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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025154480
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024057509
出願日
2024-03-29
発明の名称
色補正システム及び情報処理装置
出願人
DIC株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
1/60 20060101AFI20251002BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】対象物を撮影した画像データの色情報の補正を、より容易に行うことができる色補正システム及び情報処理装置を提供すること。
【解決手段】対象物を撮影した画像データの色情報を補正する情報処理装置と、画像データを表示する表示装置と、を有する色補正システムであって、同一の撮影環境において撮影装置が撮影した対象物及びカラーチャートの画像データから対象物の表示領域を認識する表示領域認識部と、画像データにおけるカラーチャートの色の色情報を用いて、対象物の表示領域又は画像データの全体の表示領域の色の色情報を補正する第1の色補正部と、対象物の表示領域の色の色情報のユーザによる補正内容を学習した機械学習モデルを用いて、対象物の表示領域の色の色情報を補正する第2の色補正部と、を有する色補正システムである。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
対象物を撮影した画像データの色情報を補正する情報処理装置と、前記画像データを表示する表示装置と、を有する色補正システムであって、
同一の撮影環境において撮影装置が撮影した対象物及びカラーチャートの画像データから前記対象物の表示領域を認識する表示領域認識部と、
前記画像データにおける前記カラーチャートの色の色情報を用いて、前記対象物の表示領域又は前記画像データの全体の表示領域の色の色情報を補正する第1の色補正部と、
前記対象物の表示領域の色の色情報のユーザによる補正内容を学習した機械学習モデルを用いて、前記対象物の表示領域の色の色情報を補正する第2の色補正部と、
を有する色補正システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
色補正環境において、前記表示装置が表示する前記画像データの画像の色の色情報を補正する第3の色補正部、を更に有する
請求項1記載の色補正システム。
【請求項3】
前記第3の色補正部は、モニターキャリブレーション装置を用いた色補正、又は前記撮影環境において撮影された前記カラーチャートの画像の色と前記表示装置に表示された色補正用画像ファイルのカラーチャートの画像の色とを一致させるように前記表示装置の色情報を補正する
請求項2記載の色補正システム。
【請求項4】
前記第2の色補正部により前記色情報が異なるように補正された複数の前記画像データの画像を前記表示装置に表示し、採用する前記画像データの画像を決定する操作をユーザから受け付ける操作受付部、を更に有する
請求項1又は2記載の色補正システム。
【請求項5】
前記操作受付部は、前記色情報を修正する前記画像データの画像を選択するユーザの操作を受け付けた場合に、選択された前記画像データの画像の色の色情報を修正する操作をユーザから受け付ける画面を前記表示装置に表示する
請求項4記載の色補正システム。
【請求項6】
前記画面から前記色情報が修正された前記画像データの画像を採用する操作をユーザから受け付けた場合に、修正前の前記画像データの前記色情報と修正後の前記画像データの前記色情報とを、学習用データとして用いて、前記機械学習モデルを再学習する
請求項5記載の色補正システム。
【請求項7】
前記対象物は、電子商取引を行うWebサイトに掲載する商品であり、
前記第2の色補正部及び前記第3の色補正部は、前記Webサイトにおいて前記商品の画像を閲覧する閲覧者の表示装置の機種特性を考慮して前記色情報を補正する
請求項2又は3記載の色補正システム。
【請求項8】
対象物を撮影した画像データの色情報を補正する情報処理装置であって、
同一の撮影環境において撮影装置が撮影した対象物及びカラーチャートの画像データから前記対象物の表示領域を認識する表示領域認識部と、
前記画像データにおける前記カラーチャートの色の色情報を用いて、前記対象物の表示領域又は前記画像データの全体の表示領域の色の色情報を補正する第1の色補正部と、
前記対象物の表示領域の色の色情報のユーザによる補正内容を学習した機械学習モデルを用いて、前記対象物の表示領域の色の色情報を補正する第2の色補正部と、
