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公開番号
2025154763
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024057943
出願日
2024-03-29
発明の名称
医療支援装置、方法およびプログラム
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G16H
20/00 20180101AFI20251002BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】情報処理装置、方法およびプログラムにおいて、患者および医療機関の負担を軽減しつつ、転倒予測を高精度で行うことができるようにする。
【解決手段】プロセッサは、対象患者に対する医療行為に対応付けられた日付情報を含む医療情報、および対象患者の転倒を予測する予測日情報を取得し、日付情報および予測日情報から導出される経過日数に基づいて対象患者の転倒を予測するように機械学習された予測モデルを用いて、対象患者の転倒予測情報を導出し、転倒予測情報を通知する医療支援方法。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサを備え、
前記プロセッサは、
対象患者に対する医療行為に対応付けられた日付情報を含む医療情報、および前記対象患者の転倒を予測する予測日情報を取得し、
前記日付情報および前記予測日情報から導出される経過日数に基づいて前記対象患者の転倒を予測するように機械学習された予測モデルを用いて、前記対象患者の転倒予測情報を導出し、
前記転倒予測情報を通知する医療支援装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記予測日情報は、前記対象患者の来院予定日である請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記予測日情報を取得し、
前記予測日情報が来院予定日として対応付けられた患者を前記対象患者とする請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項4】
前記日付情報は、前記対象患者に対する薬剤の処方日、前記対象患者に対する検査の実施日、前記対象患者に対する手術の実施日、前記対象患者の入院日、前記対象患者の退院日、および前記対象患者に対する診断日の少なくとも1つである請求項1または2に記載の医療支援装置。
【請求項5】
前記医療情報において、前記対象患者に対する医療行為に複数の日付情報が対応付けられている場合、
前記プロセッサは、
前記複数の日付情報のうち、前記予測日情報に最も近い特定日付情報を取得し、
前記特定日付情報および前記予測日情報から導出される経過日数に基づいて、前記予測モデルを用いて前記対象患者の前記転倒予測情報を導出する請求項1または2に記載の医療支援装置。
【請求項6】
前記特定日付情報から連続して前記医療行為が行われた日数に基づいて重みづけた前記転倒予測情報を導出する請求項5に記載の医療支援装置。
【請求項7】
前記特定日付情報または前記予測日情報から所定の期間内に医療行為が行われた日数に基づいて重みづけた前記転倒予測情報を導出する請求項5に記載の医療支援装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、前記経過日数とあらかじめ定められた第1しきい値とを比較し、前記第1しきい値以下となる前記経過日数に基づいて前記転倒予測情報を導出する請求項1または2に記載の医療支援装置。
【請求項9】
前記第1しきい値は、前記日付情報が対応付けられた前記医療情報の分類毎に異なる値が設定される請求項8に記載の医療支援装置。
【請求項10】
前記医療情報は、患者基本情報、疾患情報、薬剤情報、手術情報、検査情報、およびキーワード情報の少なくとも1つを含み、
前記日付情報は、少なくとも前記患者基本情報、前記疾患情報、前記薬剤情報、前記検査情報および前記手術情報の少なくとも1つに含まれ、
前記プロセッサは、前記経過日数と、前記患者基本情報、前記疾患情報、前記薬剤情報、前記手術情報、前記検査情報、および前記キーワード情報の少なくとも1つとに基づいて、前記予測モデルを用いて前記転倒予測情報を導出する請求項1または2に記載の医療支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、医療支援装置、方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
転倒は、加齢による筋力低下あるいは薬物の服用等によって引き起こり、患者のQOL(Quality Of Life)および生命予後に強く影響する重大なインシデントの1つである。このため、患者の転倒を防止するために、転倒を予測するための各種手法が提案されている。例えば特許文献1には、患者および患者の履き物に付与されたセンサにより取得された情報に基づいて、患者の転倒を予測するための手法が提案されている。また、特許文献2には、患者の活動情報、バイタル情報、診療計画等の計画情報、およびカルテに記録された事項を含む記録情報に基づいて、転倒を予測するように学習された学習モデルを使用して転倒を予測し、医療従事者に通知する手法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2006-228024号公報
特開2022-169193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された手法では、患者はセンサを有するウェアラブル端末等を身につける必要がある。また、医療機関は、ウェアラブル端末の動作および在庫管理が必要となる。このため、特許文献1に記載された手法は、患者および医療機関の双方の負担が大きい。一方、特許文献2に記載された手法は、各種情報に基づいて転倒予測ができるものの、薬剤の処方日時あるいは治療日時から転倒を予測するタイミングまでの経過日数を考慮していないため、転倒予測の精度が低い。
【0005】
本開示は上記事情に鑑みなされたものであり、患者および医療機関の負担を軽減しつつ、転倒予測を高精度で行うことができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示による医療支援装置は、少なくとも1つのプロセッサを備え、
プロセッサは、
対象患者に対する医療行為に対応付けられた日付情報を含む医療情報、および対象患者の転倒を予測する予測日情報を取得し、
日付情報および予測日情報から導出される経過日数に基づいて対象患者の転倒を予測するように機械学習された予測モデルを用いて、対象患者の転倒予測情報を導出し、
転倒予測情報を通知する。
【0007】
本開示による医療支援方法は、対象患者に対する医療行為に対応付けられた日付情報を含む医療情報、および対象患者の転倒を予測する予測日情報を取得し、
日付情報および予測日情報から導出される経過日数に基づいて対象患者の転倒を予測するように機械学習された予測モデルを用いて、対象患者の転倒予測情報を導出し、
転倒予測情報を通知する。
【0008】
本開示による医療支援プログラムは、対象患者に対する医療行為に対応付けられた日付情報を含む医療情報、および対象患者の転倒を予測する予測日情報を取得する手順と、
日付情報および予測日情報から導出される経過日数に基づいて対象患者の転倒を予測するように機械学習された予測モデルを用いて、対象患者の転倒予測情報を導出する手順と、
転倒予測情報を通知する手順とをコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、患者および医療機関の負担を軽減しつつ、転倒予測を高精度で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態による医療支援装置を適用した医療支援システムの概略構成を示す図
本実施形態による医療支援装置のハードウェア構成を示す図
本実施形態による医療支援装置の機能構成図
予測モデルの学習に使用する教師データを示す図
高リスク患者のリストを示す図
表示された寄与度を示す図
通知に含まれるメッセージを示す図
予約患者リストを示す図
本実施形態において行われる処理を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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