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公開番号
2025153532
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024056061
出願日
2024-03-29
発明の名称
非開削推進工法
出願人
株式会社奥村組
,
植村技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E21D
9/04 20060101AFI20251002BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約
【課題】掘削作業を容易にする。
【解決手段】複数のルーフパイプ3により形成され地中に埋設された箱形ルーフを函体に置換することにより函体を地中に埋設する非開削推進工法が提供される。非開削推進工法は、ルーフパイプ列における先頭ルーフパイプ93内に掘削機20を固定する固定ステップと、先頭ルーフパイプの前方に位置する地山を掘削機により掘削する掘削ステップと、掘削機による掘削後にルーフパイプ列を前進させる推進ステップとを備える。掘削機は、ルーフパイプ内を走行可能でかつ先頭ルーフパイプ内に固定可能な固定部21と、地山の掘削を行う掘削器具26とを有する。固定部は、掘削機の前端部から後端部まで延びるコンベヤ29を有し、掘削器具26は、チッパー68と排土板69のアセンブリ70からなる第1種の掘削器具を含む。
【選択図】図21
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のルーフパイプにより形成され地中に埋設された箱形ルーフを函体に置換することにより前記函体を地中に埋設する非開削推進工法であって、
前記箱形ルーフは、複数の前記ルーフパイプを直列に連結してなるルーフパイプ列を、前記函体の外縁に沿うよう並列に配置して構成され、
前記非開削推進工法は、
前記ルーフパイプ列における先頭の先頭ルーフパイプ内に掘削機を固定する固定ステップと、
前記先頭ルーフパイプの前方に位置する地山を前記掘削機により掘削する掘削ステップと、
前記掘削機による掘削後に前記ルーフパイプ列を前進させる推進ステップと、
を備え、
前記掘削機は、
前記ルーフパイプ内を走行可能でかつ前記先頭ルーフパイプ内に固定可能な固定部と、
前記固定部に対し前後方向に移動可能となるよう前記固定部に設けられた前後移動部と、
前記前後移動部に対し、上下方向に延びる第1軸の回りに回動可能となるよう前記前後移動部に設けられた旋回部と、
前記旋回部に対し、前後方向に延びる第2軸の回りに回転可能となるよう、前記旋回部に設けられた回転部と、
前記回転部に対し、左右方向に延びる第3軸の回りに回動可能となるよう、前記回転部に設けられた起伏部と、
前記起伏部に対し、左右方向に延びる第4軸の回りに回動可能となるよう、前記起伏部に設けられた器具取付部と、
前記器具取付部に取り付けられた掘削器具と、
を備え、
前記固定部は、前記掘削機の前端部から後端部まで延びるコンベヤを有し、
前記掘削器具は、チッパーと排土板のアセンブリからなる第1種の掘削器具を含む
ことを特徴とする非開削推進工法。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記チッパーと前記排土板は互いに略垂直になるよう配置され、前記排土板が下側を向いた状態で、前記チッパーは前記排土板よりも前方に突出される
請求項1に記載の非開削推進工法。
【請求項3】
前記掘削ステップは、
前記先頭ルーフパイプの前方に位置する所定の掘削領域の前方に位置する所定の先行掘削部の地山を前記チッパーによりほぐすことと、
前記排土板を、前記先行掘削部に前記チッパーを突入させたときの位置から後方に移動することにより、前記掘削領域の底部に溜まった土砂を前記排土板により前記コンベヤに移送することと、
を含む
請求項2に記載の非開削推進工法。
【請求項4】
前記掘削器具は、シャベルからなる第2種の掘削器具を含み、
前記掘削器具は、前記器具取付部に着脱可能に取り付けられ、
前記第1種の掘削器具と前記第2種の掘削器具とは互いに交換可能である
請求項1に記載の非開削推進工法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は非開削推進工法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば既存の道路や線路等の地上対象物の地下に、これを横断するように地下道を構築する方法として、公知のR&C工法やSFT工法に代表されるような非開削推進工法が知られている。この非開削推進工法は、概して、複数のルーフパイプにより形成され地中に埋設された箱形ルーフを、地下構造物としての函体(ボックスカルバート)に置換することにより、函体を地中に埋設する工法である。箱形ルーフは、複数のルーフパイプを直列に連結してなるルーフパイプ列を、函体の外縁に沿うよう並列に配置して構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-172929号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
非開削推進工法においては、後方の発進側から前方の到達側に向かって地山の掘削とルーフパイプの挿入とを繰り返す。一方、地山の掘削は、先頭のルーフパイプ内に作業者が入って手作業で行っているのが現状である。掘削作業がはつり作業を中心とする困難な作業である上に、ルーフパイプ内のスペースが作業者にとって非常に狭いため、掘削作業は非常に困難な作業となっている。
【0005】
そこで本開示は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、掘削作業を容易にすることができる非開削推進工法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の態様によれば、
複数のルーフパイプにより形成され地中に埋設された箱形ルーフを函体に置換することにより前記函体を地中に埋設する非開削推進工法であって、
前記箱形ルーフは、複数の前記ルーフパイプを直列に連結してなるルーフパイプ列を、前記函体の外縁に沿うよう並列に配置して構成され、
前記非開削推進工法は、
前記ルーフパイプ列における先頭の先頭ルーフパイプ内に掘削機を固定する固定ステップと、
前記先頭ルーフパイプの前方に位置する地山を前記掘削機により掘削する掘削ステップと、
前記掘削機による掘削後に前記ルーフパイプ列を前進させる推進ステップと、
を備え、
前記掘削機は、
前記ルーフパイプ内を走行可能でかつ前記先頭ルーフパイプ内に固定可能な固定部と、
前記固定部に対し前後方向に移動可能となるよう前記固定部に設けられた前後移動部と、
前記前後移動部に対し、上下方向に延びる第1軸の回りに回動可能となるよう前記前後移動部に設けられた旋回部と、
前記旋回部に対し、前後方向に延びる第2軸の回りに回転可能となるよう、前記旋回部に設けられた回転部と、
前記回転部に対し、左右方向に延びる第3軸の回りに回動可能となるよう、前記回転部に設けられた起伏部と、
前記起伏部に対し、左右方向に延びる第4軸の回りに回動可能となるよう、前記起伏部に設けられた器具取付部と、
前記器具取付部に取り付けられた掘削器具と、
を備え、
前記固定部は、前記掘削機の前端部から後端部まで延びるコンベヤを有し、
前記掘削器具は、チッパーと排土板のアセンブリからなる第1種の掘削器具を含む
ことを特徴とする非開削推進工法が提供される。
【0007】
好ましくは、前記チッパーと前記排土板は互いに略垂直になるよう配置され、前記排土板が下側を向いた状態で、前記チッパーは前記排土板よりも前方に突出される。
【0008】
好ましくは、前記掘削ステップは、
前記先頭ルーフパイプの前方に位置する所定の掘削領域の前方に位置する所定の先行掘削部の地山を前記チッパーによりほぐすことと、
前記排土板を、前記先行掘削部に前記チッパーを突入させたときの位置から後方に移動することにより、前記掘削領域の底部に溜まった土砂を前記排土板により前記コンベヤに移送することと、
を含む。
【0009】
好ましくは、前記掘削器具は、シャベルからなる第2種の掘削器具を含み、
前記掘削器具は、前記器具取付部に着脱可能に取り付けられ、
前記第1種の掘削器具と前記第2種の掘削器具とは互いに交換可能である。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、掘削作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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