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公開番号
2025151743
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024053309
出願日
2024-03-28
発明の名称
眼科装置、眼科装置を制御する方法、プログラム、及び記録媒体
出願人
株式会社トプコン
代理人
個人
主分類
A61B
3/135 20060101AFI20251002BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】シャインプルーフ光学系を用いた前眼部イメージングで得られた画像やデータをユーザーに好適に提示する。
【解決手段】実施形態の眼科装置1の正面撮影部4は、被検眼Eの前眼部に照明光を投射し、前眼部を正面から撮影する。シャインプルーフ撮影部5は、被検眼Eの前眼部にスリット光を投射し、前眼部を撮影する。位置関係決定部81は、正面撮影部4により生成された正面画像と、シャインプルーフ撮影部5により生成されたシャインプルーフ画像との間の位置関係を決定する。表示制御部71は、正面撮影部4により生成された正面画像と、シャインプルーフ撮影部5により生成されたシャインプルーフ画像と、位置関係決定部81により決定された位置関係に基づく位置関係情報とを表示部11に表示させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
被検眼の前眼部に照明光を投射する照明系と、前記前眼部を正面から撮影する正面撮影系とを含む第1の撮影部と、
前記前眼部にスリット光を投射するスリット照明系と、前記前眼部を撮影する撮影系とを含み、前記スリット照明系と前記撮影系とがシャインプルーフ光学系として構成された第2の撮影部と、
前記第1の撮影部により生成された正面画像と、前記第2の撮影部により生成されたシャインプルーフ画像との間の位置関係を決定する位置関係決定部と、
表示部と、
前記正面画像と、前記シャインプルーフ画像と、前記位置関係に基づく位置関係情報とを、前記表示部に表示させる表示制御部と
を含む、眼科装置。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記位置関係決定部は、前記シャインプルーフ画像における前記スリット光の投射位置に対応する前記正面画像中の位置を前記位置関係として決定し、
前記表示制御部は、前記スリット光の前記投射位置を示す投射位置情報を前記位置関係情報として前記正面画像に重ねて表示させる、
請求項1の眼科装置。
【請求項3】
前記第2の撮影部の前記撮影系は、互いに異なる方向から前記前眼部を撮影する一対の撮影系を含み、
前記スリット照明系と前記一対の撮影系のそれぞれとは、シャインプルーフ光学系として構成されており、
前記表示制御部は、前記一対の撮影系により前記前眼部を同時に撮影して生成されたシャインプルーフ画像ペアを、前記正面画像及び前記位置関係情報とともに前記表示部に表示させる、
請求項1の眼科装置。
【請求項4】
操作部を更に含み、
前記正面画像及び前記シャインプルーフ画像のうちの第1の画像の部分領域を拡大表示させるための指示が前記操作部を用いて行われたとき、前記表示制御部は、前記第1の画像の前記部分領域の拡大表示と、前記第1の画像の前記部分領域に対応する第2の画像の部分領域の拡大表示とを実行する、
請求項1の眼科装置。
【請求項5】
前記第1の撮影部及び前記第2の撮影部を移動する移動機構を更に含み、
前記第2の撮影部は、前記移動機構によって移動されつつ、前記スリット光が投射された前記前眼部の撮影を複数回実行することにより、前記スリット光の複数の投射位置に対応する複数のシャインプルーフ画像を生成する、
請求項1の眼科装置。
【請求項6】
操作部を更に含み、
前記位置関係決定部は、前記正面画像と、前記複数のシャインプルーフ画像のそれぞれとの間の位置関係を決定し、
前記操作部を用いて前記正面画像中の位置が指定されたとき、前記表示制御部は、当該指定位置に対応するシャインプルーフ画像を前記複数のシャインプルーフ画像のうちから選択して前記表示部に表示させ、且つ、選択されたシャインプルーフ画像に対応する前記スリット光の投射位置を示す投射位置情報を前記位置関係情報として前記正面画像に重ねて表示させる、
