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公開番号2025157190
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-15
出願番号2025062782
出願日2025-04-04
発明の名称端末及び通信方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04W 72/23 20230101AFI20251007BHJP(電気通信技術)
要約【課題】NTN(Non-Terrestrial Network)環境に適合するRO(RACH occasion)に係る設定を行うこと。
【解決手段】端末は、RO(RACH occasion)候補を示す情報をネットワークから受信する受信部と、前記RO候補のうち、無効化するROを決定する制御部と、前記RO候補のうち、有効であるROを使用してPRACH(Physical random access channel)を前記ネットワークに送信する送信部とを有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
ＲＯ（RACH occasion）候補を示す情報をネットワークから受信する受信部と、
前記ＲＯ候補のうち、無効化するＲＯを決定する制御部と、
前記ＲＯ候補のうち、有効であるＲＯを使用してＰＲＡＣＨ（Physical random access channel）を前記ネットワークに送信する送信部とを有する端末。
続きを表示（約 550 文字）【請求項２】
前記制御部は、前記ネットワークから受信した無効化するＲＯの数を示す情報に基づいて、無効化するＲＯを決定する請求項１記載の端末。
【請求項３】
前記制御部は、前記ネットワークから受信した無効化するＲＯに係る数値及びＰＲＡＣＨ設定インデックスに基づいて、無効化するＲＯを決定する請求項１記載の端末。
【請求項４】
前記制御部は、前記ネットワークから受信した無効化するＲＯに係る数値及びＰＲＡＣＨ設定インデックスに基づいて、ＲＯ候補数がより多い場合より多くの無効化するＲＯを決定する請求項１記載の端末。
【請求項５】
前記制御部は、前記ネットワークから受信した無効化するＲＯの数を示す情報に基づいて、前記ＲＯ候補のうち、いずれのＲＯを無効化するか決定する請求項１記載の端末。
【請求項６】
ＲＯ（RACH occasion）候補を示す情報をネットワークから受信する手順と、
前記ＲＯ候補のうち、無効化するＲＯを決定する手順と、
前記ＲＯ候補のうち、有効であるＲＯを使用してＰＲＡＣＨ（Physical random access channel）を前記ネットワークに送信する手順とを端末が実行する通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、無線通信システムにおける端末及び通信方法に関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
ＬＴＥ（Long Term Evolution）の後継システムであるＮＲ（New Radio）（「５Ｇ」ともいう。）においては、要求条件として、大容量のシステム、高速なデータ伝送速度、低遅延、多数の端末の同時接続、低コスト、省電力等を満たす技術が検討されている（例えば非特許文献１）。
【０００３】
また現在、ＮＴＮ（Non-Terrestrial Network）が検討されている。ＮＴＮとは、衛星等の非地上型ネットワークを使用して、地上型５Ｇネットワークでは主にコスト面でカバーできないエリアにサービスを提供するものである（例えば非特許文献２及び非特許文献３）。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００４】
3GPP TS 38.300 V18.3.0 (2024-09)
3GPP TR 38.821 V16.2.0 (2023-03)
小西他，"HAPS移動通信システムにおける下りリンク周波数共用に関する一検討"，電子情報通信学会総合大会，B-17-1，2020年
3GPP TS 38.211 V18.4.0 (2024-09)
3GPP TS 38.213 V18.4.0 (2024-09)
3GPP TS 38.214 V18.4.0 (2024-09)
3GPP TS 38.321 V18.3.0 (2024-09)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ＮＴＮは、上空の基地局と端末間の距離が非常に大きい環境であり、ＤＬ（Downlink）のカバレッジ強化が検討されている。上空の基地局では非常に多数（例えば１０００）のビームが使用され、同時にアクティブとなる最大ビーム数は２００程度以下と想定されている。したがって、各ビームに対応するＳＳＢ（SS/PBCH block）は制限された期間のみ送信される。ここで、従来仕様では、当該ＳＳＢに関連付けられるＲＯ（RACH occasion）に適合する設定を行うことが困難であった。
【０００６】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ＮＴＮ（Non-Terrestrial Network）環境に適合するＲＯ（RACH occasion）に係る設定を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
開示の技術によれば、ＲＯ（RACH occasion）候補を示す情報をネットワークから受信する受信部と、前記ＲＯ候補のうち、無効化するＲＯを決定する制御部と、前記ＲＯ候補のうち、有効であるＲＯを使用してＰＲＡＣＨ（Physical random access channel）を前記ネットワークに送信する送信部とを有する端末が提供される。
【発明の効果】
【０００８】
開示の技術によれば、ＮＴＮ（Non-Terrestrial Network）環境に適合するＲＯ（RACH occasion）に係る設定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
ＮＴＮの例（１）を示す図である。
ＮＴＮの例（２）を示す図である。
ＮＴＮの例（３）を示す図である。
ＮＴＮの例（４）を示す図である。
本発明の実施の形態におけるＳＳＢとＲＯの関連付けの例を示す図である。
本発明の実施の形態における処理例を説明するためのフローチャートである。
本発明の実施の形態におけるＲＯ数の例を示す図である。
本発明の実施の形態における基地局１０の機能構成の一例を示す図である。
本発明の実施の形態における端末２０の機能構成の一例を示す図である。
本発明の実施の形態における基地局１０又は端末２０のハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例であり、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られない。
（【００１１】以降は省略されています）

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