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公開番号2025169521
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-14
出願番号2024074260
出願日2024-05-01
発明の名称太陽電池の配置支援装置及び太陽電池の配置支援方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G06Q 50/06 20240101AFI20251107BHJP(計算;計数)
要約【課題】日射量を容易に推定する。
【解決手段】太陽電池SCの配置支援装置10は、互いに異なる複数の撮像位置PからビルBLをそれぞれ撮像することによって得られる複数の画像データDimgに基づいて、ビルBLの表面の領域SARが分割された複数の部分領域PARと1対1に対応する複数の部分画像データDpimgを決定する決定部104と、複数の部分領域PARの各々の日射量を、複数の部分画像データDpimgのうち当該部分領域PARに対応する部分画像データDpimgに基づいて推定する推定部106と、推定部106によって推定された複数の部分領域PARの各々の日射量に基づいて、複数の部分領域PARから、太陽電池SCの配置に適した第1領域を特定する特定部108と、備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
互いに異なる複数の撮像位置から特定の建物をそれぞれ撮像することによって得られる複数の画像データに基づいて、前記特定の建物の表面の領域が分割された複数の部分領域と1対1に対応する複数の部分画像データを決定する決定部と、
前記複数の部分領域の各々の日射量を、前記複数の部分画像データのうち当該部分領域に対応する部分画像データに基づいて推定する推定部と、
前記推定部によって推定された前記複数の部分領域の各々の日射量に基づいて、前記複数の部分領域から、太陽電池の配置に適した第1領域を特定する特定部と、
を備える太陽電池の配置支援装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記複数の画像データの各々は、前記特定の建物を時系列で撮像することによって得られ、
前記複数の部分画像データの各々は、時系列のデータであり、
前記推定部は、
前記複数の部分領域の各々の時系列の日射量を、前記部分領域に対応する時系列の部分画像データに基づいて推定し、
前記時系列の部分画像データに基づいて推定された前記複数の部分領域の各々の時系列の日射量に基づいて、前記複数の部分領域の各々の特定期間における日射量を推定し、
前記特定部は、
前記推定部によって推定された前記複数の部分領域の各々の前記特定期間における日射量に基づいて、前記複数の部分領域から、前記第1領域を特定する、
請求項1に記載の太陽電池の配置支援装置。
【請求項3】
前記複数の画像データの各々は、前記特定の建物を時系列で撮像することによって得られ、
前記複数の部分画像データの各々は、時系列のデータであり、
前記推定部は、
前記複数の部分領域の各々の時系列の日射量を、前記部分領域に対応する時系列の部分画像データに基づいて推定し、
前記時系列の部分画像データに基づいて推定された前記複数の部分領域の各々の時系列の日射量に基づいて、前記複数の部分領域の各々の特定期間における日射量を推定し、
前記時系列の日射量に基づいて推定された前記複数の部分領域の各々の特定期間における日射量、前記特定の建物の位置、及び、前記複数の部分領域の各々の法線方向に基づいて、前記複数の部分領域の各々の年間の日射量を推定し、
前記特定部は、
前記推定部によって推定された前記複数の部分領域の各々の年間の日射量に基づいて、前記複数の部分領域から、前記第1領域を特定する、
請求項1に記載の太陽電池の配置支援装置。
【請求項4】
前記特定の建物の表面の領域は、前記複数の撮像位置に基づいて複数の撮像領域に分けられ、
前記複数の部分領域の各々は、前記複数の撮像領域のいずれかに含まれ、
前記決定部は、
前記複数の撮像位置及び前記特定の建物の位置に基づいて、前記複数の画像データの各々を、前記複数の撮像領域の各々を正面方向から見た画像を示す補正画像データに変換し、
前記複数の画像データの各々を変換した前記補正画像データに基づいて、前記複数の部分画像データを決定する、
請求項1に記載の太陽電池の配置支援装置。
【請求項5】
前記推定部は、
建物の日射量に関する学習モデルに少なくとも前記複数の部分画像データの各々を入力することによって前記学習モデルから出力される前記複数の部分画像データの各々に対応する日射量を示すデータを取得する、
請求項1に記載の太陽電池の配置支援装置。
【請求項6】
前記複数の画像データ及び前記複数の部分画像データは、RGB色空間に基づくRGB値を画素毎に示し、
前記学習モデルは、
前記建物の画像の示す明度及び彩度の少なくとも一方及び前記建物の画像を画素毎にRGB値で示す画像データを含む説明変数と日射量との関係を学習済みであり、
