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公開番号2025147421
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-07
出願番号2024047669
出願日2024-03-25
発明の名称廃棄物分類処理装置
出願人株式会社奥村組
代理人弁理士法人翔和国際特許事務所
主分類G01N 21/27 20060101AFI20250930BHJP(測定;試験)
要約【課題】ごみ等の廃棄物を詳細に分類すること。
【解決手段】屋外に設置され、ベルトコンベアで搬送される廃棄物の種類および量を推定し、廃棄物を分類処理する廃棄物分類処理装置であって、ベルトコンベアを搬送されてくる廃棄物をふるい分けするふるい分け部と、ふるい分けされた廃棄物にハロゲン光を照射して、ハイパースペクトルカメラを用いて撮像した撮像画像から、廃棄物の反射光のスペクトルデータを抽出し、抽出したスペクトルデータに基づいて、ふるい分けされた廃棄物の種類および量を推定する推定部と、ふるい分けされた廃棄物を選別して、種類ごとに分類する分類部と、を備えた。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
屋外に設置され、ベルトコンベアで搬送される廃棄物の種類および量を推定し、前記廃棄物を分類処理する廃棄物分類処理装置であって、
前記ベルトコンベアを搬送されてくる前記廃棄物をふるい分けするふるい分け部と、
ふるい分けされた前記廃棄物にハロゲン光を照射して、ハイパースペクトルカメラを用いて撮像した撮像画像から、前記廃棄物の反射光のスペクトルデータを抽出し、抽出した前記スペクトルデータに基づいて、ふるい分けされた前記廃棄物の種類および量を推定する推定部と、
ふるい分けされた前記廃棄物を選別して、前記廃棄物の種類ごとに分類する分類部と、
を備えた廃棄物分類処理装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記ベルトコンベアには、前記ベルトコンベアによる搬送方向において、前記ベルトコンベアに載置された廃棄物が、前記フレーム部の下方を通過する直前の位置に、前記ベルトコンベアに対して所定の高さで搬送方向を横切る方向に、水平に配置され、前記廃棄物の表面を均すための棒状または板状の均し治具が設けられている請求項1に記載の廃棄物分類処理装置。
【請求項3】
前記分類部において分類された前記廃棄物の種類および量と、前記推定部において推定された前記廃棄物の種類および量と、を照合する照合部をさらに備えた請求項1または2に記載の廃棄物分類処理装置。
【請求項4】
前記推定部は、前記ハイパースペクトルカメラを所定位置に設置するための設置架台をさらに有する請求項1または2に記載の廃棄物分類処理装置。
【請求項5】
前記推定部おける廃棄物の種類と量の推定は、予め機械学習によって生成した推定モデルを有する人工知能によって行われる請求項1または2に記載の廃棄物分類処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、廃棄物分類処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
上記技術分野において、特許文献1には、ごみピット内のごみの表面に赤外線レーザーを照射してごみの特性を示す値またはごみの分類を機械学習させた学習済みモデルを用いて、ごみの特性を示す値等を推定することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-183891号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、赤外線を用いて室内におけるごみの特性や質を推定するものであり、ごみ等の廃棄物を詳細に分類することができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明に係る廃棄物分類処理装置は、
屋外に設置され、ベルトコンベアで搬送される廃棄物の種類および量を推定し、前記廃棄物を分類処理する廃棄物分類処理装置であって、
前記ベルトコンベアを搬送されてくる前記廃棄物をふるい分けするふるい分け部と、
ふるい分けされた前記廃棄物にハロゲン光を照射して、ハイパースペクトルカメラを用いて撮像した撮像画像から、前記廃棄物の反射光のスペクトルデータを抽出し、抽出した前記スペクトルデータに基づいて、ふるい分けされた前記廃棄物の種類および量を推定する推定部と、
ふるい分けされた前記廃棄物を選別して、前記種類ごとに分類する分類部と、
を備えた。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ごみ等の廃棄物を詳細に分類することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の好ましい実施形態に係る設置架台を設置した状態を示す側面模式図である。
本発明の好ましい実施形態に係る設置架台を設置した状態を示す正面模式図である。
本発明の好ましい実施形態に係る設置架台を用いて設置したハイパースペクトルカメラによる廃棄物の推定の仕方を説明するための模式図である。
本発明の好ましい実施形態に係る設置架台の変形例を設置した状態を示す正面図である。
本発明の好ましい実施形態に係る設置架台のフレーム部の構成について説明するための図である。
本発明の好ましい実施形態に係る設置架台のフレーム部の他の構成について説明するための図である。
本発明の好ましい実施形態に係る設置架台のカメラ設置部の構成について説明するための斜視図である。
本発明の好ましい実施形態に係る設置架台のカメラ設置部の構成について説明するための正面図である。
本発明の好ましい実施形態に係る設置架台を用いた推定部を含む廃棄物分類処理装置の全体構成を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
【0009】
本発明の好ましい実施形態に係るハイパースペクトルカメラの設置架台について、図1~図7を用いて説明する。ハイパースペクトルカメラ11の設置架台1は、屋外に配置される。そして、設置架台1は、ベルトコンベア14で運搬される廃棄物13の種類および量を推定するためのハイパースペクトルカメラ11を所定位置に設置するために用いられる。ここで、廃棄物13は、屋外で大量に発生する災害廃棄物(紙類、木、プラスチック等)や、産業廃棄物の混合廃棄物などである。
【0010】
近年は、気候変動や自然災害の頻発化・激甚化に伴い、毎年、災害廃棄物が大量に発生する状態が継続して発生している。災害廃棄物は、災害の種類や発生個所等により質(種類)や量などが異なるため、廃棄物の種類や発生量を迅速に把握するとともに、各種災害特性に応じて処理方法を最適化する必要があった。
(【0011】以降は省略されています)

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