補正後の前記画像データを出力する出力部と、
を有する情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、色補正システム及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、商品販売の一形態として電子商取引を行うWebサイト(ECサイト)が利用されるようになった。ECサイトにおいて商品販売を行う販売者は、販売する商品の情報をECサイトに掲載する必要がある。ECサイトに掲載する商品の情報の制作業務は、ささげ業務と呼ばれている。ささげ業務では、商品の撮影(画像の加工を含む)と、商品の採寸と、商品の説明文の作成とを行っている。なお、ささげ業務は、商品の売り上げを左右する重要な役割を果たすことが多い。このため、ECサイトにおいて商品販売を行う販売者は、ささげ業務を代行する業者(ささげ業務代行業者)を利用する場合もある。
【0003】
ささげ業務に含まれる商品の撮影(画像の加工を含む)では、商品を撮影し、商品を撮影した画像に対して各種の加工を行い、ECサイトに掲載する画像を制作する。各種の加工には、写り込みの消し込み、切り抜き、トリミング、リサイズ、及び色補正などが含まれている。
【0004】
色補正には、色合わせの為の色補正及び見栄えを良くする為の色補正が含まれる。色合わせの為の色補正は、実際の商品の色と、撮影した画像の商品の色と、を合わせるように行われる。この色合わせの為の色補正は、実際の商品の色と、ECサイトに掲載した画像の商品の色とが異なると、商品を購入する購入者からのクレームにも繋がる為に重要な作業である。また、見栄えを良くする為の色補正は、商品の魅力を引き出し、商品の売り上げをアップさせる為の重要な作業である。ただし、見栄えを良くしすぎて、実際の商品の色と異なりすぎた場合は、商品の購入者からのクレームにつながる。見栄えを良くする為の色補正は、購入者にとってより好印象を与えるため、購入者のクレームにつながらない程度に明るさや色調を微調整する作業であり、ささげ業務者の職人的な技術が必要となる。
【0005】
例えば、WEBマーケティングにおいて、提供側の情報が正しく表示されないと返品などに繋がり、社会的コストが増えることから、カラーチャートを用いて携帯通信端末の表示部の色補正を行う技術は、従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-64100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、ささげ業務に含まれる色補正の作業は、作業を行うユーザが、画像の加工が可能なソフトウェアを用いて手動で行っていた。したがって、ささげ業務に含まれる色補正の作業は、ささげ業務の作業を行うユーザにとって大変な作業であり、且つ、時間が掛かる作業の一つであった。なお、商品は、撮影する対象物の一例である。
【0008】
本発明の一実施形態は、対象物を撮影した画像データの色情報の補正を、より容易に行うことができる色補正システム及び情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態は、対象物を撮影した画像データの色情報を補正する情報処理装置と、前記画像データを表示する表示装置と、を有する色補正システムであって、同一の撮影環境において撮影装置が撮影した対象物及びカラーチャートの画像データから前記対象物の表示領域を認識する表示領域認識部と、前記画像データにおける前記カラーチャートの色の色情報を用いて、前記対象物の表示領域又は前記画像データの全体の表示領域の色の色情報を補正する第1の色補正部と、前記対象物の表示領域の色の色情報のユーザによる補正内容を学習した機械学習モデルを用いて、前記対象物の表示領域の色の色情報を補正する第2の色補正部と、を有する色補正システムである。
【0010】
また、本発明の一実施形態は、対象物を撮影した画像データの色情報を補正する情報処理装置であって、同一の撮影環境において撮影装置が撮影した対象物及びカラーチャートの画像データから前記対象物の表示領域を認識する表示領域認識部と、前記画像データにおける前記カラーチャートの色の色情報を用いて、前記対象物の表示領域又は前記画像データの全体の表示領域の色の色情報を補正する第1の色補正部と、前記対象物の表示領域の色の色情報のユーザによる補正内容を学習した機械学習モデルを用いて、前記対象物の表示領域の色の色情報を補正する第2の色補正部と、補正後の前記画像データを出力する出力部と、を有する情報処理装置である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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