前記推定部は、
前記複数の部分画像データの各々の示す画像について、明度及び彩度の少なくとも一方を決定し、
前記複数の部分画像データの一の部分画像データと前記一の部分画像データに対応する明度及び彩度の少なくとも一方とを含む入力データを前記学習モデルに入力することによって前記学習モデルから出力される前記一の部分画像データに対応する日射量を示すデータを取得する、
請求項5に記載の太陽電池の配置支援装置。
【請求項7】
通信装置を介して前記複数の画像データを取得する取得部と、
前記特定部によって特定された前記第1領域を表示装置に表示する表示制御部と、
をさらに備える、
請求項1に記載の太陽電池の配置支援装置。
【請求項8】
互いに異なる複数の撮像位置から特定の建物をそれぞれ撮像することによって得られる複数の画像データに基づいて、前記特定の建物の表面の領域が分割された複数の部分領域と1対1に対応する複数の部分画像データを決定し、
前記複数の部分領域の各々の日射量を、前記複数の部分画像データのうち当該部分領域に対応する部分画像データに基づいて推定し、
前記部分画像データに基づいて推定された前記複数の部分領域の各々の日射量に基づいて、前記複数の部分領域から、太陽電池の配置に適した第1領域を特定する、
太陽電池の配置支援方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池の配置支援装置及び太陽電池の配置支援方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
太陽電池を新たに設置する場合、新たに設置する太陽電池の発電量等を予め予測できることが好ましい。例えば、特許文献1には、建物の屋根の領域のうち太陽電池パネルを設置可能な有効領域の面積、及び、当該有効領域の日射量に基づいて、屋根に設置される太陽電池パネルによる発電量を導出するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-135844号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、建物の日射量を現地で計測することは困難である。特に、建物の側面の日射量を計測することは困難である。このため、従来の技術では、日射量を容易に試算することができないといった課題があった。日射量を容易に試算することができない場合、太陽電池の配置に適した場所を容易に特定できない。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、日射量を容易に推定する技術の提供を、解決課題の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するために、本発明の好適な態様に係る太陽電池の配置支援装置は、互いに異なる複数の撮像位置から特定の建物をそれぞれ撮像することによって得られる複数の画像データに基づいて、前記特定の建物の表面の領域が分割された複数の部分領域と1対1に対応する複数の部分画像データを決定する決定部と、前記複数の部分領域の各々の日射量を、前記複数の部分画像データのうち当該部分領域に対応する部分画像データに基づいて推定する推定部と、前記推定部によって推定された前記複数の部分領域の各々の日射量に基づいて、前記複数の部分領域から、太陽電池の配置に適した第1領域を特定する特定部と、を備える。
【0007】
本発明の好適な態様に係る太陽電池の配置支援方法は、互いに異なる複数の撮像位置から特定の建物をそれぞれ撮像することによって得られる複数の画像データに基づいて、前記特定の建物の表面の領域が分割された複数の部分領域と1対1に対応する複数の部分画像データを決定し、前記複数の部分領域の各々の日射量を、前記複数の部分画像データのうち当該部分領域に対応する部分画像データに基づいて推定し、前記部分画像データに基づいて推定された前記複数の部分領域の各々の日射量に基づいて、前記複数の部分領域から、太陽電池の配置に適した第1領域を特定する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、日射量を容易に推定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る太陽電池の配置支援装置の概要を説明するための説明図である。
配置支援装置の構成を示すブロック図である。
決定部の動作の概要を説明するための説明図である。
推定部の動作の概要を説明するための説明図である。
各部分領域の特定期間における日射量の推定を説明するための説明図である。
配置支援装置の動作の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[1.実施形態]
図1は、実施形態に係る太陽電池SCの配置支援装置10の概要を説明するための説明図である。
(【0011】以降は省略されています)

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