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公開番号2025154924
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024058214
出願日2024-03-29
発明の名称混合物、組成物、及び化合物
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類C09B 67/20 20060101AFI20251002BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】フタロシアニン化合物を含み、経時安定性及び耐光性が良好な混合物、上記混合物を含む組成物、及び新規フタロシアニン化合物を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表される化合物と、下記一般式(2)で表される化合物とを含む、混合物。前記混合物と、水、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等の溶媒と、を含む、組成物。
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【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記一般式(1)で表される化合物と、下記一般式(2)で表される化合物とを含む、
混合物。
JPEG
2025154924000018.jpg
58
71
一般式(1)中、A

は置換若しくは無置換のアルキル基、又は、置換若しくは無置換のアリール基を表し、複数のA

はすべて同一である。
Xは水素原子又はハロゲン原子を表す。
Mは金属原子又は金属原子の酸化物を表す。
JPEG
2025154924000019.jpg
58
71
一般式(2)中、A

は置換若しくは無置換のアルキル基、又は、置換若しくは無置換のアリール基を表し、複数のA

はすべて同一であり、一般式(2)におけるA

は、一般式(1)におけるA

と同じである。


は水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、又は、置換若しくは無置換のアリール基を表す。但し、A
1
とA

とは、互いに異なる。
Xは水素原子又はハロゲン原子を表し、一般式(1)におけるXと同じである。
Mは金属原子又は金属原子の酸化物を表し、一般式(1)におけるMと同じである。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記一般式(1)及び一般式(2)におけるA

が、置換基を有してもよいアルコキシカルボニル置換フェニル基、及び、置換基を有してもよいアリールオキシカルボニル置換フェニル基から選択される置換基である、請求項1に記載の混合物。
【請求項3】
前記一般式(1)及び一般式(2)におけるA

が、下記一般式(1p)で表される置換基である、請求項1又は請求項2に記載の混合物。
JPEG
2025154924000020.jpg
12
58
一般式(1p)中、R

は、置換若しくは無置換の炭素数1~8のアルキル基、又は、置換若しくは無置換の炭素数6~10のアリール基を表す。
【請求項4】
前記一般式(2)におけるA

が、置換基を有してもよいカルボキシ置換フェニル基、置換基を有してもよいアルコキシカルボニル置換フェニル基、及び、置換基を有してもよいアリールオキシカルボニル置換フェニル基から選択される置換基である、請求項1又は請求項2に記載の混合物。
【請求項5】
前記一般式(2)におけるA

が、下記一般式(2p)で表される置換基である、請求項1又は請求項2に記載の混合物。
JPEG
2025154924000021.jpg
12
57
一般式(2p)中、R

は、水素原子、置換若しくは無置換の炭素数1~8のアルキル基、又は、置換若しくは無置換の炭素数6~10のアリール基を表す。但し、一般式(2)におけるR

と、一般式(1)におけるR

とは互いに異なる。
【請求項6】
前記一般式(1)で表される化合物と、前記一般式(2)で表される化合物との含有比率が、質量比で90:10~99.9:0.1の範囲である請求項1又は請求項2に記載の混合物。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載の混合物と、溶媒と、を含む、組成物。
【請求項8】
前記溶媒が、水、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、酢酸エチル、酢酸ブチル、2-ブタノン、シクロヘキサノン、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、1,2-ヘキサンジオール、及びアジピン酸ジイソプロピルから選択される少なくとも1種を含む、請求項7に記載の組成物。
【請求項9】
さらに、分散剤を含む、請求項7に記載の組成物。
【請求項10】
さらに、界面活性剤を含む、請求項7に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、混合物、組成物、及び化合物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
フタロシアニン化合物は、色素化合物として有用であり、種々の化合物が知られている。
近赤外線に吸収を有する新規フタロシアニン化合物が提案されており(特許文献1参照)、例えば、光記録媒体として有用であることが記載されている。また、フタロシアニン色素としては、溶解性基又はその前駆体が異なるフタロニトリル、および、フタル酸誘導体から選ばれる少なくとも2種類と、金属誘導体と、を反応させて得たフタロシアニン色素が提案されている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-345861号公報
特開2003-12952号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載のフタロシアニン化合物は、経時による析出、凝集等の抑制という観点からは、改良の余地がある。
また、特許文献2に記載のフタロシアニン色素は、色素化合物としての耐光性に改良の余地がある。
【0005】
本開示の一実施形態が解決しようとする課題は、フタロシアニン化合物を含み、経時安定性及び耐光性が良好な混合物及び上記混合物を含む組成物を提供することである。
本開示の別の一実施形態が解決しようとする課題は、エステル側鎖を有する新規なフタロシアニン化合物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、以下の態様を含む。
<1>
下記一般式(1)で表される化合物と、下記一般式(2)で表される化合物とを含む、
混合物。
【0007】
JPEG
2025154924000001.jpg
58
71
【0008】
一般式(1)中、A

は置換若しくは無置換のアルキル基、又は、置換若しくは無置換のアリール基を表し、複数のA

はすべて同一である。
Xは水素原子又はハロゲン原子を表す。
Mは金属原子又は金属原子の酸化物を表す。
【0009】
JPEG
2025154924000002.jpg
58
71
【0010】
一般式(2)中、A

は置換若しくは無置換のアルキル基、又は、置換若しくは無置換のアリール基を表し、複数のA

はすべて同一であり、一般式(2)におけるA

は、一般式(1)におけるA

と同じである。


は水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、又は、置換若しくは無置換のアリール基を表す。但し、A
1
とA

とは、互いに異なる。
Xは水素原子又はハロゲン原子を表し、一般式(1)におけるXと同じである。
Mは金属原子又は金属原子の酸化物を表し、一般式(1)におけるMと同じである。
(【0011】以降は省略されています)

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