインダーは、二硫化モリブデングリス又は銅グリスである請求項7に記載の電子発生素材の製造方法。
【請求項10】
放射性物質を含有する天然鉱物の粉体、前記天然鉱物から放出されるアルファ線により電子を発生させる電子発生物質の粉体、及び、乾性の流動性バインダーを混合攪拌して流動性を有する電子発生素材を形成する電子発生素材形成ステップと、
流動性を有する前記電子発生素材を型枠に投入する型枠投入ステップと、
前記型枠に投入された前記電子発生素材を乾燥させる乾燥ステップとを備え、
前記電子発生物質の粉体は、二酸化チタンの粉体と、
六ホウ化ランタン、金属シリコン、及び二硫化モリブデンから選択される少なくとも1種の粉体とを含むこと特徴とする摩擦係数を低減させることができる電子発生部材の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子発生素材の製造方法及び電子発生部材の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から様々な機械分野等で、燃費向上や騒音防止、作業性向上等の目的で摩擦抵抗を低減させる試みがなされている。例えば、潤滑油を用いたり、ベアリングを用いたりすることにより回転部材等における摩擦抵抗を低減させ、燃費の向上や静音性の向上が図られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来から知られている摩擦抵抗低減手段は、一定の優れた効果を発揮するものではあるが、更なる摩擦抵抗低減効果を発揮させるには、従来から知られている手段では限界があると考えられ、新規な摩擦抵抗低減手段の開発が望まれている。
【0004】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、摩擦係数を低減させることができる電子発生素材の製造方法及び電子発生部材の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の前記目的は、放射性物質を含有する天然鉱物の粉体、前記天然鉱物から放出されるアルファ線により電子を発生させる電子発生物質の粉体、及び、乾性の流動性バインダーを混合攪拌して流動性を有する電子発生素材を形成する電子発生素材の製造方法であって、前記電子発生物質の粉体は、二酸化チタンの粉体と、六ホウ化ランタン、金属シリコン、及び二硫化モリブデンから選択される少なくとも1種の粉体とを含むことを特徴とする摩擦係数を低減させることができる電子発生素材の製造方法により達成される。
【0006】
また、本発明の前記目的は、放射性物質を含有する天然鉱物の粉体、前記天然鉱物から放出されるアルファ線により電子を発生させる電子発生物質の粉体、及び、不乾性の流動性バインダーを混合攪拌して流動性を有する電子発生素材を形成する電子発生素材の製造方法であって、前記電子発生物質の粉体は、二酸化チタンの粉体と、六ホウ化ランタン、金属シリコン、及び二硫化モリブデンから選択される少なくとも1種の粉体とを含むことを特徴とする摩擦係数を低減させることができる電子発生素材の製造方法により達成される。
【0007】
電子発生素材の製造方法に関し、前記天然鉱物の粉体の平均粒子径は、200μm以下であり、前記電子発生物質の粉体の平均粒子径は、200μm以下であることが好ましい。
【0008】
また、前記流動性バインダーは、導電性を有することが好ましい。
【0009】
また、前記流動性バインダーは、亜鉛、二硫化モリブデン及び銅から選択される少なくとも1種の粉体を含むことが好ましい。
【0010】
また、前記流動性バインダーは、亜鉛を含む常温メッキ液であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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