請求項5の眼科装置。
【請求項7】
前記第2の撮影部の前記撮影系は、互いに異なる方向から前記前眼部を撮影する一対の撮影系を含み、
前記スリット照明系と前記一対の撮影系のそれぞれとは、シャインプルーフ光学系として構成されており、
前記第2の撮影部は、前記移動機構によって移動されつつ、前記スリット光が投射された前記前眼部の前記一対の撮影系による同時撮影を複数回実行することにより、前記スリット光の複数の投射位置に対応する複数のシャインプルーフ画像ペアを生成し、
前記操作部を用いて前記正面画像中の位置が指定されたとき、前記表示制御部は、当該指定位置に対応するシャインプルーフ画像ペアを前記複数のシャインプルーフ画像ペアのうちから選択して前記表示部に表示させ、且つ、選択されたシャインプルーフ画像ペアに対応する前記スリット光の投射位置を示す投射位置情報を前記位置関係情報として前記正面画像に重ねて表示させる、
請求項6の眼科装置。
【請求項8】
操作部を更に含み、
前記位置関係決定部は、前記正面画像と、前記複数のシャインプルーフ画像のそれぞれとの間の位置関係を決定し、
前記操作部を用いて前記複数のシャインプルーフ画像のうちからシャインプルーフ画像が選択されたとき、前記表示制御部は、選択された前記シャインプルーフ画像を前記表示部に表示させ、且つ、選択された前記シャインプルーフ画像に対応する前記スリット光の投射位置を示す投射位置情報を前記位置関係情報として前記正面画像に重ねて表示させる、
請求項5の眼科装置。
【請求項9】
前記複数のシャインプルーフ画像から再構成画像を生成する画像再構成部を更に含み、
前記表示制御部は、前記再構成画像を前記表示部に表示させ、且つ、表示されている前記シャインプルーフ画像に対応する前記スリット光の投射位置を示す投射位置情報を前記位置関係情報として前記再構成画像に重ねて表示させる、
請求項5の眼科装置。
【請求項10】
前記複数のシャインプルーフ画像から3次元レンダリング画像を生成する画像レンダリング部を更に含み、
前記表示制御部は、前記3次元レンダリング画像を前記表示部に表示させ、且つ、表示されている前記シャインプルーフ画像に対応する前記スリット光の投射位置を示す投射位置情報を前記位置関係情報として前記3次元レンダリング画像に重ねて表示させる、
請求項5の眼科装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、眼科装置、眼科装置を制御する方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
眼科分野において画像診断は重要な役割を果たしている。眼科画像診断においては、スリットランプ顕微鏡、眼底カメラ、走査型レーザー検眼鏡(SLO)、光干渉断層計(OCT)など、様々な種類の眼科装置(眼科イメージング装置)が用いられる。イメージング機能を有する眼科装置は、これら眼科イメージング装置に限定されるものではなく、レフラクトメータ、ケラトメータ、眼圧計、スペキュラーマイクロスコープ、ウェーブフロントアナライザ、マイクロペリメータといった眼科検査装置や眼科測定装置にもイメージング機能が搭載されている。
【0003】
前眼部イメージングにおいては主にスリットランプ顕微鏡や光干渉断層計が用いられてきたが、別のモダリティの提案もなされてきており、その例として、シャインプルーフ光学系を用いた眼科装置がある(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-49320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の1つの目的は、シャインプルーフ光学系を用いた前眼部イメージングで得られた画像やデータをユーザーに好適に提示するための新たな手法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の1つの例示的な態様は、眼科装置であって、被検眼の前眼部に照明光を投射する照明系と、前記前眼部を正面から撮影する正面撮影系とを含む第1の撮影部と、前記前眼部にスリット光を投射するスリット照明系と、前記前眼部を撮影する撮影系とを含み、前記スリット照明系と前記撮影系とがシャインプルーフ光学系として構成された第2の撮影部と、前記第1の撮影部により生成された正面画像と、前記第2の撮影部により生成されたシャインプルーフ画像との間の位置関係を決定する位置関係決定部と、表示部と、前記正面画像と、前記シャインプルーフ画像と、前記位置関係に基づく位置関係情報とを、前記表示部に表示させる表示制御部とを含んでいる。
