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公開番号2025151767
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024053352
出願日2024-03-28
発明の名称血圧測定装置および血圧測定方法
出願人太陽誘電株式会社
代理人個人,個人
主分類A61B 5/022 20060101AFI20251002BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】使用者に校正の必要性を正確に知らせる。
【解決手段】一態様に係る血圧測定装置は、脈波を計測する計測部と、上記脈波に基づいて血圧を算出する血圧算出部と、上記脈波が入力されて信号を学習済みモデルによって出力する信号出力部と、上記信号における上記脈波の再現の良否を判定する判定部と、を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
脈波を計測する計測部と、
前記脈波に基づいて血圧を算出する血圧算出部と、
前記脈波が入力されて信号を学習済みモデルによって出力する信号出力部と、
前記信号における前記脈波の再現の良否を判定する判定部と、
を備える血圧測定装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記判定部は、前記脈波に基づいた血圧の算出値と前記信号に基づいた血圧の算出値との差分に基づいて、前記脈波の再現の良否を判定する請求項1に記載の血圧測定装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記脈波の再現が不良と判定した場合、血圧値の校正の指示を出力する請求項1に記載の血圧測定装置。
【請求項4】
前記学習済みモデルは、前記脈波の再現が不良と判定された場合、前記脈波に基づいて再学習される請求項1に記載の血圧測定装置。
【請求項5】
脈波を計測するステップと、
前記脈波に基づいて血圧を算出するステップと、
前記脈波が入力されて信号を学習済みモデルによって出力するステップと、
前記信号における前記脈波の再現の良否を判定するステップと、
を有する血圧測定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、血圧測定装置および血圧測定方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、脈波から血圧を推定する血圧測定装置が知られており、血圧を推定する方式としても様々な方式が知られている。
例えば特許文献1には、脈波波形を1階微分して得られる波形の第1ピークの波高(v)と微分前の脈波波形での第1ピークの立ち上がりの波高(ΔP)との比(v/ΔP)に基づいて血圧を算出する技術が提案されている。
【0003】
従来提案されている技術では、加齢、体質変化、疾患の状態変化、気候変化、装置の経年変化等といった種々の要因により、基準となる血圧計の測定値と比較した校正が一定期間毎に必要となるものが多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4645259号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、血圧測定の精度を維持するために高い頻度で校正が行われると使用者の負担が増し、利便性が低下する。一方で、校正頻度が低いと血圧測定の精度が低下する。このため、校正の必要性を使用者に対して正確に知らせて、適切な間隔で校正が行われることが望まれる。
【0006】
上記事情に鑑み、本発明は、使用者に校正の必要性を正確に知らせることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る血圧測定装置は、脈波を計測する計測部と、上記脈波に基づいて血圧を算出する血圧算出部と、上記脈波が入力されて信号を学習済みモデルによって出力する信号出力部と、上記信号における上記脈波の再現の良否を判定する判定部と、を備える。
【0008】
本発明の一態様に係る血圧測定装置によれば、上記判定部は、上記脈波に基づいた血圧の算出値と上記信号に基づいた血圧の算出値との差分に基づいて、上記脈波の再現の良否を判定する。
本発明の一態様に係る血圧測定装置によれば、上記判定部は、上記脈波の再現が不良と判定した場合、血圧値の校正の指示を出力する。
【0009】
本発明の一態様に係る血圧測定装置によれば、上記学習済みモデルは、上記脈波の再現が不良と判定された場合、上記脈波に基づいて再学習される。
本発明の一態様に係る血圧測定方法は、脈波を計測する計測ステップと、上記脈波に基づいて血圧を算出する血圧算出ステップと、上記脈波が入力されて信号を学習済みモデルによって出力するステップと、上記信号における上記脈波の再現の良否を判定するステップと、を有する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、使用者は校正の必要性を正確に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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