【0007】
実施形態の別の例示的な態様は、眼科装置であって、被検眼の前眼部に照明光を投射する照明系と、前記前眼部を正面から撮影する正面撮影系とを含む第1の撮影部と、前記前眼部にスリット光を投射するスリット照明系と、前記前眼部を撮影する撮影系とを含み、前記スリット照明系と前記撮影系とがシャインプルーフ光学系として構成された第2の撮影部と、前記第1の撮影部により生成された正面画像と、前記第2の撮影部により生成されたシャインプルーフ画像との間の位置関係を決定する位置関係決定部と、前記シャインプルーフ画像を解析して解析データを生成する画像解析部と、表示部と、前記正面画像及び前記シャインプルーフ画像を前記表示部に表示させ、且つ、前記位置関係に基づいて前記解析データを前記正面画像に重ねて表示させる表示制御部とを含んでいる。
【0008】
実施形態の更に別の例示的な態様は、眼科装置であって、被検眼の前眼部に照明光を投射する照明系と、前記前眼部を正面から撮影する正面撮影系とを含む第1の撮影部と、前記前眼部にスリット光を投射するスリット照明系と、前記前眼部を撮影する撮影系とを含み、前記スリット照明系と前記撮影系とがシャインプルーフ光学系として構成された第2の撮影部と、前記第1の撮影部により生成された正面画像と、前記第2の撮影部により生成されたシャインプルーフ画像との間の位置関係を決定する位置関係決定部と、前記正面画像を解析して解析データを生成する画像解析部と、表示部と、前記正面画像及び前記シャインプルーフ画像を前記表示部に表示させ、且つ、前記位置関係に基づいて前記解析データを前記シャインプルーフ画像に重ねて表示させる表示制御部とを含んでいる。
【0009】
実施形態の更に別の例示的な態様は、眼科装置であって、被検眼の前眼部に照明光を投射する照明系と、前記前眼部を正面から撮影する正面撮影系と、前記正面撮影系の焦点位置を変更する焦点位置変更部とを含み、前記正面撮影系の複数の焦点位置に対応する複数の正面画像を生成する第1の撮影部と、前記前眼部にスリット光を投射するスリット照明系と、前記前眼部を撮影する撮影系とを含み、前記スリット照明系と前記撮影系とがシャインプルーフ光学系として構成された第2の撮影部と、第1の撮影部により生成された前記複数の焦点位置に対応する前記複数の正面画像のそれぞれと、前記第2の撮影部により生成されたシャインプルーフ画像との間の位置関係を決定する位置関係決定部と、表示部と、操作部と、前記操作部を用いて前記シャインプルーフ画像中の位置が指定されたとき、当該指定位置及び前記位置関係に基づいて、前記複数の正面画像のうちの1つ以上の正面画像を前記表示部に表示させる表示制御部とを含んでいる。
【0010】
実施形態の更に別の例示的な態様は、眼科装置であって、被検眼の前眼部に照明光を投射する照明系と、前記前眼部を正面から撮影する正面撮影系と、前記正面撮影系の焦点位置を変更する焦点位置変更部とを含み、前記正面撮影系の複数の焦点位置に対応する複数の正面画像を生成する第1の撮影部と、前記前眼部にスリット光を投射するスリット照明系と、前記前眼部を撮影する撮影系とを含み、前記スリット照明系と前記撮影系とがシャインプルーフ光学系として構成された第2の撮影部と、第1の撮影部により生成された前記複数の焦点位置に対応する前記複数の正面画像のそれぞれと、前記第2の撮影部により生成されたシャインプルーフ画像との間の位置関係を決定する位置関係決定部と、表示部と、操作部と、前記操作部を用いて前記シャインプルーフ画像中の位置が指定されたとき、当該指定位置及び前記位置関係に基づいて、前記複数の正面画像のうちの2つ以上の正面画像の合成画像を生成する画像合成部と、前記合成画像を前記表示部に表示させる表示制御部とを含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)
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